見出し画像

恐怖は度合いだ、減らしたれ

ハローハローハローフィアー

『恐怖とは?』
考えたことあるかい?
恐怖を無くしたいと思ったことはあるだろう、そいつは無理だけどね♪
有るか無いかの2択じゃないよ
高低や大小などの度合いさ
その『度合い』であることを認めたなら恐怖を抑えることは可能だ

恐怖の捉え方が『有り・無し』だとすれば『100か0』の極端な幅で苦しむことになる
100である現状と0への望み
君は恐怖心が0になった経験があるかな?
瞬間的には他のものが覆って見えなくなることは有り得るがそれは継続はしない


恐怖の捉え方を、有ることを前提とした『度合い』だとすれば『1〜100』の数値なのだ
恐怖を知り、考え、行動すれば数値は抑えられる

①『恐怖100の状態でただただ0を望むだけなのか』
②『1〜100の間で好みのゾーンを狙っていくのか』

言い換えるなら

①恐怖に使われるか
②制御してやるか


自分で決めればいい

②を選ぶのであれば、ここから先の文章が恐怖の情報として幾らか役に立つだろう

では始めよう


──────────────────


《恐怖とは何か?》

恐怖は大別すると二種類ある
①対峙
②想像
──────────────────

①対峙による恐怖
・恐怖との距離
遠い⇔近い
想像⇔対峙

・想像から対峙に至った場合
これには一種の安心感が生じる
恐怖に限ったことではなく、予想に対して正解が張り付いたことに安心するのだ
それが悪い結果であることは関係ない
──────────────────

②想像による恐怖

《想像による恐怖は三種類に分けられる》

1、体験、経験から生じる想像
原因:過去の情報
対象:嫌な事の再現
☆体験したときの要素が重なるにつれ恐怖心が増す

その要素とは
『時間帯』
『時間の長さ』
『対象』
『対象との距離』
『場所』
『色』
『自分の心境』
『自分の状態・体勢・姿勢・体の自由度』
『何かの行動中か否か』
『音』
『温度・湿度』
『要素の接続時間』
他にもまだあるだろう

この中から同じ、或いは似た要素が重なってくると恐怖心は高くなる
『同じ事が起こる可能性が高い』と思ってしまうね
──────────────────


2、未体験(対峙したことない)に対して生じる想像
原因:情報

未体験だが情報を持っている場合
他人の体験談、活字や映像などの作品、音、全ての情報から自分にも悪い結果が起こり得ると感じた際に恐怖を感じる
いや、起こり得なくとも想像できたら恐怖を感じるかもしれない
追体験だと思えばわかりやすいだろうか

もしかしたら例外で良い結果を恐れることもあるかもしれないが、他人から見たら良い結果なだけで、本人からしたら悪い結果の場合ね
そこの捉え方は知らない

更に分類するなら想像通りとそれ以外の場合がある
・想像通り
ある一つの悪い結果しかないと思い込み、それを恐ろしく感じる
その情報しか知らないからそう感じる
わかる恐怖、見える恐怖って感じかな

例えば
『夜、自宅付近で変質者が現れた』という事件を知ったとする
これは
『夜、自宅付近で変質者が現れる恐怖』になる


構造は1と同じ
未体験であっても再現性が恐怖となる
『時間帯』
『時間の長さ』
『対象』
『対象との距離』
『場所』
『色』
『自分の心境』
『自分の状態・体勢・姿勢・体の自由度』
『何かの行動中か否か』
『音』
『温度・湿度』
『要素の接続時間』

──────────────────


3、眠るときに見る夢から生じる
1の経験・体験に近い
悪夢という言葉があることを知っているだろう
正しくそれだ
悪夢に対して再現を恐れる
しかし、再現性は低い

・なぜ、人は悪夢を見るのだろうか
さびしくない証明だと聞いたことがある
この問いはまた今度にしよう

☆強制イベントである☆
回避するには眠らないことが必要になるね、不可不可

悪夢が現実世界で再現されることはおそらくないだろうが、同じ悪夢を繰り返し見ることはある
繰り返しというのも恐怖の要素になるかもしれない


夢で恐怖の対象になるのはパーツだと僕は思う
他の恐怖もそうだけど、悪夢の場合はより一層その部分が色濃くなる

夢の内容を鮮明に覚えていない場合が多い
しかし、結果として嫌な印象がある
その中で覚えている部分に強く恐怖を感じる

例えば
カラスが登場した悪夢
夢の中で、カラスが直接自分に危害を加えなかったとしても
現実世界でカラスに恐怖するだろう
カラスが悪夢と強く結び付くのだ

──────────────────

【恐怖を消すことは可能か】


これは未知をなくすことに同義である
同時に体験や経験を記憶しないことも必要になる
それらは有り得ない
更に恐怖との対峙は避けられない
自分より強いと思うものや能力が高いものには恐怖を感じるだろう


よって答えは不可能である

危険察知・危機管理の点において必要でもあるね♪

──────────────────

【恐怖を和らげる、抑える為に】


・再現性の要素を満たさない
『時間帯』
『時間の長さ』
『対象』
『対象との距離』
『場所』
『色』
『自分の心境』
『自分の状態・体勢・姿勢・体の自由度』
『何かの行動中か否か』
『音』
『温度・湿度』
『要素の接続時間』

全てを避けることはできないが、幾つかを同時に満たさないことは可能だ
それを意識するだけで恐怖心は抑えられるだろう

・対策を考える、対応できる術を持つ、予防する
これらは嫌な事が起きるだろう要素に全く別の要素を追加し、結果を変えようとすることである
或いは結果への対応

『夜、自宅付近で変質者が現れた』という例でいうなら
・対応できる術を持つ→スタンガンを持つ
・予防→警察にパトロールの要請をする

他にも
・精神力を強化する
実害がなければいいか、と思えるならそれはもう恐怖から除外される

・身体を強化する
反射神経や運動能力の向上、格闘技術の取得など

・一度再現し、違う結果を得る
対策を考える、対応できる術を持つ
これらを準備した上で、同じ状況を再現してみる
同じ状況でも違う結果になることを知る

・何度も再現し、傾向を知る
恐怖となった結果が起こり得る可能性を知る


・体験や経験を語り濃度を薄める
これはその恐怖を自分の中だけに存在させないことだ
悩みを他人に話すと安心するのと似た形だ
語ることで、自分の知らない対策や予防法を知り得たりもするね

【恐怖を和らげる、抑える為に】
・嫌な事が再現されるだろう要素を多く満たさない
・嫌な事が再現されない要素を追加する
・嫌な事に対峙したときの対応を持つ

──────────────────


《最後に》
恐怖に似た感覚があるだろう
そう、不安だ
恐怖と不安の決定的な違いは視点・視線だと思う

恐怖は悪い結果になる可能性を高く見積もり、それに満たされる
不安は良い結果になる可能性を低く見積もり、光に縋る

どちらにも期待が生じている
期待の多い人は恐怖や不安も多いんじゃないかな
根っこは同じものだと僕は思う

君は再現を期待し恐れている


アディダスアミーゴ!

僕の言葉が君の人生に入り込んだなら評価してくれ