見出し画像

調合調味料の超・開発秘密基地

考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。
ちなみにそれでお金をもらえるかどうか、稼ぐことができるかどうかはとりあえず考えないので具体的な収入のことは考えないことにしよう。


発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。


いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。




前回はワンタンのお店について考えた。
「世の中にはラーメンが苦手でも、ラーメンのスープを味わいたい人がいる」という観点と、ワンタンの普及率的なものを組み合わせて考えてみた。

実際僕もワンタンが好きなのだが、ワンタンだけのスープを置いているところは多くないし、しかもワンタンは基本的に醤油味のスープに入っている事が考えると、ワンタンが食べたいなぁと思った時に、味は限定されてしまうとなるとちょっと悔しい。

ワンタンスープがもっとポピュラーなものになればなぁと思ったし、ラーメンは=太るなどの理由で食べない人も多いはず。
ね。そんなこんなでワンタンが食べたくなってきたでしょ?うまいよ!ワンタンは!


と、そんな感じでワンタンのことを考えながら友人と「砂町銀座」に行くと、ワンタンのお店があった!
僕は行けなかったけど、やっぱりワンタンだけ食べたい「ワンタンファン」は確実にいるなぁと実感した瞬間だった。




今回は、またまた飲食店系ではあるが、「手作り調味料屋さん」なんてものはどうだろうか?と考えた。
食べるものの味は調味料で決まる。僕が聞いた話だと、食材を安いものにしたとしても、調味料をケチったりしなければ十分においしいものは作れると言う。確かに、テキトーな味つけをすると食事というのは全く美味しくなくなるものだ。

であれば、ちょっと工夫したタレだったり、独自の調合した調味料が美味しければ、食卓はもっと色付くに違いないだろう。


独自の調味料なんて、言うなればどこにだって売っている。小瓶に入って500円とかなんとかで、ご飯につけて食べたらいいよ的な味噌だったり…。
いや、僕がイメージしているのはもうちょっと違うものだ。
なんというか、お店のソースとか漬け込むタレとか、かけるソースなどなど…である。

焼肉屋さんなどに行くと、お店のオススメ調味ダレが置いてあったり、極秘のスパイス塩が置いてあったりする。田楽に付ける味噌的なものだったりと、まさにあんな感じである。

「このタレがうまいんだよなぁ」と思ったりすることがあるかもしれないが、お店の味を家で再現できたりするとかなり嬉しいものだ。

塩や醤油やドレッシングは小瓶に入っていて買えるものがあるが、それとはやや違う「独自に調合した味付け」を求めているならおもしろいなぁと感じた次第だ。

まだイメージが湧かないなぁと感じるなら、例えば…「ハッピーターン」の味付け調味料がもし販売されるなら買いたい人は多くいるはずだろうし、モスバーガーの「照り焼きソース」やマクドナルドの「ナゲットソース」が売ってあったらどうだろうか?
買いたくなる人はけっこう多くいるんじゃないだろうか?


僕は中学生くらいから料理することに興味を持っていて、例えば煮物を作ったり、それこそ照り焼きやスープを作る際に「どんな調合をしたらこんな味になるんだろう?」と考えていて、母親に聞きまくったのが料理に興味を持ったきっかけである。

今となれば、なんとなく体が調合方法を覚えていて、あんまり考えることなく煮物やスープや炒め物の味付けをする事ができる。
自分はそれを感覚でできるのだが、料理をはじめたばかりの人はそんなことはできないと思うのだ。


もしそれを考えたりするのが得意であって独自の万能ダレを作り出せたら、そりゃもうおもしれーなと思ったという話である。


と、ここまで考えたところで、クックドゥの中華の簡単調味料とか、マルミヤなんかの簡単調味料がパッと出てきたりはしたが、なんだろうな、ああいう一度きりの調味料もいいが、もうちょい長く使われるような調味ダレ的なものをイメージしている。
お味噌汁に七味唐辛子を入れたり、マヨネーズにカラシを入れたり粗挽き黒胡椒を混ぜ込んだりするかもしれない。まさにあれは独自の調合調味料だろう。あんな感じの調味ダレをもうちょっと手間をかけて複雑にしたものが作れたらなぁというところである。

もっとお店の幅を増やすなら、お店からの依頼を受けて独自の調味料を作ったりアドバイスしたりすることもできるかもしれない。


このニュアンスが伝わって欲しいな…。



気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。