１５年以上隣にいる相棒(未来のわたしとの交換日記8.13)

長いことお気に入りで、一緒に過ごしてきている相棒がいます。
中学生の頃買った、スイマーのシャーペンです。
何の特別な機能も付いていないけど、１５年以上一緒にいる相棒です。
あの頃青春期を過ごした一人として、スイマーの閉店は寂しかったけど、この子だけは、今もわたしの隣にいます。

やっすいシャーペンです。

なんの機能もないし、うさぎの形をしているから、多少持ちずらさだってある。硬いし、うさぎの耳を押さないといけないから、なれていなければ芯を出すのにノックするのもやりズラい。本当にただのシャーペンでしかない。でも、今まで壊れずに、わたしとともにいてくれている。学生でなくなった時に、筆箱に入れるのはやめたけど、今でも文房具の一軍。

壊れるまで、共にいたいし、
壊れても、道具箱にいてほしい。
あの頃買った、みるきーペンも、キラキラのグリッターボールペンも、ドクターグリップも、サイドノック式のボールペンも、カチカチいう消しゴムももう手元にないけれど、授業のノートも、友達に手紙を書いていたことも、鬱々とした日記を書いていたことも、内容は覚えてないけど、しっかり覚えてる。

たくさんの道具に助けられてきた。
これからもたくさんの道具に助けられて、いろんなことをしていくのだろうな。

仲良しのこの相棒に、これからもよろしく、と思いつつ、
新しい道具、相棒との新しい素敵な出会いも、心待ちにしている。

未来のわたしとの交換日記
８月１４日のわたしより