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タイで提供している、日本産の寿司ネタを食べたことがない私

タイのバンコクで、福島県産のお魚が提供されているというニュースを見ました。
食産業を支援する一般社団法人「東の食の会」の企画によって、実現したようです。

タイのお客さんからの質問も特になく、無事、提供されているということで、一安心。

日本の人も、日本のお魚をしっかり食べるべきだと思いますし、しっかり食べれるように、日本の漁業への支援もしていくべきだと思います。

海外の方にたくさん食べてもらうことも、漁業関係者の利益になるのでgoodですね。

福島産アンコウやヒラメ タイ・バンコクの和食店で提供:日本経済新聞

記事の中で、『シラウオの軍艦巻き』が提供されていると書いてあったのですが、私は見たことありません。笑

みなさん、『シラウオの軍艦巻き』は一般的なものなんですかね?

それとも、タイの方に合わせたメニューの1つなのでしょうか。

日本産のお魚を使って、海外で提供されているお寿司を、日本人歴30年の私が食べれていないのは悔しい!笑

でも、シラウオの軍艦巻きが、本当に、タイの人の嗜好に合わせたものなのか気になったので、少し調べてみました。

以下の円グラフは、「我が国の主な輸出水産物の輸出相手国・地域」を示したものです。

資料:財務省「貿易統計」(令和元(2019)年)に
基づき水産庁で作成


水産庁の資料を見ると、もともと、タイへの水産物の輸出は、盛んなことが分かりますね。

特にカツオやマグロ類や、サバ類が多いです。
カツオも、マグロも、サバも、どれも『シラウオ』とは異なるような気が…。笑

もしかして、『シラウオの軍艦巻き』は、珍しいものではないのか…?

余談ですけど、ブリのアメリカへの輸出が目を引きますね。この理由も気になったので、調べました。

どうやら、アメリカでは、健康面を考慮して魚食が人気となっている。しかし、やはり「あぶら」は捨てがたい…というところでしょうか。笑

確かに、ブリの脂ののったものは、スゴい。醤油皿で醤油をつけると、油膜が浮くレベルのものもありますね。

アメリカでは、健康志向の面から、高タンパク・低カロリーの魚が人気を集め、特に「脂ののった刺身」・「寿 司」が好んで食されています。

『ぶりの輸出 門司税関の全国シェア 14 年連続第 1 位』https://www.customs.go.jp/moji/moji_toukei/202206buri.pdf


日本は、世界屈指の海洋国なので、お魚は、ある程度は自給して欲しいと思っていますし、輸出の軸にできそうなのにな…とも思っています。

しかし、船舶を長時間動かすにも、燃料費用の高騰という足枷がついてきますね。
そして、人材不足の問題も。

結局、日本の多くの問題の根底には、『エネルギー問題』と『急速な高齢化』があるというところでしょうか。

今回は、タイの方が、日本のお魚を美味しく食べているということで、ホッとしましたし、嬉しかったです。

シラウオの軍艦巻きは、見つけ次第、食べることにします。笑

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