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五感で癒す

心と体は密接にかかわりあっています。
更年期症状を経験するとそれを実感します。
体の不調は心の不調につながり、心の不調は体の不調につながる。

不調な時、休ませたいのは体だけでなく心も、なのです。
気持ちをリラックスさせたり、リフレッシュする、ということがエイジング・ケアにはとてもとても大事です。

良い気持ちになれば、良いホルモンが出て、ホルモンバランスが良くなる。ホルモンバランスが良くなれば、それがすなわちエイジング・ケアにつながります。

では人間はどのようにしてリラックスしたりリフレッシュしたりするのでしょう?

自分が気持ち良い、心地よいと感じること。それは五感によって感じることです。
五感とは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つの感覚です。

まず視覚。
きれいなものを見たら、心が明るくなったり軽くなったりウキウキしたりしますよね?
きれいな花を見る、景色を見る…見るだけで心がリフレッシュします。

おばさんたちが群れを成して花を見に行くのは、無意識にリフレッシュを求めているのだと思います。そして花が咲くたびに何度も訪れたりするので、最近は各地の公園に花を植えてそれを売りにしていますね。

おばさんたちの旅行好き、花好きは立派なエイジング・ケアになっています。

景色や花だけでなく、映画や舞台を見に行ったり、好きなアイドルのコンサートを見に行ったり、というのも視覚によるリフレッシュですね。

音楽は聴覚によるリラックス・リフレッシュです。好きな音楽はなによりの癒しです。音楽だけでなく、森で鳥の声を聴いたり、せせらぎの音、海の音、そういう環境音もリラックスできます。

嗅覚も大事です。嗅覚は五感の中で脳に一番近い感覚器なので、その刺激がダイレクトに影響し、感情や記憶を引き出します。

日常では花の匂いを嗅いだり、おいしい料理の匂いを嗅いだり、くらいですが、アロマテラピーをやると、香りのリラックス・リフレッシュ効果の高さに気が付きます。ぜひ、やってみてください!

味覚、これはもうグルメですよね。これが一番癒されるかもしれません(笑)
ただし、食欲は更年期症状とも結びついていて、ストレスによる暴食を起こしやすいです。要注意…

最後の触覚、パッと思い浮かぶのは動物をモフモフすることかな(笑)
モフモフは癒されますよね~。

そして心を許す人に触る触ってもらう。これはオキシトシンというホルモン(つらいのは自分だけじゃない参照)と関わっていて、最高の癒しをくれます。パートナーや子どもと触れ合うこと。年を取ると忘れてしまいがちですが、もう一度労わりを持って触れ合うことをやってみてはどうでしょう。

そして、マッサージやトリートメントを受けることもリラックス・リフレッシュになります。お金が許せばぜひこちらもお試しください。

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