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冬の宮古島は大穴場! 1月でも健在。感動のミヤコブルー(前編)

年初に思い描いた「今年行きたい旅行先」早速、行ってまいりました。

念願の初・沖縄離島!!!

沖縄本島には少なく見積もって20回以上は行ったことがあるのですが、離島に行くのは初めてです。
暑さに弱いから夏は行けない。春は混みそう。秋も混みそう。・・・もう行っちゃえ!と勢いで2024年1月。冬の宮古島に上陸することにしました。
前情報によると、雲が厚く晴れている日があまりないとのこと。
たしかに到着日は曇天・強風・肌寒いほどでしたが、ありがたいことに、どんどん天候がよくなりました。
分かりやすく掲載写真が徐々に明るくなっていきます。
念のため・・・

※すべての写真、加工なしです!

注意書きしておきたくなるほど美しいミヤコブルーをたくさん見ることができました。

目的:宮古島の絶景を制覇

2日間で有名な絶景スポットはほとんど制覇できたのではないかと思います。
しかしこのスケジュールは結構ハードなので、ゆっくりリゾートを過ごしたい方はお好みの場所をいくつかピックアップして訪れるのがいいと思います。
レンタカーがおすすめですが、観光周遊バスや観光タクシーもあるので、あまり動きまわらない方はそちらでもいいかもしれません。
皆様の目的地の参考になると嬉しいです。


宮古島空港に到着しましたら

まずはシーサーと

宮古島まもる君にご挨拶。

3日間よろしくお願いいたします

伊良部大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ長さ3,540mの伊良部大橋は無料で通行できる橋としては国内最長と言われています。
2015年に開通した比較的新しい橋です。
ちなみにこの長さ3,540m「さんごしょう」の語呂で覚えることができます。

地図で見ると、伊良部島は宮古島からなかなか遠く感じます。

宮古島に到着してから見る初の海。
多少晴れ間があるもの曇っていましたし、車内からの撮影で窓越しだったのですが、早速の美しい海の色に感激しました。

佐和田の浜

江戸時代の大津波によって運ばれてきた岩が並ぶ佐和田の浜。
伊良部島と下地島が接しているあたり。

日本の渚百選に選ばれています。

遠浅で水の透明度が非常に高いため、ずーっと遠くまで真っ白な砂浜が透けて見えます。その中にポツポツと立ち並ぶ岩が不思議な光景。
この岩は海底にあったものだそうです。

こんなに巨大な岩が打ち上げられるほどの津波・・・
沿岸地域にはどんな被害があったのだろう。
美しい海を見ながらも自然災害の恐ろしさを感じました。

佐和田の浜の周辺には小さなマングローブが多く見られます。
マングローブと聞くと大自然の鬱蒼とした森や林のイメージだったのですが、1本でも正真正銘「マングローブ」と呼ぶのだそうです。
こちらも水の透明度が高く底の石まではっきりと見ることができます。

通り池

道の右側・左側に1つずつ、2つの池が並んでいる不思議な観光スポット
通り池があるのは下地島の西側です。

広い駐車場からは5分ほどの茂みを歩いていきます。
舗装された遊歩道なので安心。

こちらが道の左側の池

曇っていたということもあり濃いブルーが美しく、神秘的な雰囲気が漂っていました。

ダイビングスポットなので、急にゴボゴポと泡が上がってくることもあるそうです。
残念ながらこの日はいらっしゃらなかったです。

こちらが道の右側(海側)の池です。

この2つの池は実は地下で繋がっているそうで、それが「通り池」の由来になっています。
遊歩道はさらに海の方まで続いていくので歩いていると、折り返してくる皆さんが「何もないよ!」と色々な言語で教えてくれます。笑

先端に到着すると、本当に何もない。
何もないのが良い。自然の雄大さのど真ん中にいる!ということを改めて感じることができます。

渡口の浜

伊良部島の南西部にある渡口の浜
宮古島屈指の透明度」「日本のベストビーチTOP10にも選出」と聞いていたので、とても楽しみにしていました。

ただ、残念なことに雲が分厚くなっていき・・・一気に暗くなってしまいました。

これぞ曇天。雨が降らないのが不幸中の幸い。

渡口の浜の本気の8割減といったところですが
それでも分かる、海の美しさ。

白い絵の具を混ぜたような、淡い水色。見ようと思って見られるものでもないので、これも素敵だなと思いました。
また、渡口の浜の魅力はこの砂浜。
真っ白で細かくてフワッフワの砂が一面に広がっています。

この真っ白な砂浜が約800mも続きます。
近くにマリンスポーツ用品をレンタルできるお店もありました。全力の渡口の浜で泳いでみたいな。
次回また訪れる際の楽しみができてよかったです!

いらぶ大橋 海の駅

前述の伊良部大橋のそばには道の駅ならぬ、海の駅があります。
こちらには新鮮な島の食材を使った食事をいただくことができるレストランやお土産物屋さんが入っております。

SHIMA(ざっくりしていて可愛い)

マグロ丼(白米の上にも下にもマグロがたっぷり入っていました!)
宮古そば(優しい味)
をいただきました。ボリューム満点!
そして普段食べない海ぶどう。これを食べると沖縄にいるな~と実感します。

海の駅の敷地内には伊良部大橋を一望できる場所があります。

今にも降り出しそうな曇り空の下なのに、こんなにきれいな海の色が見られるとは。晴れた日はとんでもない絶景だと思います。

牧山展望台

サシバという鳥をご存知でしょうか?
毎年秋頃になると繁殖地の本州から越冬地の東南アジアへと移動するのですが、その中継地点?休憩地点?として昔から宮古島にやってくるそうです。
宮古島の民謡などにも出てくるとのこと。
ちなみに私も宮古島滞在中に一度だけサシバに遭遇しました。
鷹かと思いましたが、ガイドさんが「サシバですううううう!!!!」と大騒ぎしていたので間違いないと思います。(本当にこのテンション)
そのサシバが羽を広げた姿をした牧山展望台に参りました。

到着したと同時に急に晴れてきました!

