かなのちから

 初めてnoteという場所に参加しようとしたとき、何を書いて良いやら分からなかったので「名前の由来」というホーム上のテーマを見つけ、それで思うことを、書いた。が、今日、友達とLINEをしていてその友達の名前の読み方(羽鳥)が、「はどり」ではなく「はとり」だと初めて知って、なんだか知ってるようで案外知らないもんだよなぁ人って。と、改めて思った。

 名前は確かに記号ではあるが、名付けられたものはその印象を負い続ける、という話が初投稿だった(ヘクソカズラの件)けれど、逆に、知っているはずの漢字をひらがなに変換した時にはまた、別の印象が湧くことに、気づいた。

山田太一さんと、やまだたいちさん。鈴木太郎さんと、すずきたろうさん。鬼塚虎さんと、おにつかとらさん(架空の名前です、もちろん)。

 単純に漢字をひらがなにすると優しく見えるのは、女文字として開発されたかなのせいなのか? それも違うと思うけど、だったら嫌なことがあった時に例えばその人の名前をひらがなで紙に書いたらちょっと和むのか? と思って試しにやってみたら、これが結構、なんだか気が抜けちゃって、効能ありそうなのだ。漢字とかんじ、感じとかんじ。皆さん、いかがでしょうか。


 

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