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1月、真冬の宮古島旅。豊かな自然に癒される(後編)

3月が始まりましたが、まだまだ寒いですね。
暖かい宮古島を思い出しながら、後編を書きたいと思います。

1日目は分厚い雲に覆われた暗~い天候から、徐々に晴れていきました。
2日目は朝から晴天!1月とは思えないような気温で、薄めのロンTでも暑いほど。紫外線もガンガンだったので、終日サングラス着用しました。


砂山ビーチ

宮古島の北側に位置する砂山ビーチ
宮古島空港から20分という距離で、アクセスが良いというのも人気の一つかもしれません。

駐車場にはとてもかわいらしいオブジェがありました。

シーサーがお花をくわえてる。可愛い。

"砂山"ビーチの名の通りの巨大な白い砂山を上って海辺へ向かうのですが、砂がサラサラで意外と大変な道のりです。
足が埋もれます。
スニーカーが砂まみれになるのでビーチサンダルでもいいかもしれません。
裸足が一番いいかも。

その砂山を上りきると美しすぎる景色が現れます!!

本日最初のミヤコブルー

砂山を下っていきます。

空と海のブルー、木々のグリーンのコントラストが最高です

下りきるとビーチが広がっています。
割と狭いビーチなので、昼頃になると混み合うそうです。朝一に来ることをおすすめします!

波打ち際に行くと透明度がとても高いことが分かります。

青のグラデーションが素晴らしい

ビーチの左側にはガイドブックによく掲載されている有名なアーチ状の岩があります。
これは波の浸食によって自然に形成されたもの。
西の方角を向いているので、この隙間からサンセットを眺めるのが素敵なのだそうです。
ただ、現在は落石や崩落の危険があるとして立入禁止になっています。

近づき過ぎず遠目に楽しみましょう

ちなみに、戻りの砂山の方が急勾配できついです。皆さんズボズボ足がはまってなかなか進めず、お互いに顔を見合わせて笑っちゃってました。
足元にはお気をつけて!
でもそれも含めてすごく楽しい、おすすめの観光スポットです。

来間大橋

来間島は宮古島の南西に浮かぶ小さな島です。
来間大橋は宮古島と来間島を結んでいます。

長さ1,690m

竜宮城展望台

丘の上に建つ鮮やかな建造物はまさに「竜宮城」
来間大橋、伊良部大橋、与那覇前浜が一望できる展望台です。

とても華やかですね

展望台は3階建てで、階ごとに見える絶景が少しずつ変化します。

低めの位置からでも十分に美しいのですが
階を上がるごとに迫力を増します
船がひとつだけ浮かぶ、この景色が素敵

この日はあまりの強風で(髪が逆立つほどでした)あまり長居できなかったのですが、ずっと眺めていたくなるような絶景でした。

カフェウエスヤ

色々とおしゃれな飲食店を調べていたのですが、観光をメインにしたら、なかなか訪れるタイミングがなく・・・
早朝は開いていなかったり、昼過ぎには終了してしまっていたりするんですよね。
外観からもここは行ってみたい!と思い、2日連続でやってまいりました。(1日目は閉まっていたのでリベンジです)

場所は宮古島市公設市場からすぐなので、付近はバスも運行しています。
ただし、住宅街に突然現れるので見落とし注意です。

コンクリートの塀に囲まれたお店。中の様子が見えず、入口からワクワクします。

入っていくと、可愛らしい中庭とお店が見えてきます。

「いらっしゃいませ~~!!」とニコニコの店員さんたちがお出迎えしてくださいました。
コンクリート打ちっ放しの壁に囲まれているのに無機質な感じがなく、テーブルや床の温かい木の色と調和しています。

大きな窓から見える中庭の木々、キラキラと日光が差し込んで本当に素敵でした。

天井が高いので開放感もあります。

ちょっとしたスペースがまたお洒落なのです。

自宅もこんな風にしたい!

内装が素敵なだけではなく、食事が物凄く美味しかったです。
名物はAsian宮古そば。伝統的な宮古そばをエスニックにアレンジしています。他にもトムヤムヌードル、グリーンカレーと宮古島の食材を使ったアジア料理が魅力。
私は「本日のランチプレート」をいただきました。

スパイスがしっかり効いた白身魚のフライがもう、、最高でした。
ベストフライ、ever
そのくらい美味しかったです。
そのままでも、自家製ソースをつけても、どちらも最高。衣が薄くて揚げ物なのに罪悪感ありません。

白米じゃないっていうのもいいですね!

