セールス経験者がなぜSmartHRのインサイドセールスへ?
こんにちは!SmartHRのインサイドセールス(以下IS)グループの小池です。普段はSlackネームでみやびんって呼ばれてます!(マネージャーのふるともさんに命名いただきました笑)
突然ですが皆さん、“インサイドセールス“と聞いてどんなイメージを持ちますか?「テレアポで毎日しんどそう😥」や「セールスへの登竜門🐲」みたいなイメージをお持ちの方もまだまだ多いのではないでしょうか。
今回はそんな“イメージ“に一石を投じるべく、「セールス→IS」で入社したSmartHRのインサイドセールスメンバーにインタビューをしてみました!
世間的にまだまだ一般的とはいえないキャリアですが、セールスを経験したからこそISで発揮できる価値や、逆にISを経験するからこそ発揮できる将来的な価値、そこにかける想いなどについてお話を伺ってきました!
▼この記事で分かること
セールス出身のおふたりがどういうきっかけで転職を考えSmartHRのISを選んだのか、実際に働いてどう感じているのかが分かる記事になっています。この記事を通してもっともっとSmartHRのISの魅力が伝わったら嬉しいです!
本題に入る前に、少しだけインタビューさせて頂いたおふたりの紹介をさせてください。(※社内では基本的にSlack名で呼び合っています。)
\それではいよいよ!インタビュー内容に入っていきます/
転職のきっかけはなんですか?
(sin)
きっかけは奥さんの妊娠と出産で、今後どんな環境になっても仕事/プライベート共に自分で選択できるようになりたいなと考えていました。前職では支店の立ち上げや新卒の育成などをしていて日々充実はしてたものの、30歳手前で漠然とキャリアについて悩んでいました。なので、転職前は1年位かけてカジュアル面談を受けたり知人経由で話を聞きに行ったりしていろんな業界の情報収集をしていましたね。
(zuma)
僕の場合はsinさんとちょっと理由は違うんですけど『ソフトウェアファースト』という本を読んでSaaSの考え方を初めて知ったんですよね〜。お客さんのためにっていう話はよくあると思うんですけど、結局、個人の意識みたいな曖昧なところで頑張るって話になってしまいがちかな〜と思っていました。そんな中で、ビジネスモデル的に真に顧客志向じゃないと生き残れないSaaSというモデルを知ってすごいなと思ったのがきっかけです。
シンプルにお客さんのことを想って追求していけば、それが会社として一番いい状態になっているというのがビジネスモデル的に自然と叶えられるのは面白いと思いましたね。あとは、営業スキルを改めてもっとつけたいと思っていました。今まで結構アナログな営業で、どれだけ時間をかけて頑張るかが成果に比例する環境だったんです。だからこそ効率的な営業手法をちゃんと学んで営業の専門性を高めていきたいなと思ったのがもう一つのきっかけですかね。
転職軸を教えてください!
(sin)僕は、3つありました!
市場価値を高めるためにできることって沢山あると思うんですが、転職活動においては「伸びてる市場で実績を積むこと」と「自分の強みを活かしながら主体的に課題解決に取り組めるかどうか」を見ていましたね!なので『SaaS×ベンチャー』の企業ばかり面接を受けていた感じです。
(zuma)
僕も3つですね!
SaaS企業での就業経験はなかったので、TheModelに則った組織体制がきちんとできている企業であることや、ツールの効果的な活用などによって量と勘に依存しない再現性の高い営業力が身につくこと、あとは多様性やフラットさがあるかなど、自分の価値観とカルチャーがフィットするかを軸にしていましたね。
おふたりはもともとセールスでしたが、なぜSmartHRではISを選んだのでしょうか?
