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雨と雲に誘われた出雲旅

もう11月も終わりに近づきつつある。
月はどんどん丸みを帯びて、ふっくらぽっちゃり。
毎夜、木星と満ちていく月の共演を楽しむ初冬の夜。

先月のお伊勢さんに続き、今月は長年お付き合いのあるお客さまにご案内いただいて初出雲。いただいたご縁に感謝、ありがたい旅をさせてもらった。

大山の大神山神社。お山の清々しく凛とした気にふれて元気をいただく。
摂社の弁財天社もとても良かった。今度は大山のお山も登ってみたい。
参道の仏さま。
自然石が敷き詰められた参道が珍しかった。
標高が高いからか周りの森には見たことない植物が咲いていた。
美保神社は海のすぐ傍にある。
どこのお宮さんもしめ縄に迫力がある。出雲地方の特徴かな。
日御碕神社。雨風に清められた感じがするお参りだった。
参道の入り口にある茶店でいただいたおぜんざい。心も身体も温まった。
出雲大社のしめ縄。その大きさに圧倒されて大笑いするしかない・・・
唖然とするわたし。関西ではこんなの見たことない。
出雲といえば、やっぱりお蕎麦。ちょっと色黒で素朴な感じのするお蕎麦。
美味しかった〜
最後にお参りした須佐神社。お向かいの天照社も良かった。

雨と風と雲に出迎えられた今回の旅。さすが出雲と呼ばれるだけあって様々な姿の雲に出会った。

雨のときにしか見ることのできない風景がある。人生も同じく、苦難のときにしか出会えない自分がいる。その自分を見るのは、ちょっと心がチクッとすることもあるけれど、いちどその自分に出会えたら、それから後は味方になってくれる。

見たいけど見たくないこと、これまでちゃんと見ようとして来なかったこと、今月はそんな自分に出会う時間でもあった。旅の間にカイロプラクティックにもご案内してくださったのだけど、その先生のおっしゃったひと言が忘れられない。

「人生半分で生きて来ましたね・・・」

この言葉に思い当たることが多すぎてハッとさせられた。年々、歳を重ねるごとに気になっていた身体の左右差が思っていたよりも大きくなっていたみたいで自分でもセルフケアに努めてはいたものの、やはり人の手が入ると自分だけでは気づけなかったことに気づかされる。女性性と男性性、左脳と右脳、プライベートと仕事、母方から受け継いだものと父方から受け継いだもの、過去と未来など身体の左右のバランスを調整することは生き方や思考の癖を見直すことでもある。

長年のパターンを変えるために少しずつできることから取り組んでみよう。10年後の私のために。旅から戻って、仕事中の姿勢を改善するべく新しいものを取り入れたり、教えていただいた体操をやったり、いろいろ試行錯誤中。こういうプロセスそのものが自分を受け容れ、愛していくことにつながっているんだな〜

今度は大山登山と綺麗な夕陽を見に再訪したい。それまでに足腰を鍛え直しとかないと!

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