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外ではなく、ウチを。遠くでなく足元を。Part2

おばんです。あさです。
以前、同じタイトルの記事を書きました。
ふるさとから遠く離れた土地に来てみて、ハタと思うのです。
あれ、まだ”ソト”を固めに入ってないか?
ウチを大事にするんじゃなかったか?

きっかけは、人生3度目の言葉。
「ねぇ、あささん。早いうちにここを出なさい。」
2012年、2014年、そして2023年。
まだ新生活間もないのに急展開だ。
移住暮らしをはじめてようやく2か月過ぎようというところ。
え。まだ何もしてないのに。。。
実は移住を決心するまでも紆余曲折あった。
気持ちが乱高下して、伏せるくらいに大変な時期もあった。
石橋を叩きまくる性格ゆえ、相当迷って、大好きな職場、仲間、趣味、いろんなところに区切りをひとつひとつつけて、ようやくたどり着いたのだ。
なのに、また変化を起こせ、と?
え。(気持ち追い付かず…)

2023年1月から2月の私の頭の中はずっとこんなだった。
『奈良暮らしはしてみたい。
でも、大好きな福島にもいたい。
大好きな職場での仕事も続けたい。
けど新しい土地の刺激も欲しい。
安定捨てたくない。
けど、ずっと変化しないのもつまらない。
えー、どうしたら良いのー』
混乱で泣いたりする情緒不安定な日々。
欲張りで、どちらも選べない性格。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようで苦しかった。

それなのに、新生活3日目で見えてしまった決定的な事象。
ショックー
どう受け止めていいかわからず、
とりあえず見ないでやり過ごそうとしていた。

やり過ごすために、しばしば休憩していた場所


「大丈夫、大丈夫。
これだけ奈良の町歩きも楽しいし、まちのひとも優しいし。
ライスワークと割り切れば良いんじゃない?」

でも、心のなかには、日々不信感が大きくなり、
「なんで?なんで?」
常識が通じない。当たり前と思う感覚が違いすぎる。
ここに居たら、自分の核が壊れそう…
私の良い部分がしぼんじゃいそう…

「まずは少し腰を落ち着けて色々考えようと思っていたところだったのに。なんで待ってくれないの?」

ネガティブな感情は晒さないようにとは思ってはいたけれど、ソトでなく、ウチを大切に、と決めた私は次にどういう展開を迎えるんだろう、と記録しておくことにしました。

さて、古都暮らしはどう展開していくのか。
(2023年6月頃の記録)

癒しの鹿さんたち。私は絶対に撫でません!
野生だから撫でないでくださいね!

___その後、私史上最速の退職をすることになるのでした。
今回のタイトルで言うウチは、前回の意図していた範囲よりもかなり狭く、自分と言う個人のうち。
ソトは、個人の社会的役割、自分で張り付けてしまったソトの人向けの自分、という感じでしょうか。
つまり、ソトの人向けの自分でなく、自分の中の違和感や直感をウチの声としてしっかり聞くことの大切さを身をもって体験したよ、というおはなしでした。

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