舌禍(ぜっか)
皆さまこんにちは(*^^*)
ご訪問くださりありがとうございます
先日
吉野家の元取締役の方が発した言葉が
大きな物議を醸しましたね
個人的には
口に出すのも文字にするのも
はばかられるほど
ショッキングな言葉だと感じました(>_<)
社会人向けのセミナーでの
ご発言ということで
受講者に強い印象を与える表現を
使おうとなさったのだと思います
これだけ炎上したのですから
とてもキャッチーな表現だった
ことは間違いないですよね
ただ
そのキャッチーさが
・品位に欠けるもの
・他者を傷つけるもの
・社会通念上受け入れられないもの
だったのが批判を招きました(>_<)
まさに
舌が招いてしまった災い
=舌禍事件と
いえるケースではないでしょうか
結局
同取締役は解任となり
迅速に幕引きが図られました
あとは
・同社のお客様相談室の方
・店舗で接客なさっている方 など
お客様と直に接する方々が
傷つくことの無いよう祈るばかりです(>_<)
今回のような場合…
・おたくの人権意識はどうなってるんだ!
・消費者をバカにして恥ずかしくないのか
・こんなお店には二度と行きません
などと
失言をした本人ではなく
自分が接触可能な関係者に対し
厳しく叱責なさる方が
出るケースが多いからです
失言に怒りを覚えるのも
不買を決めるのも
もちろん個人の自由です
ただ
それを自分の中に
留めておくに飽き足らず
失言した本人でもない方を捕まえて
厳しい言葉を浴びせかけるとしたら
それは最早「舌禍」ではないでしょうか
他者の舌禍を批判しようとして
自ら舌禍を招いていては
同じ穴の狢になってしまいます
こうならないために…
・相手が傷つきそうなこと かつ
言わなくて良いことは
わざわざ言わない
・言わざるを得ない時は
「言う相手」と「言い方」を熟慮する
・「自分の発言は取り消せない」
という認識を持つ
という事が
大切なのだと思います
卑近な例ですが…
自分が嫌いな事を
好きと言っている方に対して
「私は嫌い」と言ってしまったら
お相手は自分が否定されたと感じ
心を閉ざしてしまうのでは
ないでしょうか?
SNSで言えば
クソリプというものですかね
それよりも
「どういうところが好きなの?」
と興味を持って聞いた方が
お相手もきっと張り切って
お話しくださいますし
その後の会話が楽しくなりますよね(*^^*)
今回の事例に接してみて
お相手を傷つけたり
冷や水を浴びせるような言葉を
発していないか注意しなくては
と痛感しました
敬意を持って人間関係を築き
舌禍を招かないように
心がけようと思います
本日もご覧くださり
ありがとうございました‼