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苦もなくできることを軸に、行動を変える

これからの時代の変化に対応するためには、「Do」よりも「Be」が重要

先日の朝渋で、リンクアンドモチベーションの麻野耕司さんとドラゴン桜の桜木建二さんの対談で上がった話です。


ここでいう「Do」とは、「スキルとして何ができるか」を指します。

代表例は資格。会計士や建築士など、知的・身体的な能力です。お金を持っていることも、過去にがんばったことの証左ととらえれば資格のようなものだといいます。

Be」とは、「どういう人間であるか」を指します。

「大勢の人の前でも緊張せずに話せる」「人の心の機微を捉えて丁寧に接することができる」といった、自分の特性です。


人が手作業で行っていたことがロボットで自動化され、いまでは知的労働のほとんどがAIに取って代わられているように、時代に応じて必要なスキルは変わってくるため、時にまったく不要になるスキルもあるでしょう。しかし、自分の特性は変化に対応できるのです。

これからは自分の「Be」=「どういう人間であるか」を自覚して活かしながら、時代の要請に応じて「Do」を変えていくのが重要だということです。

では、自分の「Be」を見つけるためにどうすれば良いか?

それは、自分が苦がなくやっていることを見つければ良いといいます。


自分にとっては当たり前にしていることだから、人から褒められてもピンとこないようなこと。それが無意識のうちに得意としていることなのです。

対談では、「自分の、“やらざるを得ないこと”(ついやってしまうこと) を意識的に自分の強みだと思って伸ばしていくこと」だと表現されていました。


自分にとってそれは何なのか。ふと浮かんだのは、「考えるよりも先に動ける」こと。これはぼくが時々いわれることの1つです。「Do」の大きな割合を占めているのはライティングと編集です。

きっと、もっとあるんだと思います。人それぞれ「Be」も「Do」もたくさんあるはず。それを見つけて、時に応じて「Do」を変化させていく。AI時代に生きるための重要なキーワードです。


ライター 金藤 良秀



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