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家購入を諦めるまでの話:phase2~本気で家探し、内見の嵐~

今回は、家購入を諦めるまでの話「phase2」として、
「本気で家探し、内見の嵐」編をお伝えできればと思う。

前回、住んでいる賃貸がいかにリモートワーク環境に適していないか、住環境としてもいかがなものか、的な要素を列挙した。それ以後、さらに状況は悪化していたのだった。いっそう持ち家に憧れを強めたこの都合半年間。

何が起きていたのか、物件内のゴミ出しの風紀が乱れたことで、住民間のいざこざが発生していた。(しまいには、管理会社が警察を召喚する手前までいったのだから、それなりに大事に発展していた)
もともとゴミ出しのマナーが徹底されていた物件でもなかったが、従来のような時間通りに出さない、とか、出したゴミの分類が間違っているというレベルではなく、出し方が汚かったのだ。とても。

前述の、ありがちな些細な間違いに加えて汚さが加わると、
人はイライラを怒りに転化させるらしい。
ゴミ集積スペースの張り紙にはじまり、次第に物件エントランスの扉へと張り紙が移動し…。
管理会社による警告文を見る限り、個人間で脅迫めいたメッセージのやり取りにまで発展していたようだ。
自分は全く関わることなく終焉を迎えたものごとだったので、終始傍観者としてことの次第を端から眺めていただけだが、
相手を攻撃するほどに怒りを事故処理できない人間が住んでいるのだ、と認識した私は、早々に退去を決意したのだった。
退去の経緯などはまた、別記事にて。

前置きが長くなったが、phase1を経て、
意気揚々と内見を始めたのが昨年の夏ころだったろうか。
購入を諦めることとなったものの、よきご縁を含めて内見までに至ったのはのべ4件ほど。新築1件、中古3件。
数は少ないが、1か月内で毎週末に1件を見て回るペースで進めていたので、平日の仕事の疲れを癒す時間を内見に費やしていたこともふまえると体力的に疲労感が強かった。

内見にあたって重要視していたのは以下のポイント。
物件を選ぶうえで大事にしていたポイントは、また別の機会に。


  1. (居住中物件の場合)売主様の印象・信頼できそうか

  2. いつから入居可能か

  3. 管理組合への参加が求められる頻度と度合い


1. (居住中物件の場合)売主様の印象・信頼できそうか

最終的に自分の手に渡るのは、モノ(物件)なのだが
当然、それまでに不動産仲介業者を間に挟むとしても
ヒト対ヒトの取引となるため、売買契約まで、それから鍵の引き渡しまで、
双方の信頼関係が不可欠なのである。

売主様がおらず、直接不動産販売会社の担当者とのやりとりが主になるわけだが、それでいても相手を信用できるか?は大変重要な確認項目と言える。
内見をすすめるなかで、約束の時間に遅れてきた担当者がおり、その方との取引はその時点でないものとして考えていたこともあった。

2. いつから入居可能か

念願のマイホーム、自分の拠点をやっと手に入れられることに舞い上がらず、冷静に入居時期を吟味することも大事である。
自身の引っ越し時期にめどをつけて前もって有休を申請しておくなど、予定を立てることはもちろんだが、購入資金の都合も考える必要がある。

ローン返済も含めて、物件価格以外に必要な「諸費用」がローンに組み込めなかった場合に「いつから支払いの目処を立てるか」を鍵の引き渡し時期から逆算して支払い計画を立てておくためだ。

自分の場合は、物件価格満額のみをローンで組んだため、諸費用は鍵の引き渡し日に総決済するため現金で用意する必要があった。
故に、現金で必要金額を用意するためにも必要資金を貯める期間を踏まえて時間の使い方に気を配っていたのだった。

3. 管理組合への参加が求められる頻度と度合い

自分が購入検討していたのは新築・中古マンションだが、
3つ目に気にしていたのがマンション内の管理組合への入会に際して、
自分にどのような義務が発生するかを知りたかった。

主に「どれぐらいの頻度で招集されるものなのか」また、
「どのような義務を負わされるのか」の2点について確認した。

特に、理事長となると定期会合への出席は必須となり、
自身の予定に都合がつかなかったりすると、与えられた役割を果たせない。その点が気になっていた。

内見した3件の中古マンションでは、物件により様々だった。
理事長の選出が投票制だったり、住居者間の持ち回り制だったり。
また、定期会合の参加については代理出席が許されていたり、相応の事由があれば書面上でのやりとりのみでも許されたり、などがあった。
※内見した物件のなかには、町内会への参加が必須とされているものもあった。

物件購入は、おそらくどなたにとっても、人生で大きな買い物の部類になるかと思う。ついつい金銭面での問題の有無にばかり意識がいってしまいそうになるところを、冷静になって
「物件引き渡しまでの過程」と、「住み始めてからの制度回りの環境」についても、内見の段階から確認しておくことをオススメしたい。

最後に、内見の後工程がスムーズになるプチアドバイス。
内見と同時に、不動産仲介業者に協力をお願いして、
①購入を想定したローン返済シミュレーションの作成と、
②ローンを申し込む銀行にあてをつけておくことをオススメする。

次回、phase3では購入を断念するまでをお伝えする


To be continued…

pahse1:マンション購入を検討しはじめる
phase2:本気で家探し、内見の嵐 →イマココ
phase3:いいご縁が見つかるも断念 →次回

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