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35歳のNZ留学【ちょっと休もう。】

ここまで留学の日々について綴ってきた。今は5ヶ月間の留学生活の折り返し地点に差し掛かっている。しかし自分と向き合い続けた日々を綴るには体力が必要だ。私は文章を書く時そのエピソードを自分に再度ダウンロードするような感覚で文字に書き起こしている。それはつまり、その時の感情も感覚も、もう一度体験しているということ。
そこで今日は、折り返し地点ということでもあるし書くのをちょっと休もうと思う。ちょっと休憩。
ちょっと一息。

今日は違う表現で道草したい気分です。ほとんどこれは自分に話しかけているようなものなのですけれど、留学中に出会ったいつかの気持ちや記憶、感情とのコミュニケーションを「詩」に込めました。


きもちに会ったら

これからこの先 
遠い昔のきもちに会うかもしれない

偶然出会ったそのときは
じっと見つめてみるといい

これまであったあれこれを
夜通し語り合うのもいい

少し離れたところにいてもらい 
デッサンするのも手紙を書くのもいいかもしれない

これにはすこし勇気がいるけど
偶然会うのを待たないで
自ら会いに行ってみるのもいいかもしれない

胸がぎゅうっとなるかもしれないけれど
胸がすーっとするかもしれない

最後にほっとするかもしれない


道端に落ちていたリュウカデンドロです。拾いました。
マザーはメガネをかけて携帯で熱心に検索し、それとは違う植物だと言っていました。
ガラスのコップに入れて私の部屋に飾りました。
ステイ先で焼いたヴィーガンキャロットケーキです。
ココナッツヨーグルトで作ったソースをかけてみたらもっとおいしくなりました。
マザーとファザーも喜びました。
ひと口どうぞ。

もう一休みして、それからまた会いにきます。
ではまた。

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