付け合わせの野菜が新鮮でシャキシャキしていて、それも良かったです。
目にも鮮やかな色味も素敵。毎日食べたいくらいのランチプレートでした。

あまりに美味しかったのでデザートも追加しました。
チョコバナナタルト

こちらも絶品。後々お店のインスタグラムで探したらホールの御姿が。
普段そんなに甘いものを食べないのですが、これは丸ごと欲しいくらい美味しかったです。

いつも食後はコーヒーなのですが、すっかりエスニックモードになり、チャイにしました。こちらも本当に美味しかったです。

「美味しい」ばかり書いていますが、本当に美味しかったんです!!!
ゆっくり時間が過ぎる、居心地の良さも素敵でした。
地元のお客さんが多いようで、お客さん同士がおしゃべりしていました。
テラス席もあったので、次は外で食事したいです。
ランチタイムは混み合うので、開店と同時に来るか予約をおすすめします。

宮古島海中公園

大学時代、専攻ではないにも関わらず、海洋実習に参加したことがあるくらい海の生きものが好きです。数日間、船に泊まって過ごしたのですが、海中公園に到着した瞬間に思い出がよみがえりました。

宮古島から池間島へ向かう途中にあります。

管理棟でチケットを購入し、海中観察施設へ向かいます。

公式ホームページより引用しました

観察施設は海底4mにあるため、階段で降りて行きます。

厚さ12cmの分厚い観察窓が24個並んでいます。

フロア全体が青く、幻想的な雰囲気です

窓からのぞくと、たくさんの魚が!

並んで泳いだり、窓に向かってきたり、水族館などでは見られない自然の生態を観察することができます。
夢中になって、信じられない枚数の写真を撮影していました。
これが不思議なもので、カメラを向けていない時の方が魚が集まってきてくれました。

ずっと観察していたら、周りには誰もいなくなっていました。(同行者までいなくなっていた)

椅子を持ち込んでずっと見ていたい。そんな気分でした。

階段の声掛けが愛らしい。

観察施設を出ると、とても綺麗な海が目の前。
宮古島ではどこに行っても美しい海を見ることができ、毎回感動します。

管理棟にもいくつか水槽があり、こちらも癒されます。
カクレクマノミが出てきたり隠れたりを繰り返していて可愛かったです。
(私が水槽近くで見つめ過ぎたからかもしれないですが)

いる
出てきたよ
やっぱり隠れる

スキューバダイビング、シュノーケル、グラスボートなど、自然の魚たちを見る手段は他にももちろんありますが、季節関係なく、手軽に観察できる海中公園はすごくおすすめです。
いつか自宅にアクアリウムを設置したいという夢ができました。

池間大橋

今回最後の観光スポットである池間大橋
宮古島と池間島を結ぶ1,425mの橋です。

この海の青さは「池間ブルー」と呼ばれるそうです。

よく見ると、道路の途中がボコッと盛り上がっていることが分かります。
大きな船が橋の下を通れるよう、このような形状になっているそうです。

池間島に到着してすぐお土産屋さんがあるので、そこの屋上に上がらせてもらいましょう!(無料です)

屋上からの絶景は本当に素晴らしいです。
屋根がないので、開放感抜群。全体が見渡せます!

ちなみに池間大橋の宮古島側には雪塩ミュージアムがあり、そちらにも立ち寄りました。
製造工程の説明や試飲(雪塩を水に溶かしたもの)、雪塩を使ったスキンケアを体験したりと、大人も楽しめました。
雪塩ミュージアム目の前の海もすごく綺麗で、ゆっくり見られるスペースがあるのでおすすめです。

癒しを求めて

あっという間の2泊3日、大満喫しました。
ここ数年はパソコンやスマートフォンが欠かせず、どこに行っても何でも調べたり口コミを見たりと、毎日毎日、小さな画面と向き合っていました。
と、いう事実に気づいていないほど依存していたのですが
宮古島での滞在中は見逃せない景色ばかりで、パソコンは一度も開かなかったし、スマートフォンは写真を撮っただけでした。
とにかく海は広いし、空も広い。
都会で暮らしていると、空を見上げること自体がなかなかないですよね。
宮古島の自然から前向きなパワーをもらった気がします。

今回は色々な観光スポットを回ったので、次回からはお気に入りの場所だけ訪れてゆっくりしたいと思います。

みなさまも日常に疲れたら、ぜひ宮古島へ

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