近代麻雀黒木

日本プロ麻雀連盟メディア対策部長、黒木真生が語る麻雀界の真実。竹書房近代麻雀編集部が編…

近代麻雀黒木

日本プロ麻雀連盟メディア対策部長、黒木真生が語る麻雀界の真実。竹書房近代麻雀編集部が編集してます。更新情報はhttps://twitter.com/mjsaikyosenから。

メンバーシップに加入する

黒木真生の記事が読めます。2024年5月1日以降の記事が全て読めます。 掲示板で会話できます。

  • スタンダードプラン

    ¥1,280 / 月

マガジン

  • 麻雀界の真実

    今月からの記事が全て読めます。200円から300円の記事を月8本以上更新。黒木真生はプロ連盟の選手でありながら、麻雀番組の裏方もしている。書籍『誰が麻雀界をつぶすのか』著者。近代麻雀公認!

  • 2022年10月

    2022年10月の記事が全て読めます

  • 2022年9月

    2022年9月の記事が全て読めます

  • 2022年11月

    2022年11月の記事が全て読めます

  • 2022年8月分

    2022年8月分の記事が全て読めます

最近の記事

Mリーグ2024-2025順位予想

【デス予想家】 まーたこの時期がやってきた。  9月16日に「Mリーグ」が開幕するにあたって「優勝予想をしてくれ」とカネポンが言う。  できへんって!  分からんって!  ただ、昨年、予想したものをうやむやにするのは好きではない。  ちゃんと、めちゃくちゃに外れたことについて振り返りたい。  昨年の予想はこうだった。 優勝 セガサミーフェニックス 2位 TEAM RAIDEN/雷電 3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 4位 EX風林火山 5位 渋谷ABEMAS 6位 赤坂ドリ

    • プロ雀士スーパースター列伝 馬場裕一 バビロン創世記編

      【麻雀界に建てたバベルの塔】 人類が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」という物騒な本が発行されたのは、私が生まれ「近代麻雀」が創刊された1973年だった。ちなみにこの年は日本国史上最も多く子供が生まれた年で、オイルショックがあり、讀賣巨人軍が9年連続で日本一になった。  ノストラダムスの予言書が「人類が滅亡する」と指定したのは26年後の1999年の7月だったが、その少し前に「バビロン」構想が立ち上がった。  最高位戦にいたFという若手プロ雀士が、馬場裕一プロのケツをかい

      • 子供に麻雀を教えるのは極悪非道か

        【プロ雀士たちはどう思っているのか】 何が火元か分からないのだが、要するに「小学生ぐらいの小さな子供に麻雀を教えるべきかどうか」みたいな議論が「X」上で行われている。  ちなみに私が最初に目にしたのはこれ。  さすがに「極悪非道」は言い過ぎかもしれないが、実は麻雀界の中でも「是」と「非」に意見が分かれている。  私の周囲で最も極端に「非」という姿勢を見せているのが森山茂和日本プロ麻雀連盟会長だ。  理由は「麻雀は面白過ぎるから勉強しなくなる」「麻雀のせいで偏差値の高い大学を

        • Mリーグにおける「人気」とは

          【ファンクラブに入る動機】 「地方の小さな本屋さん」という「X」のアカウントがある。実際に書店経営者さんのアカウントで、いつも麻雀本をお店に置いて宣伝してくださっている。  その方が9月2日に発したポストが話題を呼んだ。  9月4日午前10時の時点で52万回表示され、86件の引用ポストがある。  このポスト自体、1年前のご自身のポストの引用であり、その当時からの数字(2022年→2023年)も含めると、以下のような推移になる。 赤坂ドリブンズ 462→476→371 (+

        Mリーグ2024-2025順位予想

        マガジン

        • 麻雀界の真実
          ¥980 / 月
        • 2023年9月分
          10本
          ¥1,000
        • 2023年8月分
          11本
          ¥1,000
        • 2023年7月分
          10本
          ¥1,000
        • 2023年6月
          9本
          ¥1,000
        • 2023年5月
          10本
          ¥1,000

        メンバーシップ

        • ご挨拶

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • ご挨拶

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        メンバー特典記事

          Mリーグ2024-2025順位予想

          【デス予想家】 まーたこの時期がやってきた。  9月16日に「Mリーグ」が開幕するにあたって「優勝予想をしてくれ」とカネポンが言う。  できへんって!  分からんって!  ただ、昨年、予想したものをうやむやにするのは好きではない。  ちゃんと、めちゃくちゃに外れたことについて振り返りたい。  昨年の予想はこうだった。 優勝 セガサミーフェニックス 2位 TEAM RAIDEN/雷電 3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 4位 EX風林火山 5位 渋谷ABEMAS 6位 赤坂ドリ

          Mリーグ2024-2025順位予想

          プロ雀士スーパースター列伝 馬場裕一 バビロン創世記編

          【麻雀界に建てたバベルの塔】 人類が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」という物騒な本が発行されたのは、私が生まれ「近代麻雀」が創刊された1973年だった。ちなみにこの年は日本国史上最も多く子供が生まれた年で、オイルショックがあり、讀賣巨人軍が9年連続で日本一になった。  ノストラダムスの予言書が「人類が滅亡する」と指定したのは26年後の1999年の7月だったが、その少し前に「バビロン」構想が立ち上がった。  最高位戦にいたFという若手プロ雀士が、馬場裕一プロのケツをかい

