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心の教育をあらためて行う時期ではないか。修身という科目。

 先日、第二次世界大戰前の日本の小学校(当時は尋常小学校)の修身、今でいうところの道徳の教科書を購入して読んでみました。

正直低学年からここまで立派な教えを受けている人はすごいなぁと感じました。

どのような内容でしょうか。

今と違った歴史観

 とにかく、丁寧な言葉づかいをし、目上の人は尊敬し、友達を大事に思いやり、親切な行いをしましょう という自分を含む今の時代の人が見習うべき大変大事なことが書かれていました。

 その中でも天皇家の成り立ちについても一部記載がありました。現代の教科書などではあまり触れられていないのではないでしょうか。
時代が違い、敗戦後GHQに廃止された教科とはいえ、現代の日本人が忘れてしまった大切なことについてもたくさんの記載があります。
礼節を重んじ、周囲に感謝し、人や家族を思いやる という大事な心や、祝日についての意義や意味なども記載されています。

祝日が多くてラッキーといいうのはそれはそれでよいと思いますが、なぜ祝日なのかなど改めて考えてもよいかもしれません。

また、絵だけのページもあり、おそらく生徒に意見を聴く形の授業が行われていたと思います。

現代日本人が意見をあまり言わなくなってしまったと思いますが、教育の根源である、なぜ、どうして、どう考えるか という教育スタイルだったのだと思います。

戦前の教科書ですが、大変参考になるものだと考えます。
もう一度修身という科目を見直してみてはいかがでしょうか。

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