(sin)
まずSmartHRを選んだのは「ミッション・バリューへの共感度とその社内での浸透度」が高かったからです。
前職の経験からミッション・バリューってすごく大事だなって感じていて、SmartHRの場合はバリューへの共感度がとても高かったですし、バリューが評価基準に組み込まれているっていうのがより魅力に感じましたね。noteを読んだり入社前にランチでお話させていただいたりした際に、主体的に動くことがバリューに定めてあるだけでなく、実際に現場でも求められているなって感じたので、最終的にはSmartHRしかないなと思いました。
そしてISを選んだ理由は以下の2つです。
①は前職時代、求職者さんの潜在的だけど本質的な転職軸を一緒に言語化できた経験にやりがいを感じていて、顧客のまだ見えない課題に気づいてもらえることに価値を感じていたんですよね。
②はSaaS企業での就業経験がなかったので、マーケティングとセールスの間で幅の広い役割を担うISでの業務が事業全体を最短で把握することにつながると思いました。
(zuma)
まず、SmartHRを選んだ理由は3つですね。
ISだからって決め方をしていなくて、最終的に1番きちんとSaaSのモデルを追求できるかという軸で考えた時にSmartHRを選びましたね。元々はセールスに関心があったのですが、異動できるキャリアパスがSmartHRにはあると聞いていたのと、TheModel型の組織の場合だと、他部署へ異動した際、ISのプロセスを経験していることはむしろ強みにできると思ったのであまり職種にこだわり過ぎなかったです。あとは会社のミッションやバリューとサービスの方向性が一致しているのも魅力的に思った点でした。
実際、入社してみて入る前と後ではギャップはありましたか?
(sin)
想像以上に何の情報でも社内・社外にフルオープンだなって思ったのと、とにかくバリューにある自律駆動の社内での浸透度が高かったですね!自分自身も入社2ヶ月で、前職の経験を生かしてISグループ全体のチームビルディングワークを企画・実施をさせてもらいました。自分の提案や意見がすぐに社内で反映してもらえる環境を実感して、本当にバリュー通りどんどん自律駆動していいんだなって良い意味で改めて思いました。
(zuma)
思っているよりも未完成なのが良いギャップかなって思います。SmartHRは国内のSaaS企業の中では完成されている方だと思いますが、それ以上にプロダクトとか市場とか組織の変化が大きくて、そこに合わせてまだまだ変わっていかないとなと考えています。良い意味で次々と新しい課題がでてくるので、やれることがたくさんあるのがすごく刺激的です。そこが想像以上だったので良いギャップだなって思っていつも仕事しています!
(sin)
確かに。整いきってないのがやりがいになりますよね。
やれる範囲がまだまだあるというか!
IS内で改善余地あるかも〜ってところはありますか?
(sin)
今まではとにかく個々人がガンガン前に進んでいくことが効率が良いフェーズだったのが、人数が増えるにしたがって、組織で仕組みを整えていったほうが効率が良いフェーズに入っていると感じますね!例えばもう少しISとセールスでコミュニケーションを取りながら、より良い商談を渡せるような仕組み作りができるのではないかな〜と感じています。あとはまだオペレーション周りで属人化している部分があるかなって思うので、色々試して効果検証した上で正解パターンを探していきたいですね!
(zuma)
情報がオープンで自律駆動の文化があるので、各々が主体的に行動できているのはSmartHRの強みな一方で、情報がしっかりと共有される文化ができているからこそ、次はその発信された大量の情報を整理して、個人の裁量に依存せず組織として効果的に運用していくフェーズなのかな〜とも思います。SmartHRは逆に情報を残しすぎているので、めちゃくちゃ大変だと思いますが(笑)
ちなみに働いてみてISって面白い!!って感じたのはいつ頃からなんですか?
(zuma)
入社4ヶ月目〜のタイミングで関西のエンタープライズ企業を注力して担当し始めた頃からですかね〜。実際はいろいろな業種/規模/地域の企業があって多種多様なISがある中で、ISとひとくくりにして3ヶ月でなんとなくこんな感じかなって分かった気になっていたんですが、実際エンプラ領域を担当しはじめるとISの中でもこんなにも違うんだって思いました(笑)業界や規模別、エリア別で必要となるスキルがたくさんあるんですよね〜。
また、正解が常に変化するところも面白いと思います。例えばマーケからのリードの供給状態やセールスのキャパや時期感等で先月これが良いと言っていた正解が来月には変わってるとか、それこそKPIが変わることとかも。
ISって“ハブ”の要素があって、必要とされるものが適宜変わるのでそこを常に最適に対応していく過程がとても楽しいです!