          プロ雀士スーパースター列伝 馬場裕一 バビロン創世記編

          子供に麻雀を教えるのは極悪非道か

          【プロ雀士たちはどう思っているのか】 何が火元か分からないのだが、要するに「小学生ぐらいの小さな子供に麻雀を教えるべきかどうか」みたいな議論が「X」上で行われている。  ちなみに私が最初に目にしたのはこれ。  さすがに「極悪非道」は言い過ぎかもしれないが、実は麻雀界の中でも「是」と「非」に意見が分かれている。  私の周囲で最も極端に「非」という姿勢を見せているのが森山茂和日本プロ麻雀連盟会長だ。  理由は「麻雀は面白過ぎるから勉強しなくなる」「麻雀のせいで偏差値の高い大学を

          子供に麻雀を教えるのは極悪非道か

          Mリーグにおける「人気」とは

          【ファンクラブに入る動機】 「地方の小さな本屋さん」という「X」のアカウントがある。実際に書店経営者さんのアカウントで、いつも麻雀本をお店に置いて宣伝してくださっている。  その方が9月2日に発したポストが話題を呼んだ。  9月4日午前10時の時点で52万回表示され、86件の引用ポストがある。  このポスト自体、1年前のご自身のポストの引用であり、その当時からの数字(2022年→2023年)も含めると、以下のような推移になる。 赤坂ドリブンズ 462→476→371 (+

          Mリーグにおける「人気」とは

          森川ジョージ・森山茂和・黒木真生イベント写真【メンバーシップ限定公開】

          この日の写真です

          森川ジョージ・森山茂和・黒木真生イベント写真【メンバーシップ限定公開】

          ドタキャンはどれぐらい迷惑なのか

          【麻雀大会は大変】 8月18日に米崎奈棋プロが「X」で以下のようにポストした。  普通、定員があるイベントは先払いが常識である。50人までと決まっていて、満席になったら他の人は買えなくなる。で、当日3人が来なかったら、主催者は3人分の売上を損するし、参加したかったのにできなかった人も損をする。だから必ず先払いになっている。  麻雀大会も同じように前払いにすればいいのに、という声もあがっていた。もちろん、前払いにして、返金不可とすれば、ドタキャンされても一定の参加費は集まる。

          ドタキャンはどれぐらい迷惑なのか

        記事

          プロ雀士スーパースター列伝 勝又健志編

          勝又はなぜ麻雀を打つのか? 【世界大会優勝で両親に認めさせた】  勝又健志が初めて牌を握ったのは小学校5年生の頃だった。  正月になると墨田区の家に親戚が集まってくる。父は7人兄弟で祖父も一緒に住んでおり、皆が麻雀を打った。  大人たちがワイワイ楽しむ姿を見て、勝又は「打たせてほしい」とせがんだ。七対子とトイトイぐらいしか分からない状態で卓に着いたが、それでも面白かった。  それから麻雀をちゃんと覚えて、中学の頃には勝てるようになった。  早稲田実業中等部に入学し、剣

          プロ雀士スーパースター列伝 勝又健志編

          森川ジョージ・森山茂和・黒木真生イベント写真【メンバーシップ限定公開】

          この日の写真です

          森川ジョージ・森山茂和・黒木真生イベント写真【メンバーシップ限定公開】

          ドタキャンはどれぐらい迷惑なのか

          【麻雀大会は大変】 8月18日に米崎奈棋プロが「X」で以下のようにポストした。  普通、定員があるイベントは先払いが常識である。50人までと決まっていて、満席になったら他の人は買えなくなる。で、当日3人が来なかったら、主催者は3人分の売上を損するし、参加したかったのにできなかった人も損をする。だから必ず先払いになっている。  麻雀大会も同じように前払いにすればいいのに、という声もあがっていた。もちろん、前払いにして、返金不可とすれば、ドタキャンされても一定の参加費は集まる。

          ドタキャンはどれぐらい迷惑なのか

          プロ雀士スーパースター列伝 馬場裕一 青春編

          【神田の蕎麦屋に入れない話】 馬場裕一さんと私が2人きりで食事をするのは、たいてい「きな臭い話」の時だったが、大昔はそうでもなかった。  まだ私が20代の頃、馬場さんと神田を歩いていて「うまい蕎麦屋があるから」という話になり行ってみたのだが、馬場さんは引き戸をガラガラ、と開けて、そのままガラガラ、と閉めた。  「何やってるんですか?」と聞いたら「昔、迷惑をかけた編集者がいた」と言って足早にその場を去る。  「もう一軒あるんだよ」と言って少し歩いて次の店に行ったら、またガラガラ

