最高のサウナデビュー旅!満足度120%のお宿 Snow Peak FIELD SUITE SPA ~新潟~
「流行に乗る」ということが非常に苦手で、あらゆることに常に乗り遅れています。
昨今のサウナブームにも随分と出遅れてしまい、なんとなくはじめの一歩を踏み出せず・・・人生で一度もサウナに入ったことがないという、まぁまぁ珍しい側の人間になってしまいました。
が、このたび!素晴らしい場所でサウナデビューをいたしました。
2022年4月に開業した温浴施設を中心とした自然を感じる複合型リゾートSnow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
広大な自然の中に佇む美しい建築が印象的で、いつか宿泊してみたいと思っていたのですが、控え目に言って
最っ高でした。
温浴・食事・宿泊すべてが良かったので、宿泊記を書かせていただきます!
東京から燕三条までは上越新幹線で1時間50分
燕三条駅からは車で40分
駅前にはいくつかレンタカー屋さんがあり便利なので、タクシーよりレンタカーがおすすめです。
チェックイン前にお腹が空いていたので、新潟名物を食べに行きました。色々選べそうだったので、くいどころ里味さんへ
和食ファミリーレストランのこちら、店内はとても広くて席数が多いので、すぐに入店できます。半個室席に通していただきまして、のんびりできました。
つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使用したへぎそばとタレかつ丼のセットにしました。
お蕎麦はツルツルで食感が良く、蕎麦というよりそうめんに近い気がします。タレかつ丼は甘い醤油ダレがすごく美味しくてペロリと食べました。
燕三条といえば金物や洋食器作りなど、ものづくりで有名。
道の駅を探してこちらへ参りました。
道の駅 燕三条地場産センター
包丁や食器などずらりと展示、広々とした物産館では実際に購入できます。
私はスプーンをお土産に購入しました。
便利グッズだったり、左利きの方向けの食器、体に不自由なところがある方向けのスプーンやフォーク、それ以外にも工具など商品が幅広く、見てまわるだけでもとても楽しかったです。
Snow Peak FIELD SUITE SPAに到着
広大な敷地内に入ると、まずスノーピークの本社、そしてキャンプフィールド、少し坂を上っていくとSnow Peak FIELD SUITE SPAが現れます。
17:00頃に到着したら、とても美しい景色を見ることができました。
遠目にもインパクトがありますが、近くでよく見ると天井の薪の迫力が!
外だけでなく、施設内も天井に薪が使用されています。
キャンプフィールドは自由に入ることができるので、夕焼けを眺めながら散歩しました。歩くたび草木と土の香りが広がり、深呼吸しました。清々しく気持ち良かったです。
住箱
さて、今回宿泊したのは住箱というお部屋
こちらも隈研吾氏とコラボレーションしたトレーラーハウスで、すべて木製です。
こちらの住箱は購入することができます。¥6,050,000(税込)
以前、カフェや洋服店などお店として利用しているのを見たことがあったのですが、まさかこれとは!
外から見るとなかなか小柄ですが、中は十分な広さがあります。
ベッドは広々、木の香りに包まれて眠ることができます。
入口すぐ左手にはシャワーブースとトイレがあります。湯舟はないのですが、本館にある温浴施設を使うのでまったく問題なし。キャンプフィールドなど外で手足が汚れたときにサッと使うにはちょうど良いかもしれません。
部屋の大きな開口部には網戸もついているので、虫対策もバッチリ
左手に見えるのが洗面台です。
部屋にはSnow peakグッズが勢ぞろいしているので、実際に使用してみてからショップで購入も可能。
ファンにはたまらないですね。
商品によっては、ここSnow Peak FIELD SUITE SPAでしか手に入らないものもあります。
各部屋にはコーヒーセット(コーヒー豆、ミル、ドリッパー、ボトル、コップ)があり、自由に使用することができます。
ホテルスタッフの方がおすすめしてくださった通り、ローチェアを外に出してコーヒーを飲んでみました。
風で草木が揺れる音、鳥のさえずり
挽きたてのコーヒーの香り
美しい景色を眺めながら、贅沢で幸せな時間を過ごすことができました。
夜は虫の音を聴きながら部屋飲みも楽しい。
本館のショップではクラフトビールを購入することができます。
おつまみは少ないので、夜に小腹がすきそうな方は付近のコンビニで購入してから来るのがおすすめです。
住箱のほかに4名定員の素敵なヴィラも3つあります。
ヴィラには湯舟もあって、かなり広々。ジュニアスイートには外風呂まで!
