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思索メモ

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日常のなんてことのない思索をまとめていきます。
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“集中”と多動の力技で乗り切るのもいいけど、捉え方をちょっと変えて柔軟になってみ…

最近は時間密度の上げ方を前よりも意識するようになって、無駄な時間を過ごさないように細心の…

「興味がない」は思っているよりも自・他・目的物に暴力的なこと

「興味がない」という言葉は、少々暴力的な言葉だなあと思う。というのも何事も面白い面はある…

平日4日間部屋に籠り切って仕事をしていた眠い生活のなかで、減失したもの以上に、気…

いま多くの企業でリモートワークが推奨されている。学校は自宅学習や休校が相次いでいる。 オ…

能動的に好きになるチカラのすすめ

こうしてライターとして仕事をしていると、メディアなどから「依頼を受けて」取材することが多…

つかみどころのない世界の解像度を上げるために

ぼくは幼い頃から、「言葉は不便だなあ」と感じてきた。「人間はどうやったら言葉を使わずに、…

取材の目線

取材にはいくつかの工程がある。 僕は主に人物に対するインタビューを行なっているのだけど、…

書き手と読み手の例で語る 「大人も昔は子どもだったはず」 的な話。

ライターとして書いて伝える仕事をしていると、“読み手としての初心”を忘れないことの大切さを感じる。 「読むのが苦手」という人は、大人になっても意外と多い。より広く読まれるためには、読むのが苦手な読者の感覚に立って文章を書くのが大切になる。 でもライターという仕事柄、日常的に文章を扱うし、たいした量じゃないかもしれないけどインプット量も自然と増える。 そうして文章を読むことに慣れていくと、苦手な人の感覚が次第にわからなくなってくる。そんなときは、思い遣りに欠けた文章になっ

記者とライターと制約

昨夜、多くのジャーナリストたちと話をした。刺激的な出会いがあった。それぞれに得意とするジ…

これからの「価値」の形はどう変わるか

これからの新しい資本主義の形はどう変わっていくのか。 学生時代、経済学部だった僕は人々の…

「また大学で学びたい」は受け身

「また大学で学びたい」。そう思ったことがある。いまの感覚をもったまま大学に戻ったら、きっ…

あえて表現しない、という表現。 思索メモ #15

あえて表現しないという表現。 それは映像、音楽、絵や文章でも共通してあると思う。 イラス…

いまの自分にしか書けないことを書く

いまの自分にしか書けないことを書く。 いまの自分にしかつくれないものをつくる。 いまの自…

過去にストーリーのない人などいない

「自分には書くことがない」 そんなふうに思ってしまう人がいるのではないでしょうか。noteや…

文章整理は部屋の掃除

文章を整えていくことは、部屋の掃除に似てると思った。 記事そのものは部屋。段落や節は部屋の一角(本棚を置くところ、ベッドを置くところなど)。一文一文は棚や机。単語や文字は細かい物品(コップや鉛筆など)。加えて記事を公開することは、「まあゆっくりしていってくれよ」と、部屋に人を呼ぶような感じ。 言葉を文字に起こしてみると、どんどん思考が進んでいく。欲しかったあたらしい自分の部屋をつくるみたいだ。 書けば書くほど考えが浮かんだり整理されたりするので、思いついたことを次々にノ