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私は泣くのが好きなようだ。

   #鬱気味観察日記

   今日の札幌も天気が良く、午前中から窓の近くに椅子を置いてぼんやりと日向ぼっこをしていた。
   そんな時にスマホに着信があり見慣れない番号に恐る恐る出てみると、札幌市社会福祉協議会〜(どこまで載せて良いのか分からず笑)からで、母の介護認定の面談の日取りの相談内容であった。
   それを夕方、父に伝えて面談日には皆揃うようお願いしついでばかりと母に電話を代わってもらった。
   私が今不調である事は以前にも伝えていたが、母にとっては(母にとっては、ここ重要なので2回打ちました)初めて聞く内容であるから体調をかなり心配された。
そして思考が昔の人だから「娘がいるのだから手伝ってもらえばいい」と、なる。
娘二人は既にそれぞれ独立した事を伝えると朧げに思い出すが、母は納得いかない様子(娘は親を看ると言う根底があるからだろう)。このくだりを何度も繰り返すので、その度に同じ事を言うか言葉を変えて話すようにしていたが、今の私は疲れているので話をどうにか変えて最近天気が良い事、そのうち散歩出来ること、前向きな話に切り替えて電話を切った。

   すると私の目から突然の涙。

   母は少女のような話し方になっており、認知機能の低下が垣間見れ、話している間ずっと胸が苦しくなっていた。それでも、母は母であるから自分の意見を主張する。そのアンバランスさは、結構胸にクる。
   考えても仕方の無い事は世の中ごまんとある。そのひとつに親の問題(とても軽はずみに聞こえますが)もある。
   なってしまったものは受け入れるしかない。
ただ、今の私には受け入れるほど、気持ちに余裕が無いことを知る。だから溢れたのだろう、涙として。
   さらに気付いたこと。私は泣くのが好きなんだ。泣いてる間私はあらゆる事を放棄し逃げる事が出来る。アッパレ私。

   

  

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