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宮島衣瑛の教育観

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#宮島衣瑛

生成 AI 時代の創造性についての考察―最後に残るものはなにか

生成 AI 時代の創造性についての考察―最後に残るものはなにか

2023年度に入ってからずっと、「生成AI時代の教育と創造性」というテーマを深めてきた。そのひとつの結果が、先日登壇したGENEEのシンポジウムで発表した内容である。

10年にわたり、創造的なプログラミング教育を中心に実践・研究活動をしてきた身としては、生成AIの登場は完全に追い風だと思っている。作ることにフォーカスする時代がやっときた!という感覚。今日は、よく講演では話しているけど note

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生成AI時代のプログラミング教育 ―つくること・学ぶことの歓びに向かって―

生成AI時代のプログラミング教育 ―つくること・学ぶことの歓びに向かって―

シンポジウムの感想10月9日(月)に東京大学情報学館福武ホールで開催された、GENEE 第三回シンポジウムに登壇しました。大先生方の末席に加えていただき、大変ありがたく貴重な経験をさせていただきました。まずは見てくださった皆様、関係者の皆様に御礼申し上げます。

私からは「生成AI時代のプログラミング教育 〜つくること・学ぶことの歓びに向かって〜」というタイトルで発表させていただきました。当日使っ

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#1 僕がプログラミング道場を開いたわけ

#1 僕がプログラミング道場を開いたわけ

2019年の目標のひとつに **発信力の強化** があるので、今年は呼吸をするようにnoteに考えをまとめていきたいです。
ナンバリング記事第一弾として、僕が CoderDojo Kashiwa を始めた理由を書こうと思います。ありがたいことに僕はたまにメディアに取り上げていただくことがあるのですが、そのときに大体聞かれていたのがこのテーマです。

Scratch@MIT 2012 と Coder

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教員志望学生のためのプログラミング教育が自分の中でアツい話

教員志望学生のためのプログラミング教育が自分の中でアツい話

こんにちは、宮島衣瑛です。前回のnoteからかなり時間が経ってしまい、「呼吸をするようにnoteを書く」ことが完全に途切れてしまっている感じがあります。(なのでタイトルからナンバリングをとったw)ごめんなさい。

今日のテーマは「教員志望学生のためのプログラミング教育」です。ちょうど1年ほど前に、子どもプログラミングサミット2018 in Tokyo に登壇するために使うスライド資料を作っていたと

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