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親の高齢化による病気や介護について

自分の親のお世話をするということ。
これを一概に、当たり前のことだとは思いません。

親と子の関係性は各家庭で多種多様で、
基準はどうあれ
仲がよい家庭も、普通の家庭も、ましてもう縁を切りたいと思う家庭もあるでしょう。

私の育った家庭は?といえば普通の家庭になるのかと思います。
普通の家庭と括っても、問題はたくさんありましたし、
物心着いてきた、中学生くらいから大学生の手前くらいまでは
父親との関係性など、とても良好とはいえなかったと思います。

事実、この父親との不仲から、確か大学1年生の頃には実家を離れましたので。

問題は多くあれど、離れている期間が十分あったことや、父親の高齢化、また脳の大病を患った際に本人の性格がかなり穏やかに変わった事もあり、
うまく付き合えているのではないかと思います。

この父親の病気と高齢化による日常生活の負担、
一挙に担っている母にかかる、この負担を減らしたい思いが一番強かったと思います。

その思いで、地元に戻ってもうすぐ丸2年が経ちます。

本当にあっという間。

その間に父親の通院、入退院の介助、デイサービス施設の利用など、ケアマネージャーさんとの交流など、様々な事を経験してきたと思います。

コロナ禍となり地元に戻る事を決めた事は、正しい選択だったのだと、誇りに思っています。

親のお世話をすると、私は決めています。
不仲であった父親へも「恩を返す」という感覚で
そうすると決めています。

これは私が思うことであり、人それぞれ違って良いことと思います。

それでも「自分の人生」があり、そして同じように「時間」に限りがあると思うと、親のお世話に充てる時間と自分の為の時間とのバランスを取るということが、時に難しかったりします。

葛藤も起きたりもします。

それでも常に考え、親を支えながら、自分が苦しくならない様な方法を模索して
人生を楽しく過ごして行きたいなと心から思っています。





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