私は21歳の大学生で、母と父と姉の4人家族だ。母は約一年前からALSを発症し、今は着替えも風呂も食事も介護が必要な状態となっている。日に日に四肢が動かなくなり、呼吸がしづらくなり、ものを飲み込むことが難しくなっていく恐怖はどれほどのものだろうか。私の苦しみなんて母の比にもならないけれど、母の気持ちを考えるだけで胸が潰れて吐いてしまいそうになる。 気管支切開や胃ろうなどの延命処置を母は拒否しているため、ご飯が食べられなくなったら、呼吸ができなくなったら、そこで最期を迎える。発
この10日間、体中の水分が枯れるんじゃないかと思うくらい泣いた。体重も3キロ減った。 自分が生まれてきたことを呪い、自分の名前が嫌いになった。ぼろぼろで不安定で、心の置きどころがわからなくて、死にかけていた。 そんな僕が、泣きながら整理をして、やっと心を落ち着けることができた。 確かに、僕は傍からみたら被虐待者なのかもしれない。それでも、僕しか知らないこともあるし、愛された記憶も、愛されていることも知っている。確かに、僕の家庭は歪だ。けれど、僕が被虐待者かどうかは、曖昧で
ただ無邪気に愛されたかった
7.24 精神薬が切れ、病院に行こうとするが、予約がいっぱいで諦める。久しぶりにギターを触り、2.3曲弾き語りらしきものをつくる。 睡眠導入剤がないと寝れないので、代わりにお酒を飲んで寝ようと思い、夜7時ごろからほとんど何も食べないまま、ビールやスト缶を7本ほど流し込む。それでもなぜか眠れず、酔いが醒めていくだけの虚無時間を過ごす。その間、後で見たら「ギーーー!!殺してくれ!」と言いたくなるようなラインを人に送った。 朝方、突如鬱がひどくなり、吐きながら、便器に向かって泣
最悪だ。毎日が最悪で最低だ。しにてー。とずっと思う。 漠然とした不安で眠れない。過去のトラウマに襲われ、過呼吸で死ぬかもしれない、と思いながら起きる。起きていても現実はやっぱりゴミカスで、やってらんねえっつってんの。 記憶を全て消せたらいい、というか、生まれてこなければよかった。そしたらこんな思いせずに済んだのに。 僕の家族は僕以外の3人で既に完結している。 生まれてきた意味あるの?僕。 最初から生まれてこなければよかったよね そしたらこんな最低な気持ちを味わう事もなかっ
一 短歌の部 意味もなく火をつけては息を吐くきっとこれは穏やかな自傷 一応物販で売ってるから許してね
クソしょーもねーてめえら認められたい愛されたいの権化が何いうとんじゃ
起きてても寝てても過去に苦しめられる、死にたくなる
僕は被虐待児、いわゆる虐待サバイバーである、らしい。全く実感が湧かないけれど。 蹴られたり、家から締め出されたり、ビニール紐で縛られたり、怒鳴られて胸ぐらを掴まれたりするのは、ふつうではない、らしい。 そして、どうやら僕は、親の期待に応える「いい子」でないと生きていけなかった。「いい子」でないと居場所がなかった、らしい。 言われてみると、確かにそうかもしれない、と思う。それくらいだ。それくらい、僕にとっては産まれた頃からその状態が「普通」だった。「ハルがハルだから」と
たすけてくれ、誰も助けられないけど
父に限界が来ている。 いや、とっくに限界を超えていることはわかっていた。わかっていたのに、わたしは父に甘えて、なかなか帰省することができずにいた。 綺麗事ばかり抜かしているくせに、あまりに弱くて反吐が出そうだ。 父は、母が他界したら、自殺はしないが暴飲暴食して、片付けもせず、一人早死にすると言っている。 悲しかった。 私たちという、子供たちがいるのに。母だけでなく、父の生きる理由にもなれないのか。 父はそもそもがん家系だ。 父方の祖父はわたしが一歳にもならないうちに癌で亡く
お母さん、会いたいよ、あなたを想うと泣きそうだよ
毎日、体が重い。お手洗いに行ってついでにタバコを吸って、またベッドに戻る。繰り返し。 母は、「これ以上耐えられないから死なせて」という。 師事してもらっていたピアノの先生に電話した。「このままのハルでいいよ。十分だよ」と言ってくれた。 本当にそうだろうか。 ひとりぼっちは寂しいよ、助けてよ 誰も助けられないことを知っている。 最近はバンドのMCすらできなくなった。 外に出ることもなくなった。 ただ、眠って、原因不明の体調不良に悩まされて。 全員死ねばいいと思っている。
祈りは、届かないものだろうか。 祈りは、無力だろうか。 私は、決してそうは思わない。 誰かを想って祈るということ。 たとえその祈りが、そのまま本人に伝わらなくとも。そのあたたかい温度は、物や人を介して、必ず伝わっていく。 あなたの祈りが、温かさとなって誰かのこころにそっと寄り添う。 誰かを想って祈るということは、そういうことなのだと思う。 祈りは、きっと無力ではない。誰かのこころを優しくてらす、あたたかい行為。 だからわたしは、今日もあなたを想って祈り続ける。
あと何回、あなたに会えるだろう あと何回、あなたの声が聞けるだろう あと何回、あなたに触れられるだろう 意味のない問の繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し ずっとずっとずっとずっとずっとずっと怯えている もううまくも笑えねえな わたしは世界に置いていかれている、隔絶されている、置いていかれる、時はすぎるのに、わたしはまだここにいる 君はそのまま健やかであってくれよ 置いていかれるのは僕だけでいいし 苦しむのも僕だけでいい あなたの苦しみの一部でも分
たとえば僕が歌うことになんの意味がなくなっても