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仕事を辞めて睡眠障害になった話

保育士1年目から不眠気味だった私だけど、辞めてから不眠がひどくなった。
人間の心理って不思議。
普通、改善されて心も身体も健康になるものじゃない?もはや、普通と考えてはいけないのかもしれない。

普通ってなんだろう。世の中一般的な普通というものに自分を当てはめるのは辞めよう。
きっと普通っていうのは、
世の中の考えを勝手に集計した平均的な考えではなくて、自分の中だけの平均的な考えのことを指していることだと思う。

だからね、自分が思っている普通と、他人が思っている普通は全然違うってこと。
そんなこと分かってるよって人が大半だと思うけど、本当にそうなんだ。

さて、本題。
今年の3月末に仕事を辞めて、4月から無職になって、ハッピー!ってなる予定だった。
実際に4月になると焦りと不安しかない。
どんどん減っていくお金と学生の友達。

私が辞めたと同時に社会人1年目!って皆が働き出して、働くことから逃げた自分に人権がない感じがした。
羽を伸ばすどころか毎日求人サイトみてたよ。
行きつけの美容院に行っても
「なんかスッキリしてない顔つきだね」
ってバレちゃうくらいに。
もっと楽しんだ方がいいよ、遊んだ方がいいよって大人は言うけど、私にはできなかった。

結果、5月が近づくにつれてどんどん焦りと不安が増して、不眠症が酷くなった。
もちろんその間も転職活動はしてた。
だけど落ちまくった。今の自分のスキルが足りなさすぎて自分の無能さを痛感したね。

そして、5月
まだ決まらない。
不眠症も治る傾向なし。
友達にどうしようって笑い事にして話しても、家族に話しても前向きになるわけがなかった。

私は昔から考えすぎてしまう性格で、社会人1年目の時も少しのミスで寝られなくなってしまうほどネガティブ人間。

不眠症の症状には個人差があるけど、
私の場合は
・布団に入って目を瞑ってから2時間以上寝付けない。朝まで寝れないこともある。
・睡眠は浅いしほぼ寝てないから日中の睡魔がとんでもない。
・集中力、記憶力が欠ける。人の話を最後まで聞くことすら困難。
さすがに人間関係も危うくなり、先週の月曜日に病院に勇気を振り絞って受診。精神科・心療内科へ。

そして今、睡眠薬を服用中!
感動するくらい寝れる。すごいね薬は。
ただ、恐ろしいこともあったので睡眠薬の詳しい効果はまたお話しします。

睡眠障害って割とそんなに重いイメージがなかったんだけど、自力で治せるでしょってね。
でも、甘くみちゃいけない。
自分ではどうすることもできなかった。

睡眠薬を飲んでも寝付きが悪い時もある。
その時は大体、仕事への焦りで色々考えてる。
睡眠薬を飲んでも解消されない場合は、安定剤を服用することになるらしい。

今まで自分はなんだかんだ丈夫で、縁が無いだろうと思っていたけど、本当に身近に存在する病気なんだと改めて感じた。

症状に重いも軽いも関係なく、悩んでいるならすぐに受診してほしい。
気軽に、と言ったらもしかしたら失礼かもしれない。だけど内科とか外科とかと変わらず、精神科も行っていいのだ。
風邪をひいて病院に行く人は大人になってから減ったけど、そんなスタンスで。

もうすぐ6月、私はまだ無職です。



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