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学校再開1週目を終えて・・・

今週は、学校が再開し、分散登校での生活がスタートした。

私は、今年算数少人数指導担当で専科となった。

6年生を除き3〜5年生の担任は、子どもたちの実態をつかみたいということで、1つ目の単元だけクラスで授業を進めることとなった。私は、各クラスでの授業を回りながら子どもたちへの学習補助に入っている。

6年生の少数の子たちへの授業をしていると、「やっぱり授業は楽しい」と、今の立場になってより強く感じている。

そして、担任はやっぱりいいな〜と思っている。

今週、クラスでの算数授業の補助に入って感じたことがある。

多くの教室を回ることで、担任それぞれが、それぞれのもつ教育観で行われる生活指導や教科指導を客観的に見ることができることだ。授業をする中で、進度に差は無いにせよ、授業内での子どもたちに思考を促すタイミングがそれぞれ違ったり、そもそも思考を促すといった概念がないような展開だったりと様々な教室を眺められることは貴重な時間だと感じている。

また、子どもが子どもらしい姿でいられるクラスといつまでも緊張感の中で過ごしているようなクラスがあるということ。

各教室を回りながら、研究主任として考えさせられるというか悩まされたり、自信がもてなくなったりする1週間だった。

今年度の研究は、

「自分の考えを広げ深める児童の育成 〜「対話的な学び」あり方を求めて〜」

というテーマで進もうとしている。

しかし、今年度はやれることがかなり限られてくる。私は、できる授業は実施していくことに加え、職員同士の学び合いの環境を整えるためにいくつかのパターンを提案していこうと考えている。

外部講師の先生にどのように来ていただくかも、私が考えたことを研究部で提案したり、話し合ったりしている。

そういった状況の中で、各教室を回り各担任の指導の特徴、子どもたちとの関わりの特徴が段々と見えてくると、私や研究部が描いている研究や研修のあり方を理解してもらえるだろうか、私の独走になってしまわないかと不安を感じるのだ。

それでも私は、職員同士の学び合いが即 子どもたちの学びの充実につながっていくと確信を強くもちつつ、穏やかに、ゆるやかに校内の研究を進めていこうと思う。

もちろん管理職と共に。校長さんの気持ちにも寄り添いながら。

再来週に、4月に実施できなかった研究全体会がある。

そこで、研究のコンセプトを丁寧に伝えていこう。

きっと少しずつ、着実に、私の描いている学校が実現していく。

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