近代麻雀黒木

日本プロ麻雀連盟メディア対策部長、黒木真生が語る麻雀界の真実。竹書房近代麻雀編集部が編…

近代麻雀黒木

日本プロ麻雀連盟メディア対策部長、黒木真生が語る麻雀界の真実。竹書房近代麻雀編集部が編集してます。更新情報はhttps://twitter.com/mjsaikyosenから。

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  • 麻雀界の真実

    絶対おすすめ!200円から300円の記事が月に8本以上読める。黒木真生はプロ連盟の選手でありながら、麻雀番組の裏方もしている。書籍『誰が麻雀界をつぶすのか』著者。近代麻雀公認!

  • 2023年10月分

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  • 2023年9月分

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  • 2023年8月分

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  • 2023年7月分

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最近の記事

麻雀ファン主催イベント直前の中止について

【ある女優の動画投稿】 2024年4月26日、ある女優が「X」に動画を投稿した。身体は触られていないが、電車の中で「隣こいって合図をされて無視」していたら嫌がらせをされたが、やっとの思いでカメラを向けたら逃げていったという内容だった。  このポストは4月28日21時の時点で3千2百万回以上の閲覧があり「イイね」は4万、リポスト(拡散)は1万4千と、かなり話題を集めている。  その動画の最後の方に当該の男性の顔が映っていたのだが、それが「М杯」という麻雀大会の主催者だという

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    • まだ分からない人たちのために特別に100円で分かりやすくお教えいたします

      【お祖母ちゃんのソフビ人形】 和泉由希子の記事へのコメントは比較的優しいものになってきて、私は憎悪を集めたと自己満足しているところなのだが。  実は昔、私も和泉を叩いている人たちと同じ側の人間であったことを告白したい。  約20年前、ある仕事の現場に差し入れとして某チェーン店のケーキを買って行ったら「なんだ○○かよ」と言われてしまった。  まだ私は東京に出てきて3年ぐらいで、麻雀やるか寝るかの生活だったため、ケーキ屋とかに詳しくなかった。しかも、そのチェーン店は関西にはなか

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      • 「女流が喜ぶプレゼントランキング」は「女性が喜ぶプレゼントランキング」

        【炎上して当然】 和泉由希子プロが書いたnoteの記事が話題になっている。4月25日22時半の時点で反応は以下の通り。 表示:40万回 リポスト:113件 引用ポスト:131件 いいね:507件  引用ポストの中には否定的な意見も多かった。  「貢ぐアホがたくさんいるからこんな厚顔無恥な記事が書けるようになっちゃう」  「あさましい」  「和泉さん好きだったのに、これはクソみたいなnoteで残念」  「女流はただの強欲集団」  「貧困に喘いでいるんだろう」  「たしかに

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        • 若手プロに知ってもらいたいこと 団体の看板の使い方

          【気になるポスト】 「全国麻雀業組合総連合会」髙橋常幸理事長のポストを見て嫌な気分になりました。  髙橋理事長は昔、日本プロ麻雀協会に所属していて、若い頃は麻雀企画集団バビロンの仕事を手伝ってもらったこともあります。  今は全雀連の理事長として、雀荘業界の「古くなった立て付け」全般を建て直すために日々活動されているのを見て、偉いなあと思って見ています。それは理事長になったから「偉い」のではなく、動きづらい状況のものを任された後、何とかしてちょっとでも動かそうと頑張っている

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        記事

          なぜプロ雀士ばかり炎上するのか

          【単語を読むだけの衆愚】 プロ麻雀界は他の業界と違ってファンと選手の距離が異常に近い。  お客さんと一緒に雀荘でプレーし「X」で告知したものにリプがついたら返事をする。試合内容に対してマニアが上から目線で「こうした方がいいよ」と言ってきても「なるほど、そういう考え方もあるんですね」みたいに返事をする。  そうやってファンサービスや営業活動にいそしむ一方で、副産物のように「燃えやすい環境」が作られていく。  Xでポスト(投稿)する回数も多いから「可燃性の発言」をしてしまう可能

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          堀慎吾は協会の若手を推薦するべきだったか

          【好きなようにやってくれ】 6月2日に行われる「麻雀最強戦・最強の遺伝子」の出場メンバーが発表された。  8名のMリーガーが若手の有望株を推薦して「最強戦」の舞台に送り出すという企画である。  Mリーガーたちはそれぞれ、自団体の後輩を推薦したが、唯一、堀慎吾プロだけが他団体の選手である岡本壮平プロを指名した。  これによって出場者の割合が、日本プロ麻雀連盟の選手5名、最高位戦日本プロ麻雀協会の選手3名となった。堀が協会の後輩を指名しなかったことで、協会員がゼロになったという

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          朝倉康心スマホを見ながら受け答えして炎上

          ■炎上度 ★★★☆☆「Мリーグ」実況担当の日吉辰哉が朝倉康心プロの控室に訪れ、取材を試みたが、朝倉はスマホを見たまま対応。その様子が動画で配信されてしまい、朝倉の態度が悪いという批判が殺到した。 だが実際は、朝倉はスマホアプリで麻雀対局を行っており、いわば試合前のウォーミングアップ中だったわけだ。最終的には朝倉も弁明し、日吉も謝罪して丸く収まった。 【日吉が悪い】 Мリーグの試合前、朝倉康心プロが控室でウォーミングアップとしてインターネット麻雀ゲームをやっていた。  そこ

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          「炎上王」金本晃が起こした近藤誠一路上サイン会事件