やっぱり青空がいいですね

サシバのお尻側から階段を上っていきます。

目の前がパーーーン!と抜けて美しい海が!

ついに、念願のミヤコブルーを拝むことができました。

感動

伊良部島の高台に位置するこの展望台。
サシバの翼の部分が展望台スペースになっているのですが、右翼、左翼で景色が少し違います。
右翼側からは宮古本島、来間島、池間島を見渡すことができます。

長い長い橋が見えます

左翼側は水平線が!

ここに来るまでは曇天下の海の色を見て「あぁ、、やはり冬はミヤコブルー見れないのか・・・」と諦めモードだったのですが、一転。
どこに行っても美しい、一瞬も見逃せないような美しい海や自然の景色を楽しむことができました!

インギャーマリンガーデン

インギャーマリンガーデンは宮古島南部にある海浜公園です。

Googleマップや観光ガイドなどでは「イムギャー」と書いているものが多いのですが、地元の読み方が「インギャー」のようです。

丘の上にある展望台まで続く遊歩道は見るからにハード
晴天に続き、気温も上昇。
薄手のニットを着ていましたが、もう暑い暑い。

遊歩道を歩く間にも左右に美しい入り江があり、なかなか前に進めません。
1月でもSUPをしている人や浅瀬で足まで浸かって遊んでいる子どもたちがいました。

展望台までの道はイージーモード・ハードモードが選べます。
行きはハード、帰りはイージーを選びましたが、結局どちらもしんどかったです。笑

でもそんな道もまたいい。

そして展望台からの景色がこちらです。

見渡す限りの珊瑚礁に水平線
雄大な自然、迫力を感じます。
言葉にならないほどの絶景に感激、泣けてくるほどの美しさでした。

地図上でわかってはいたけれど、この海の先は太平洋だと思うと・・・「海は広いな大きいな」を実感しました。
陸側の景色も、宮古島らしくて好きです。

入り江が入り組んでいるのも素敵です。青々とした海の色が本当に綺麗。

全方位360°素晴らしい景色を楽しむことができるインギャーマリンガーデン
何度でも訪れたいと思う場所です。

東平安名崎

こちら「ひがしへんなざき」と読みます。

東平安名崎は宮古島の最東端にある美しい岬で、日本の都市公園百選、国指定名勝にも選ばれています。

地図上で見ると細長〜いことがよくわかります

ちなみに東平安名崎全体を一望できる写真スポットがありまして、それが
東平安名崎見晴台

アップすると岬の先端の灯台が見えます

珊瑚礁、海、その間に細長く突き出た岬、その先には水平線。
この素晴らしい絶景を写真に収めることができます。

岬の先端にある灯台の上からは宮古島を一望できるとのこと。
車で行けるのは途中の駐車場までなので、そこからは歩いて向かいます。

かの有名なストロングマンのマークも。トライアスロンでこの岬を走るんですよね。爽快だろうな〜

駐車場から灯台までの道のりは日光を遮るような建物がまったくないので暑いです。1月ですら暑かったです。サングラス必須です。

さて灯台の真下に到着しました。

ここまで観光スポットを歩き回り、すでに15,000歩。
ちょっと怯みましたが、せっかく来たので階段97段のぼります。
ちなみに入場料は300円です。

中の階段が水平じゃなくて結構斜めなんですよ。
ガイドの方が足腰に自信がない方や体調が悪い方はあまり無理しない方がいいとおっしゃっていましたので、皆様もお気をつけて。

わたくしは日頃の筋トレの成果を発揮します。

優しい応援メッセージを見ていたらあっという間に到着!

おぉ〜〜〜!!!

360°の大パノラマが広がる、とてもダイナミックな景色です!!
「地球って丸いんだなぁ」と心の中で感動していたら、隣の女性が「地球が丸いのが分かる〜〜〜!!」と話していました。
こんなに圧倒的な大自然を見たらみんな言いたくなりますよね。

佐和田の浜と同じく、津波によって打ち上げられた岩がたくさん見えます。地上から見るよりも迫力満点。
そして高所恐怖症にはなかなか厳しい、非常に狭い通路です。

見応え満点。

比嘉ロードパーク

この日、最後にやってきたのは比嘉ロードパーク。
宮古島の北東部、断崖絶壁の海岸線にある小さな公園のようなスペースです。

特別な展望台があるというわけではないのですが、柵から見下ろすと、もう、とんでもない絶景が広がっています!!!

こんなにも美しい青のグラデーションがあるのかと、感激です。
もはや現実味がないくらい。絵画のようです。

透明度の高い美しい海、珊瑚礁に砂浜、生き生きと鮮やかな草木
自然に感謝です。
あまりにも感動したので、普段やらないパノラマ撮影にも挑戦しました。

良いカメラが欲しくなります。(これはiPhoneで撮影しました)

1日目から素晴らしい景色をたくさん見ることができて大満足。
ホテルの夕食では足りず、カーリーフライを貪ってから就寝いたしました。

長くなりましたのでこちらの記事はここまで
後編に続きます!


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