          プロ雀士スーパースター列伝 馬場裕一 青春編

          有名になってしまったらSNSは手放せ

          【明日は我が身】 ここ最近、立て続けに芸能人の活動休止があった。  その中でもフワちゃんとアナウンサーの川口ゆりは、SNSでの失言が原因で世間から「キャンセル」され仕事を失うという、これまでにはあまり見ないパターンだった。  個人的には厳しすぎると思うが、そんなことを主張してもまったく意味がない。  もちろん「良くないことを言った」のは事実であり、謝罪や謹慎処分などが必要だとは思うのだが、1回のポストだけで仕事がすべてキャンセルされてしまうというのは恐ろしい。  現実に社会

          有名になってしまったらSNSは手放せ

          8月24日【麻雀界炎上事件簿】発売記念トークイベント

          【はじめの一歩】森川ジョージ先生に様々な炎上事案についてお話を伺います。 さらに、炎上といったらこの人!森山茂和会長にも失敗談から学ぶことを伺います。 ●主催:黒木真生 ●ゲスト:森川ジョージ先生・森山茂和プロ ●日時:2024年8月24日(土)18時開演 ●会場:ワイム貸会議室高田馬場  東京都 新宿区 高田馬場 1-29-9 TDビル 3F ●参加費:5,000円(税込) ※「麻雀界炎上事件簿」ご持参の場合は2,000円割引します(600円ぐらいお得です)。その場で

          8月24日【麻雀界炎上事件簿】発売記念トークイベント

          帽子着用は麻雀マナー違反?

          【帽子がダメな理由】 あるアマ選手が「X」で「帽子着用」と「ハンドルネーム使用」について言及し、話題になっている。  「本名である必要があるのか」とか「帽子がダメな理由はなんだ」という意見が見られるのだが、特に多いのは「別に本名じゃなくていいだろ」というもの。  元のポスト主は「麻雀文化の差」と言っているが、これはジェネレーションギャップに近いものだろう。  確かに昔は帽子は禁止だったし、アマ選手でも対局に参加する際は本名で登録するのが当たり前だった。  帽子がダメだっ

          帽子着用は麻雀マナー違反?

          若手プロに知ってもらいたいこと プロ連盟に移籍した方がトクなの?

          【削除の理由】 8月8日に更新した記事「若手プロに知ってもらいたいこと プロ連盟にいた方がMリーガーになりやすい」を8月10日に削除した。    書きながら「もしかしたら誤解されるかな」とは思っていた。  この話はもちろん、篠原冴美プロが日本プロ麻雀連盟に移籍したことがきっかけになっている。  その中で「連盟にいた方がMリーガーになりやすいの? むしろ埋もれてしまうのでは?」などの議論が「X」で見られたので「実際どうなんだろう」と考えてみたわけである。  で、私なりに考え

          若手プロに知ってもらいたいこと プロ連盟に移籍した方がトクなの?

          麻雀最強戦20周年記念 近代麻雀オールスター最強戦 馬場裕一優勝写真

          撮影 寺内康彦

          麻雀最強戦20周年記念 近代麻雀オールスター最強戦 馬場裕一優勝写真

          片チン、盟友バビィとの45年間を語る

          「近代麻雀」に欠かせない存在だった馬場裕一プロが7月28日に亡くなった。プロ雀士であり麻雀ライターであり麻雀評論家で解説者でもあった。が、私たちの心の中にもっとも色濃く残っているのは、片山まさゆき氏の作品の中で描かれた「ババプロ」「バビィ」の姿だろう。 学生時代に始まった交友関係は、やがて漫画家とライターという「仕事の相棒」の関係に発展していった。 2人だけが知る秘話を交え、45年間の思い出を片山氏が語る。 聞き手・黒木真生 クチビルは誇張しすぎたかなーー:馬場さんと出会

          片チン、盟友バビィとの45年間を語る

          馬場裕一さんと寺内康彦さんは同じ日の朝に亡くなりました

          【訃報を聞いた朝】 7月28日は日本プロ麻雀連盟の入会テストで、私は面接官だった。13時に新橋に行けばいいので、そんなに早く起きる必要はなかったが、40歳を過ぎると自然に目が覚めるようになってくる。この日も8時半ごろ起きてスマホを見た。例のごとくLINEが何通かきているのでチェックすると、ケネス徳田からのメッセージがあったからタップする。  ああ、ついに。  たぶん、そういうことだと覚悟はしていたから、驚かなかった。  病院は自宅から近いのだが、一度帰ってきてスーツに着替

          馬場裕一さんと寺内康彦さんは同じ日の朝に亡くなりました

          私を「X」で「ブロック」している輩へのメッセージ

          【ミュート推奨】 「X」はひとつの社会のようになっていて、私はもっぱら「X」でネタ拾いをやっている。  タイムラインは「おすすめ」と「フォロー中」のどちらかを選べるのだが「フォロー中」だと「事件のネタ」が少ない。私のフォロワーさんたちはまともなので、おかしな言動をしないから平和なタイムラインになるのである。  「おすすめ」にするとそれが一変する。常に誰かと誰かが争っていて、見ていてしんどくなるのだ。それでも中には「麻雀界」での争いごとがあるから、仕事だと言い聞かせて見るよう

          私を「X」で「ブロック」している輩へのメッセージ