          ■炎上度 ★★★★★ 近藤誠一プロの出版記念イベント会場を勝手に「中野区の公園」に設定し、当日になって公園から追い出され大混乱。人だけは多く集まってしまい、結局は近藤に路上の段ボール箱の上でサインを書かせることになった。当然だが多くの批判が集まり、会社として正式な謝罪を発表するに至った。 【四季の森公園事件】 2021年3月6日、土曜日の朝7時半ごろ、ライターの木村由佳がTwitterでつぶやいた。 明日の 近藤誠一プロのサイン会@中野の公園 どんなふうに 過ごしてい

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          森山茂和 他団体プロに「麻雀辞めた方がいいね」で大炎上

          ■炎上度 ★★★★★■概要「麻雀最強戦」の解説者森山茂和プロ(日本プロ麻雀連盟会長)が、浅井裕介選手(最高位戦日本プロ麻雀協会)のプレーに対し批判的なコメントをし、さらには「麻雀やめた方がいい」発言をして炎上。 最高位戦からは抗議文がプロ連盟に送られ、それを受けて森山会長は謝罪文を発表した。 また、事件の舞台となった「最強戦」を運営する竹書房の仕切りで、森山会長と浅井プロの対談がセッティングされ、キンマWebで記事になった。 【バカなことしたね】 2020年2月16日が「

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          最高位戦は「ガチ競技化」できるか

          【競技風から本当の競技へ】 昔101競技連盟にいて、今は最高位戦日本プロ麻雀協会の選手である、三ヶ島幸助プロの発言が物議をかもしている、というのを以下のYouTube動画で知った。  要約すると「ルールが厳しすぎる」ということと、そのせいで「選手が慎重になって対局時間が長すぎる」し、また「ペナルティに気を取られて麻雀に集中できない」というような主張だった。  細かく言うと長くなりすぎるので割愛するが、最も選手が慎重になるのは、先ヅモの規定だ。上家が捨て牌を完了し、一拍おい

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          Mリーグファンは阪神ファン化する

          【メガ・デス予想】 「大和証券Mリーグ」のレギュラーシーズンが終わった。終わってしまった。  終わると開幕前に予想した記事を自分で検証せねばならない。    この記事の中で私は脱落する3チームを以下のように予想した。 7位 KADOKAWAサクラナイツ 8位 U-NEXT Pirates 9位 BEAST Japanext    理由は「レギュレーション該当チームだからプレッシャーがかかる」というものだった。  最下位予想の「BEAST Japanext」については「新規

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          【2021年の再録】麻雀の歴史⑤ プロ雀士が誕生した時代

          【プロが悪印象だった時代】 いま「麻雀のプロ」といえば、こちらの画像のようなイメージだ。 ユニフォーム姿の優しいお兄さんが子供たちに麻雀を教えている。この光景を見て「子供に麻雀を教えるなんて非常識だ!」という人はあまりいないだろう。  白鳥翔プロの姿を見て「ちょっと金髪がキツイ」とか「ツイッターのアカウントを分けている意味がわからない」という大人たちがいたとしても、教わっている子供たちの笑顔は無邪気だ。  しかし、かつては「麻雀=賭博」であり「麻雀のプロ」は忌み嫌われる存

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          私が会ったMリーグチーム運営責任者の言葉

          【一次情報ではない】 ライターの福地誠さんのnoteの記事を読んだ人たちが「そう思ってた」という反応をしているが、この「身もふたもない話」を鵜呑みにしない方が良い。  まずこれは「Mリーグのチーム運営責任者」からの一次情報ではない。あくまでも「チーム運営責任者から聞いた人」が書いた文章なのである。  もちろん「ウソや捏造だ」と言いたいわけではない。むしろ事実に近いことも書いてあるのだが、それでもぜんぜん「すべて」ではないのだ。  福地さんが冒頭で「有料部分の核の部分に関

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          プロ麻雀界近代史 森山茂和副会長の功績

          【森山さんの信念】  活字の近代麻雀が復刊する2年前、2002年にKONAMIから「麻雀格闘倶楽部」というアーケードの通信対戦麻雀ゲームがリリースされた。  当時、すでに「東風荘」というインターネット麻雀サイトがあって、人気を博していたが、ゲームセンターに通信対戦の麻雀ゲームが置かれたのはこれが初めてだった。  当時、私もこのゲームがリリースされることをぜんぜん知らなかったのだが、2001年ごろ、森山茂和副会長(当時)が頻繁に神戸に行っていたのは知っていた。  神戸は私の

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          若手プロに知ってもらいたいこと 自分が書いたものへの責任の取り方

          【どういうスタンスでものを書くか】 何かを書いて世の中に発表する際に、人それぞれ大切にすることは違うと思いますが、商売でやっている人はまず「面白さ」を最優先にするんですよね。極端に言うと「多少間違えていても面白い方が良い」という考え方の人もいます。  これはひとつの生き方ですが、そっちに振り切ってしまうと、敵を作ることも多くなります。敵とまでいかなくても「協力」が得られなくなっていくでしょう。  メリットは「多少は間違っていてもいいから勢い重視で厳しいことも言える」ことでしょ

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          若手プロに知ってもらいたいこと 自分が書いたものへの責…

          若手プロに知ってもらいたいこと プロは牌譜検討配信するべきか

          【言い訳】 「大和証券Mリーグ」のレギュラーシーズンが終わって「セガサミーフェニックス」が3回目の最下位になりました。  で「牌譜検討配信ぐらいしてよ」と、そういう要望が出たりしているようです。  要するに「努力している姿だけでも見せてくれないと納得できない」ということなのでしょう。  で、以下のポストを見て、思ったことがあって、この原稿を書いているわけです。  この人は「言い訳できるように」と言ってるのですが、まあ実際に「言い訳」的な意味合いはあると思うんですよ。牌譜検討

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