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相田みつをさんの言葉を胸に 実践を
掃除の会でご縁のあった方から、相田みつをさんの書(詩)が入ったカレンダーを頂き、使ってきました。
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何気なく見て(読んで)いましたが、言葉から、その都度、いろんなイメージが湧きました。妙に納得してしまったり、考えさせられたり。心を揺さぶるというよりは、じわじわと胸に迫ってくる、あるいは、胸にしみこんでくる、といった感じでした。
「書」自体も、独特な字です。正直言って、上手なのか分かりません(笑)。
かすれていたり、大きさが不ぞろいだったり。
これなら、自分だってかけそうと思って、実際に、色紙に、まねして書いてみたこともあります。
そういえば、街中で、たぶん、その人が書いたであろう、相田さんのような字を書いた色紙を売っている人もいました。おっ、自分と同じことを考えている人がいるなあと笑ってしまいました。
ただ、自分もそうですが、字は、それとなく、何となく、相田さんのような字体にはなっていましたが、やはり何か違っていました。
迫力とは違いますが、何というか、字に緊張感がないというか、やっぱり、相田さんの字の方が心に迫ってくるものがありました。
ただ、「へたくそ」に書いているわけではないんだなあと、実感しました。
実際、相田さんのことを調べてみたら、次のようなことが書いてありました。
・日本の詩人、書家。平易な詩を独特な書体で書いた作品で知られる。
・毎日書道展に7年連続で入賞するなど技巧派の書家として出発している。
・一晩で天井に届くほどの勢いで、山のようなボツ紙ができたエピソードがある。
やはり書のプロです。
私みたいに、気まぐれに何となく書いてできた作品ではありませんでした。
ものすごい量を書き続けて、納得のいった一枚が、「作品」として世に出されたということが良く分かりました。そのあたりの「すごみ」が、作品に反映されているんだろうなあと思いました。
また、字体だけでなく、書かれた言葉(詩)も、ハッとさせられました。有名な言葉として、次のようものがあります。
・つまづいたって いいじゃないか 人間だもの
・しあわせは いつも自分のこころがきめる
・夢はでっかく 根は深く
私自身は、次の言葉も印象的でした。
くちではなあ
物事を説明したり、いたらないところを指摘したりできます。
かっこいいことを言えます。見栄をはってごまかせます。
論破して、優越感に浸れます。
でも、それを行動にうつす、実際に何かするのとは、大きく違います。
口ではいろいろ言えます。それに満足することなく、どう実践につなげるか。
自分一人の力では大きなことはできないかもしれません。
でも、
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
小さな一歩でいいから、具体的な実践から始めることがいかにすごいことかが実感できます。
今日も、まず、足元のゴミを拾うことから始めたいと思います。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
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