風呂とプリキュアと私〜部屋とYシャツと私〜
毎日仕事から帰って娘とお風呂に入るのが楽しみの一つである私に唐突に最大のピンチが訪れた。
いつものように仕事を終えて帰宅して家族みんなで夕御飯を食べて一息ついていると、妻が『お風呂に入ってくるね』と私に声をかけてきた。
私は娘と食後のイチャイチャタイムを楽しんでいたので『ゆっくり入ってきて大丈夫だよー』と返事をしたら何故か娘が服を脱ぎ始めママのいるお風呂場へ向かって行った。
たまには妻と娘でお風呂を楽しんでもらうのもいいかなと思い、その日は特に何も考えることなく一人でお風呂に入ることにした。
翌日いつものように仕事から帰宅し夕御飯を食べ、今日は私が『先にお風呂に入ってくるね』と声をかけてお風呂へ向かった。いつもの流れなら私の後を追って裸で駆けてくる愉快な娘が全然こない・・・
娘に『お風呂入ろう!』と声をかけると娘から衝撃の返事が・・・『イヤッ!入んない!』
この日も私は一人で寂しくお風呂に入ることになった。
私は娘といつまでお風呂に入るのかな?
5歳くらいにはパパから遠慮してママに任せるようにしようかな?
そんなことをぼんやり考えていたのに、まだ2歳の段階でパパとお風呂に入らなくなる可能性が出てきてしまったのである。そんなの寂しすぎるよ。
そんな私はある作戦を考えた。
翌日、お風呂の時間にある秘密兵器を用意して娘をお風呂に誘うことにした。
私が用意した秘密兵器はこれである・・・
※びっくらたまご(プリキュアマスコット)
たまご型の入浴剤から娘の大好きなプリキュアのフィギュアが出てくるサプライズを演出できる最強の秘密兵器。
これを娘にチラつかせお風呂場に誘導。娘はプリキュアのパッケージに釣られてニコニコしながら服を脱ぎ捨てお風呂へ。
洗面器にお湯を入れてびっくらたまごを投入。
シュワシュワと音をたてて娘と私の期待を煽っていくびっくらたまご。
ピンクのお湯の中から姿を現したフィギュアはこんな感じでした。
思ってたフィギュアの大きさよりかなり小さいぞ・・・
私の不安をよそに娘は出てきたフィギュアに大喜びしてくれた。
パパはお金の力を最大限に利用して娘とのお風呂の時間を勝ち取ったのである。
物を使って娘をお風呂に誘導したことに何も後悔してはいない。
私は娘とお風呂に入れるならどんな力であろうと全力で行使していく。悪魔と契約してでも娘と風呂に入る。手段は選ばない。
そんなパパと娘の日常の一コマでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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