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#0002【お金と時間】サラリーマン大家の不動産投資に使う時間

記事をご覧頂きありがとうございます。ひと口に不動産投資家と言っても、サラリーマン大家として不動産投資をスタートしてすでに兼業大家をしている方、これから不動産投資をはじめてみようと考えている方など様々な方がいらっしゃると思います。これから始めようか考えている方の中にはどれくらい時間を使うか不安に思う方もいるかもしれません。そこでサラリーマン大家として不動産投資をした場合に使う時間について説明します。

【日次で不動産投資に使う時間】
物件を取得して入居者もいて入居者から問い合わせや設備の故障、漏水事故などトラブルが起こらない限り大家として特にすることはありません。
物件の買い増しを検討している場合には新たな投資物件を探すため不動産会社から紹介される物件をチェックしたり、インターネットで探す場合は日々、インターネットで検索する時間くらいでしょうか。購入を検討する物件が出てきた場合、現地を見に行ったりする時間がかかります。不動産会社の仲介で物件を購入する場合、売買契約の締結、決済の2日間はそれぞれ数時間から半日程度、時間を作る必要があります。そのため、サラリーマンの方であれば決済日には有給休暇を取得するなど時間確保が必要になります。参集して決済を行わない、いわゆる持ち回りによる決済の場合は決済日であっても資金移動を振込やネットバンキングですればわざわざ休みを取る必要はありません。

その他に物件を購入することになれば金融機関にローンの打診をして金銭消費貸借契約を締結したり、審査のために必要な資料を用意したりする時間がかかります。必要な資料の例としては印鑑証明、住民票等です。最近では、マイナンバーカードを持っていれば役所に行かなくてもコンビニで取得することができます。以前よりは時間を気にしなくてよくなりましたが、書類を揃えるのは地味に手間がかかるのは事実です。

【月次で不動産投資に使う時間】
家賃が入金されているか月に1回チェックするくらいでしょう。預金通帳を記帳するかインターネットで振込されたか調べるだけで時間はほとんどかかりません。入金されているか別に気にならない方であれば特にチェックする時間は必要ありません。建物管理会社が月次でレポートを発行してくれる場合には郵送またはインターネットで毎月の収支はそういったレポートでチェックするのでも足ります。

【四半期程度で不動産投資に使う時間】
特にありません。強いてあげるなら固定資産税、都市計画税の納付を分割して支払う場合には振込する手間が発生します。年間分を一括して払ったり、また口座引き落としてしまえばえば四半期程度の頻度ではやることはありません。

【年次で使う時間】
所得が一定以上の場合、確定申告が必要になります。サラリーマンの収入、すなわち給与所得とは別に不動産所得にかかる収支を計算して給与所得とあわせて納めるべき税金の計算をします。税理士に頼むこともできますが、物件の数が少ないうちは自分で計算することも可能です。毎年3月15日までに前年の暦年1年間の税金を計算するため年明け以降に時間がかかります。最近では国税庁のホームページにある確定申告コーナーで入力していけば簡単に作成できるので、必要な情報を手元に揃えてから着手すればそれほど時間はかかりません。

【まとめ】
サラリーマンとしての仕事で経理や経営企画など会計、税務などの数字に触れる仕事をしていない方にとっては確定申告が1番時間を使う場面でしょうか。もちろん規模等にもよりますが、税理士に頼めばその時間はかかりません。日々の物件の管理からの業務も建物管理会社に手数料を支払えば代わりに対応してくださるので滞納の督促や入居者の募集、退去立会い、原状回復などの業務は大家として判断すべきことを建物管理会社と相談するだけになります。これから不動産投資をはじめてみようと考えているサラリーマンの方の参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキをお願いします。

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