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日本半周旅行記①(関東&東北編)

拙僧が大学2年生の夏休みにした、壮大なスケールの旅行といったら、やっぱりこの日本半周旅行になるだろう。日本半周というのはやや大袈裟かもしれないが、そのようにもギリギリ捉えられそうなので、そう記すことにする。

9日間かけて、実家の東京から下宿先の岡山に戻るのだが、9日間という日数は今までの旅で最長だった(後に記録自体は更新している)。

9日間分まとめて一つのnoteにすると、分量がとんでもないことになってしまうので、3〜4分割することにした。今回のnoteはPart1にあたる。

当時の拙僧は、北東パスを使い倒して東北をメインに巡り、その後は関西を周るという計画をしていた。
ところが、2022年夏といったら、東北を記録的大雨が襲った時期である。
そのせいで、米坂線をはじめ、磐越西線や花輪線、津軽線といった路線が悉くやられてしまい、拙僧は計画変更を余儀なくされた。
ちなみに、米坂線の橋が落ちたニュースは、大学のテスト直前に見てしまい、かなり動揺した記憶がある(実際、テスト結果に影響はなかったが)。

そういうわけで、東北の滞在時間を減らし、北海道をメインに変更することにした。
拙僧は、東北を旅行している時が一番楽しいと感じるので(東北が好きな訳を話すと長くなるため割愛)、最初は相当落ち込んだが、結局は北海道の色んな場所を巡ることができ、かなり満足度の高い旅行となったので良かった(従来の計画案は翌年夏の東北旅行に概ね引き継がれている)。

なお、今回の旅行は今までの拙僧の集大成といえるだろう。
9日間の旅に関わらず、実質の旅費4万円切りに成功したのだ。東京〜岡山の新幹線での移動代は差し引いているのだが、それでも相当な記録である。実際、旅行の合間に様々な工夫を凝らした。
この旅行に拙僧の全てが表現されていると言っても過言ではない。

以下、2022年8月20日〜8月28日にした、8泊9日の日本半周旅行(Part1)を記録していく。

1日目


北海道&東日本パスは、1日あたり1600円ちょいでJR北海道と東日本の路線が乗り放題になるというチート級の切符だ。
7日間連続で使わないといけない点が若干ネックなのだが、青い森鉄道線やIGR銀河鉄道線にも乗れるため、東北を周るには欠かせない。

正直、この旅行は8月21日からの予定だったが、どうしても北東パスが1日分余る関係で、8月20日から行動を開始したというわけだ(要は勿体ないからである)。

まず、東京から普通列車で越谷レイクタウン駅まで行った。
「なんで越谷レイクタウン?」と疑問に思った人もいるかもしれないが、日本一の商業施設面積をほこる越谷レイクタウンに前から一度行ってみたいと思っていたからだ。

レイクタウン湖畔の森公園
レイクタウン

さすが日本一なだけあって、相当広かった。イオンモール単体でいえば、幕張の方が広いらしいのだが(2021年5月に幕張のイオンも訪れているので、写真を載せてみる)、ここも中々であった。

イオンモール幕張新都心(2021年5月)

レイクタウンの散策を終えたのち、武蔵野線・常磐線を経由して水戸駅に向かった。
水戸駅からは、水郡線に乗車して終点の安積長盛駅まで行った。この日はあまり天気が良くなかったので、日中は鉄道路線の乗り通しに徹したわけだ。

安積長盛駅で東北本線に乗り換え、さいたま新都心駅までひたすら普通列車を乗り続けた。
何気にさいたま新都心駅で降りたことが今までなかったので、時間もあったこの機会に下車し、駅周辺を色々散策してみた。

さいたまスーパーアリーナ

駅自体も割と立派だった(大阪駅の屋根を小さくした感じ?)。

その後、北与野駅まで歩いて行き、埼京線に乗って池袋駅に向かった。池袋からは夜行バスで一気に新潟まで移動した。
夜行バスに乗ったのは、大学生期間でいえばこの1回限りである。夜行バスは安くて便利なのだが、岡山はあまり夜行バスが充実していなく、使うに使えないのだ。これが、東京と比べて岡山が残念な点の一つである(他には、東北に行きにくくなったことがある)。

2日目


まず、新潟駅から白新線・羽越線を経由して秋田駅に向かった。
羽越線は雨風ですぐ止まる路線として定評があるのだが、この日は快晴だったので良かった。

秋田駅の秋田犬バルーン

次に、未乗だった男鹿線を乗り通し、終点の男鹿駅まで行った。

なまはげ像

折り返しまでは時間があったので、駅周辺を色々散策してみた。
その後、秋田駅まで戻り、今度は奥羽線で北上した。途中、鷹ノ巣〜大館間が大雨の影響で不通になっていたので、その区間は代行バスを利用した。
大館駅では乗り換え待ち時間があったので、近くの廃線跡などをみたりした。

忠犬ハチ公像
青ガエル

駅周辺を歩き回っていたら、かつて渋谷にいた青ガエルを発見した。まさかの大館で見るとは思ってもなかったので、ビックリした(どうやら数年前に移転したらしい)。

最後に、大館駅から普通列車に乗って青森駅まで行った。
この日は青森市内に宿泊したため、これで終了である。とにかく北上した1日となった。
次の日からいよいよ北海道進出である(続きは下記のnote参照)。

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