(sin)
まだ、入社して2ヶ月しか経ってないですが、攻略の仕方がたくさんあって、常に最適を意識して考え続けなければいけないところがとにかく楽しいです。
他にもISを選んだ理由にも繋がるんですが、マーケやセールスとコミュニケーションが密に取れるところはやっぱりSmartHRのISを選んでよかったなと感じます。マーケやセールスと相談して仮説を立ててアプローチして、お客様の潜在的なニーズを上手く引き出すことができたときは嬉しかったですし、自分一人ではできなかった価値提供を適切にできたなっていう経験もできて日々やりがいを感じています。あとは、展示会へ参加したりオンラインイベントの様子を直接見たりすることもできて、毎日新鮮で楽しいです!
選考を受けていたタイミングで、マネージャーの古川さんの「インサイドセールス組織を選ぶうえで見るべき3つのポイント」というnoteを見ていたのですが、まさにマーケとセールスとどのようにコミュニケーションが取れるか、というのはIS組織を見る上でとっても大事だったなって実感しています!
今後のキャリアをどう考えてますか〜?
(sin)
SmartHRという会社をもっと世の中の人に広めていきたいと思っています!めっちゃ大きい目的ですけど(笑)転職してこの会社すごく良いなって思うし、もっとよくしていけるなとも思ってます。だからこそSmartHRという会社の良さを正しく知ってもらいたいという思いが強くありますね!
(zuma)
もともとはセールスや他の職種のステップとしてISを見ていましたが、関西のエンタープライズ企業に注力している今は、ISが楽しくてその思いはなくなりました(笑)目の前の関西エンプラ企業のサクセスのためにできることをもっと頑張っていきたいなと思っていて、そこを一生懸命にやっていたら、そのうちセールスいってみたいとかチーフやりたいとかが見えてくるのかな〜なんて考えてます!
では、最後にこの記事読んでくれた方々へ一言お願いします!
(sin)
そうですね〜セールスしか経験がない方も、職種にとらわれずに1度自分がやりたいことを考えた上でSmartHRのISを調べてみて欲しいなと思います!
セールスをやっている自分が何をしたいのか、何ができるのかを考えてみてほしいです!SmartHRのISにはセールスでしか経験のない自分だからこそできること、挑戦したいことが沢山詰まってるなって思いました。
(zuma)
もともとISだけを志望してたわけじゃない自分だからこそ入ってみて思うのが、ISと一口に言っても企業によってやってることは全然違うので、そういう意味でSmartHRのISはすごくいいと思います。
ISはセールスになるための前段階の部署とか未経験の人が入れるからいったん入る場所、量を追う架電ばかりですごいハードワークみたいなイメージがあるかもですけど(笑)実際にそういうIS組織はあると思いますがSmartHRは違うかなって思ってます。考える時間がかなり多いし難しいですね。また、いろんな職種や企業で内定をもらった上でSmartHRのISに入社した人が多いなって感じているので、イメージだけで食わず嫌いせず広く見てもらえるとなにか新しい発見もあるんじゃないかと思います!
終わりに
おふたりとも、本日は素敵なお話をありがとうございました!!!
実は...sinさんとzumaさんと私の3人は前職が同じなんです!入社まで全く知りませんでした〜(笑)たまに小ボケを挟んでくるsinさんに対して終始冷静に微笑むzumaさんのおふたりの雰囲気がとっても素敵なインタビュー時間でした!
今回インタビューしたおふたりと私自身もそうですが、SmartHRのISグループには、SaaS業界のフィールドセールス職と比較してSmartHRのISを選んだ方が多いような気がします。
「インサイドセールス」の求人が世の中に増えてきましたが、その実態は”テレアポ”的な役割のものもまだまだあると思います。そんな中、SmartHRのインサイドセールスは本当にISという職種を科学していこうとしている組織です。
sinさんのお話にも出てきましたが、SmartHRのISには「セールスの経験しかない自分だからこそ挑戦できる課題」がたくさんあるなと思っています。
ぜひ「SmartHRにある100の問題」に興味がある方は、カジュアル面談などでお話できると嬉しいです!
今後も定期的にSmartHRのISからの記事やラジオの発信は続きますので、ぜひ楽しみにしていただけると幸いです!
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