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日本半周旅行記②(道南編)

※1日目と2日目の旅行記録については下記のnote参照。


以下では、前回の続きとなる3日目から記録していく(Part2)。今回から旅の舞台は北海道に移ることになる。

3日目


この日はまず、青森駅から津軽線の普通列車で蟹田駅まで行き、そこから代行バスに乗車して、奥津軽いまべつ駅に向かった。
津軽線末端区間も大雨の影響で不通となっていたのだが、ちょうどこの日から代行バスの運転が始まっていたので助かった(もし代行バスがなければ、新青森駅から新幹線に乗車するつもりだった)。

奥津軽いまべつ駅は新幹線停車駅の中でも屈指の秘境駅なのだが、駅舎自体はかなり立派で、駅構内も綺麗に整備されていた。

奥津軽いまべつ駅

この駅は改札口が4階にあって、駅ホームが3階にあるという、中々変わった構造だった。

それから、北海道新幹線に乗車し、木古内駅まで行った。なお、今回の9日間の旅行で優等列車に乗車したのはこの時だけである。その他は全て普通列車での移動となった。

新青森〜新函館北斗間については、別途特急券を買えば、北東パスで新幹線に乗ることができるので、普通の人は途中の奥津軽いまべつ駅・木古内駅を使ったりしない。しかし、拙僧はできるだけ特急料金を抑えたかったことと、津軽線・道南いさりび鉄道線に乗っておきたかったことから、わざわざ奥津軽いまべつ駅〜木古内駅間だけ新幹線に乗るという奇行に走った。

本州から北海道まで鉄路で行くとなると、最安はおそらくこのルートになる。ちなみに、奥津軽いまべつ駅と木古内駅の接続は全くと言っていいほど考慮されておらず、乗る便次第ではとんでもない時間待たされることになるから要注意だ(拙僧が調べた限りでは、朝の1便だけ乗り継ぎが良かった)。

木古内駅

木古内駅からは道南いさりび鉄道線に乗って、五稜郭駅まで行った(道南いさりび鉄道線は片道運賃より、フリーきっぷの方が当時は安かったため、そちらを購入した)。

それから、徒歩で五稜郭に向かった(五稜郭駅から五稜郭までは地味に遠い)。
道中、ミスドで昼食をとった。函館市内にあるミスドは値段が異常に安いため、わざわざ行ったのだ。

五稜郭跡
五稜郭タワーからの五稜郭

五稜郭に着いたのち、まず五稜郭タワーから五稜郭を眺めた。その後、下に降りて五稜郭公園内を歩き回ってみた。

次に、函館市電のフリーパスを購入し、函館市電を乗り潰しながら、函館市内の観光名所を巡った。

金森赤レンガ倉庫
八幡坂

函館の街並みは他の街と異なる独特な雰囲気があって、散策するのも楽しかった。

旧函館区公会堂

函館区公会堂は中も見学してみた。おしゃれな内装だった。

函館市は坂が多いこともあり、この辺りで歩き疲れたので、元町公園で少し休憩を挟んだ。

元町公園

それからしばらくして、谷地頭温泉に行った(途中で函館八幡宮に寄り道した)。

函館八幡宮

温泉を満喫したのち、函館のご当地バーガー店であるラッキーピエロで晩飯を済ませた。

最後に、函館山ロープウェイで函館山にのぼり、100万ドルの夜景を楽しんだ。

函館山
函館の夜景

夜景は非常に美しく、感動した。一人で見るには勿体ないくらいだった。

この日は函館市内に宿泊したため、ホテルに戻って終了である。

4日目


まず、函館から大沼公園行き普通列車で終点の大沼公園駅に向かい、乗り継ぎ時間を利用して、大沼公園を訪れた。

大沼公園①
大沼公園②

自然豊かで落ち着ける良い公園だった。また、駒ヶ岳を望むこともできた。
公園内はかなり広く、歩き回っていたらあっという間に1時間ほど経った気がする。

この時初めて知ったのだが、大沼公園は新日本三景の一つらしい。拙僧は、日本三景ならぬ新日本三景に興味をもち、この後数ヶ月かけて全制覇することになった。

それから、函館本線をひたすら乗り通して、札幌駅まで行った。いずれ、北海道新幹線全通とともに廃線になってしまいそうなので、この機会に乗っておこうと思ったのだ。
途中、長万部駅でかなり待ち時間があったのだが、この駅は周辺が閑散としすぎていて、時間を潰すのに困った(海岸付近を歩いてみた)。

長万部の海岸

函館本線は、長万部以南は海の近く、長万部以北は山奥を通るので、そのギャップも面白かった。

札幌駅に着いてからは、札幌駅周辺を徒歩で色々散策した。

大通公園

大学入試以来の札幌なので、少し苦い記憶も蘇ってきた(拙僧は北海道大学落ちである)。それでも、拙僧は札幌という街が好きなので、いざ訪れるとやっぱりテンションは上がるものである。

この日は札幌市内に宿泊したため、これで終了である。

今回の旅行は、1日あたりの平均歩行距離が17キロを超える中々にハードな旅で、4日目で疲れも出てきたので、この日の夜は久しぶりにゆっくりした(続きは下記のnote参照)。

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