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変化のタイミング探し

本格的に寒さが冬になってきた。
外に出てじっとしていると、ガチガチ身体が縮こまって緊張したように強張る。
このままじっとしていると間違いなく風邪ひいちゃうなぁなんて思ってしまうくらいの寒さ。

前にも考えたが、気温が3度から5度程下がったくらいで気分や食べたいものやどういう格好したいだとか、挙句には機嫌まで変わってしまう。人間とは弱っちい生き物だなぁなんて思った。

気温の変動は目には見えない。
今日は水たまりが凍っているなぁとか、風の暖かさとか、花が咲きだしたとか虫が鳴きだしたということで状況の変化を感じている。

しかし自分も案外変わっているのを気づくと面白いのかもしれない。
たとえば、昨日あたりにすごく寒い日があったが、その時友人達と一緒にいて、そのひとりがこう言った。


『ラーメン食べたい!』


ガチガチ震えながら顔を合わせつつ、「そーいえば食べたい」と心のどこかに置いておいた気持ちが、突然とぶくぶく膨らんで、“僕も!”と思った。
ああ〜寒いなぁと思うと、心のどこかの隅っこに「あーラーメン食べたいなぁ」という存在が現れる。もしかするとそれは、おでんかもしれないし、お鍋なのかもしれない。“とにかく温かいものが食べたい!”という気持ちが現れて、隅っこで体育座りをして丸くなっている。

しかしこいつは、春や秋みたいに気温が温かいと現れないし、ましてや夏場なんかは皆無で、どこかへ旅行へ行っているかのような静けさだ。

そう、僕らは常に何かしらから影響を受けている。それが、見ている絵なのか聴いている音楽なのか、はたまたその場の空気のにおいなのか定かではないし、それはただ単にちょっとした“気温”だったりもするのだ。

自分がどういうものに大きく影響を受けるのかわかるなら、それをよく理解してコントロールできるようになるといい。
気分が上がる曲やムードがあるだろうし、集中して勉強できる雰囲気やにおいがあるだろう。心を落ち着けて身体を癒し、眠りにつける場所や気温があるだろう。

そういうスイッチをひとつひとつ見つけて、“変身する瞬間”を見つけることが、歩き出し、走り出せるキッカケになればすごくいいんだろうな〜と感じた。

楽しいと楽(ラク)の違いを見つけて、スイッチを押そう、これからの僕は。

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