職業メカニック兼ドライバー(男子年齢10歳)

私が小学4年生だった頃。絶対に誰にも負けないと自信があった趣味があった。

小学生男子が初めて購入する雑誌といえばコミックボンボンもしくはコロコロコミックだった。

私の周りの友達はみんなある漫画が楽しみで発売日にコロコロコミックを購入し翌日はその話をして盛り上がっていた。

その漫画は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』

マグナム派かソニック派か?

いやいやトライダガーかスピンアックスか?

私は断然マグナム派でした。※車体の名称

当時私の周りでは空前のミニ四駆ブームが訪れていた。

ミニ四駆とは・・・タミヤが発売している小型モーターを搭載した自動車型プラモデル。モーターと電池がスイッチで直結されていて、スイッチを入れると全速力で走行し電池が切れるまで止まることを知らない子供心を刺激するロマンの塊。

放課後はミニ四駆を走らせるコースを持っている友達の家に各々自慢のマシンを持ち寄り集まって遊んでいた。

休日には友達とミニ四駆やカスタムパーツを買いに少ないお小遣いを握りしめておもちゃ屋へ。

カスタムするためのパーツは安いものから高いものまで様々だが、小学生のお小遣いで買える数には限りがある。

制限された資金と相談しながらパーツを購入し少しずつ自慢のマシンを仕上げて楽しんでいた。

そしてそのおもちゃ屋で私たちのテンションを上げる一枚のポスターを発見する。

◯◯◯(地元の地域)カップ開催!

地元の小さな地域主催のミニ四駆大会が開かれるポスターを見て私たちは出場を決意する。

大会当日まで毎日友達と集まりマシンをチューンナップして気持ちを高めていった。

待ちに待ったミニ四駆大会の日がやってきた。私たちは小中学生の部にエントリー。

小中学生の部は参加人数50人程度だったと思う。

私は予選を順調に勝ち上がり、あれよあれよと決勝まできてしまった。

自信はあったがまさか決勝までこれるとは全く思っていなかった。

決勝レースは私と中学生のお兄さん2名の合計3名でレース。

緊張で震える手でコースにマシンをセットしスタートの合図を待つ。

スタートの合図『3・2・1・GO!!』

三者一斉にマシンから手を離す。

マシンを離してすぐお兄さんたちのマシンが大きくコースアウト。

ライバルがいないコースを走り切った私のマシンの優勝が確定した。

小さな大会ながら大好きな趣味で初めて一番になることができ、ますますミニ四駆にのめり込んでいった。

そんなに熱中していたミニ四駆にも、初代プレイステーションなど、新たに熱中するものができてしまい全く触らなくなっていった。

時は流れて、現在令和2年。

仕事の都合でとある家電量販店を訪れたアラサーおじさん。

そこでアラサーおじさんはいつの間にかなくしてしまっていた小4の魂を取り戻してしまった。

画像1

サイクロンマグナムじゃないか!?(´⊙ω⊙`)

仕事中でしたが迷わず買ってしまいました。

社長大変申し訳ありません・・・(笑)

そして完全に魂に火がついてしまった小4男子(ただのアラサーおじさん)

画像2

仕事中であるにも関わらず追加購入。

当時ではありえないパーツの大人買い。

会長・社長大変申し訳ありません・・・(爆笑)

あぁー、大人って最高だな・・・(*´-`)(爆発)

子供たちを寝かしつけた後にチマチマと作成を楽しみたいと思います。そして少しずつカスタムしていつか大会に出てみたい。

最終的には子供たちと一緒に楽しめる趣味になったらいいなと思う小4男子でした。

完成したらまたnoteにまとめたいと思います。

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