次回はヴィラを利用したいと思います。
夕食はレストラン雪峰にて
夕食は事前予約制。チェックイン時に希望時間を聞かれるので19:00にしました。本館にあるレストラン雪峰へ
こちらの天井にも薪がずらっと。シックな色合いでシンプル、高級感あるレストランです。
夕食のコースでは地元の食材を使用した季節の料理をいただくことができます。新鮮な食材がどれも美味しく、量もちょうどいいコースでした。
こちらの焚き火のお茶。
本当に焚き火の香りがするので驚きました。こんなお茶飲んだことがありません。スモーキーな香りと風味かつ味はスッキリ、友人は気に入って購入していました。
朝食はスコーーーンと抜けた絶景を眺めながら
朝食もレストラン雪峰でいただきました。
夜とはまた違った雰囲気です。
全テーブル席が窓側なので、日本三百名山の一つである粟ヶ岳の山並みを眺めながら食事をいただくことができます。
朝食は器が美しくピッタリとハマった和食御膳!
ホテルに宿泊すると朝食はビュッフェ形式が多いですが、こういう御膳タイプも楽しいですね。少しずつ色々な種類が食べられるのが幸せ。
大浴場とサウナ
温浴施設は本館の地下にあります。こちらは日帰り利用も可能です。
朝と夜には宿泊者のみ利用可能な時間が設定されているので、私はその時間に利用しました。
フロントで温浴施設の利用と伝えてタオルとロッカーの鍵を受け取ります。
階段で地下へ
ロッカーも日帰り利用と宿泊者用でエリアが分かれていました。
お部屋にあったものと同じアメニティ、ダイソンのドライヤーが完備されています。残念ながら温浴施設内は撮影できなかったのですが、大浴場が全面ガラス張りで開放感あふれる絶景を堪能することができました!
温泉は内風呂・露天風呂が1つずつ、ほか水風呂が1つあります。
洗い場は10席ほど。サウナは20人収容。外気浴スペースは10席以上。
大浴場・露天風呂ともに素晴らしかったのですが、何より、サウナが最高でした。以前のサウナのイメージといえば「熱い・苦しい・閉塞感」
なぜこんなにも人々が熱狂するのだろうか?とずっと疑問でいたのですが、しっかり180°覆されました。
初サウナは夜も更けた21:00。重い扉を開けた部屋は壁やベンチ、床のすべてが落ち着いた色の木材で統一されたお洒落な空間。中心には大きなサウナストーブ。
"焚火を囲むような感覚"まさにその通りでした。
もちろん熱いのですが、じんわり身体の芯から温かくなっていくような感覚で苦しくなく、むしろ心地よい。香りもよい。
初めてにもかかわらず、10分近く入っていられました。
水風呂に入る勇気はなかったのでシャワーで済まし、外気浴スペースへ。
この外気浴がもう本当に最高でした。
夜は辺りが真っ暗なので、満点の星空を見ることができます。とても静かで虫の音が聴こえるだけ。「あれ北斗七星だよね?カシオペア座?オリオン座って夏?」と童心に帰って星座を探しました。(「真夏のオリオン」に引っ張られて間違う世代です)
朝はサウナの部屋からも山々を見ることができ、より開放的に。
外気浴スペースの空気もより一層、清々しさを増します。
こんな大自然の中で裸一貫で太陽を浴びることがこんなにも気持ち良いものかと驚きました。
大興奮してしまい、正直なところ「ととのう」は分かりませんでしたが、サウナの人気の理由を肌で感じることができました。
昼食・湯上り処 Snow Peak Eat
温浴施設の隣にはSnow Peak Eatがあります。こちらは雪峰よりカジュアルなレストラン。テーブル席やカウンター席のほか座敷席もあり、まさに湯上り処です。郷土のおばんざい定食や丼ものからカレー、デザートまで幅広いメニューの数々。
おばんざいも魅力的でしたが、前日に食べたふのり蕎麦とタレかつ丼があまりにも美味しかったので、SnowPeakバージョンも食べてみました。
食後には濃厚な神田酪農ソフトクリームも。
チェックアウト後にはオリジナルロゴが入ったコップやお皿などをお土産に購入して帰りました。
今回、Snow Peak FIELD SUITE SPAで素晴らしいサウナデビューを果たすことができました。サウナだけでなく、地産地消の食事が美味しく、四季折々の自然を楽しむことができるこちらのリゾート施設。
心も体も癒され、リフレッシュすること間違いなしです。
私も必ずリピートしたいと思います!
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