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フィンランドの島でまんまるのカモメたちと遊ぶ!鳥のパラダイス!


スオメリンナ島


フィンランドの首都ヘルシンキに来て2週間。ヘルシンキ市街から船で10分くらいの世界遺産の島、スオメリンナ島に泊まりました。こんなに人がいないとは思わなかった。スーパーをすぐ見つけたので適当に夕飯を買って島をふらふらしました。
それにしても人口800人のこの島は歩いてて鳥の方が多いんじゃないかってくらい人がいないです。実際人より鳥の声の方が聞こえる笑
そしてこの島の美しさ…

座って食べるのにいい場所を探してたのに、綺麗すぎて歩き回ってました。
こんな素敵なところを独占してる…気分がいい
鳥の声がこだましていて、海のざーっという音と、遠〜くに1-2人はだいたい見えてる。1人でも寂しくなかった。

いい場所を見つけて。海岸に座ってゆっくり食べようとしたのに、カモメが1匹、程よい距離を空けて近づいてくる…
"キー"
餌くれって。じゃあちょっとだけ、パンかじってあげたら、、
"キャー!キャー!キャー!!!"
仲間呼んで10羽くらいになった!!!逃げる!

カモメが飛んで追いかけてくるから、もーこないで〜って餌を投げたら、ナイスキャッチ…
面白くなってハマった…✨
まんまるのカモメたちを手なづけてる…楽しい…
カモメも必死だね、こんだけ人がいないんだから
そうやってカモメたちと遊んでたら自分の食べ物ほとんどなくなりました笑
(遊ぶのに夢中でカモメたちの写真が1枚もなかった・・・)


共にケータイの充電もなくなって(4月でも雪が残ってるほど寒い。)、本島行き最後の船が出発し…(もう都会には逃げられない)
私は島のホステルに帰る…
ホステルにも全然人がいない…

9:30になって暗くなるスピードが早まる頃(ヨーロッパは9時くらいまで余裕で明るい)、ホステルの共同スペースでテレビの音がするので行ったらおじさんが1人でテレビ見てて…(フィンランドて結構歳のある人もユース使ってるなあ…)
挨拶だけして、すわって紅茶を飲むことに…


なんか物足りない
おじさんはテレビに夢中。

2階にフラフラしに行ったら別のおじさんがいて、一緒にお茶しました。
お互い1人で来てるから話し相手が欲しかったんだよね〜
このロシア人エンジニアのおじさんは5日間休みをとって、このへんをフラフラしてるそう。

「Where are you from?」から始まり、
日本について…
「時速300キロの電車は本当?」
「日本には電車が混んでる時に押し込むという仕事があるんだよね?」

笑笑笑!そうですね!
おじさんは今朝ここに着いて、島を一周ぐるっと歩いたって。
ただ観光地巡りじゃなくて、自然に気の向くままにというスタイル。
いいねえ

いつのまにか1時間くらい話してた。
握手してまた明日ねって別れました。

おじさんは、明日何するか4つ候補があって。どれにするかこの後もここに1人残ってじっくり迷うんだそう 。
いいねえ
私のたどたどしい英語もゆっくり待って聞いてくれて優しかったな・・・

翌日おじさんとは会えなかった。いちおう2階に何回か行ってみた。4つ候補あってどれにしたんだろう。おじさんの3日目はどの国にいるのか・・・
気の向くままに。本質。 素敵な一期一会だった。



この島は本当に魅力的で、
自然や歴史だけじゃない。
1人で何も考えず独り言言ったり気の向くままにフラフラしたこの島の時間が大好き。
そうさせる魅力がスオメリンナ島にあるような。

なんか切なくて、暖かくて、勇気をもらう。

一泊しかしない予定だけど残りのフィンランド3泊全てここに泊まりたいくらいと思ってしまった。
いや、でも人が少なくてやっぱ寂しすぎるので1泊で丁度よかったかも…


スオメリンナ島2日目は、また後日!

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