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【京都ライター塾レポ】(1/6)

このレポートでは、毎回の講義で私が学んだライターとしてのサバイバル能力をお伝えしていきます。

第1回目の講義を受講して

人生を選択していくために、「自分が本当にやりたいこと」を言葉にする。
これが今回の講義全体を通じて学んだことです。

はじめに:書くこと・書く仕事の可能性

ちょうど、新しいSNSの誕生が話題になっていますね。
江角さんから、媒体が増えればそれだけ書く機会が増えると教えていただき、書く能力はますます重要なものなんだと感じました。

同時に、ライターといってもフリーランスだけが働き方ではないこと、つまり企業に雇用される働き方もあるということも知りました。

ライターが活躍する分野も、WEBに限りません。従来の紙媒体もまだあるし、広報の分野でも声がかかることがある。

このことは、自分の思っていた仕事の幅を大きく広げてくれました。
というか、身の回りには言葉が溢れていて、どれも伝えたい思いがこもっていることをまったく意識できていなかったんだと気づきました。

さらに、ジャンルでいえばもっと多様。
グルメだったり旅だったり・・・自身の興味のあることに特化することもできるということは、好きなことを仕事にできるんだな!って希望が湧いてきちゃいます。

この他にも表舞台に立って(顔や名前を出して)活動するか、黒子として活動するか・・・といった視点からライターの仕事を考えることもできるということを聞きました。

ただし、今日聞けたのはほんの一例にすぎないとのことで、「書くこと」や「書く仕事」の在り方は本当に多様だと感じました。
いくらでも自由にできるからこそ、「どうしたいか」がすごく問われるのです。

だからこそ、自分の軸が必要

自分軸って大事だと分かっていても、自信が持てないものですよね。

「あなたはどうしたいですか?」と聞かれて、ぱっと答えられるか。
答えられたとして、その答えに自分が納得しているかどうか。

自分軸は、「自分が幸せになるかどうか」がカギ。
京都ライター塾で目指すのは、自分の行きたい方向へ舵を取り、最短で幸せになることです。

じゃあ、その「本当にやりたいこと」を見つけるにはどうしたらいいのか。

江角さんによる講義では座学に加えて、「自己分析ノート」を使ってワークが行われました。
ワークでは、本当にやりたいことを見つけるため、以下の2つがヒントになることを体感しました。
①とことん具体化する
②自分に許可を出す

やりたいことを見つけるヒント①具体化する

「自己分析ノート」の1つ目のテーマは、「お金も時間も能力もあったらやりたいことを30個挙げる」。

やりたいことを書き出すだけなのに、自分の場合、なかなか埋まりませんでした・・・!
しかも、書いたものを発表していくのですが、たとえば「海外旅行に行きたい」というと、こう尋ねられます。
「どこに行きたい?」
「どのくらいの期間行く?」
「交通手段は何を使う?」
「行った先では何をする?」
とことん具体的な内容を求められるのです。

やっと30個ひねり出したけど、いろんなことを聞かれると、「あれ?自分は何がしたいの?」と再び心に問いかけることに。

そうして段々と具体化していくと、自分の「好き」が明確に現れてきます。その「好き」がヒントになって、本当は自分は何がしたいのかをそこからすくいあげることができるんだなと思いました。

また、やりたいことが具体的だと、それを叶えるための行動がしやすくなります
江角さん曰く、「言葉にすると叶うよ!やらないなんてもったいない!」
4トンの薪をプレゼントされた経験(詳細は講義で聞いてください)のある言葉は、説得力に溢れていました。

(こうして講義を振り返ってみたら、もう一度リストを見返して、どんどん具体化したくなってきました!)

やりたいことを見つけるヒント②許可を出す

もう1つのアプローチは、心のブロックを外していくことでした。

「私なんかが発信しても意味あるのかな」
「発信したことで、何かトラブルが発生したらどうしよう」
「そもそも何を書いたらいいの?」

なんていう考え、心当たりはありませんか?
私は、めちゃくちゃ当てはまりました。

江角さんが繰り返し言われていたのは、「感情に正解不正解はない」ということ。また、「【今】の自分だから書けるものがある」ということ。

聞いていくうちに、「なんで自分は今までできないと思ってたんだろう?」と感じるようになりました。
そして、ライターになりたい気持ちとか、不安とか、つまずきを感じたこと、逆に学んだこと、こんなことが書けるなと今は思います。

そしてもう一つ、ネガティブな感情について。

ネガティブな感情イコール悪いもの・排除しないといけないものって、思ってしまいがちですよね。
でも、その感情自体は実は悪いものではありません。「自分にとって不快である」というサインに過ぎないのです。

このお話を聞いて、驚きとどこかほっとした気持ちを持ったのは、自分だけではないはず。

「イヤ」というシグナルと、「やってはいけない」と自分に謎の禁止令を出しているのは全く状態が異なるんだなぁ、じゃあ対応の仕方も変わってくるよなぁと思いました。
また、何に対して許可を出せばいいのかな?と思ったときは、心のブロックがヒントになるのかなとも感じました。

「ネガティブな感情を感じてもいい」と、自分に許可を出す。
さらに「書いてもいい」という許可も出す。

これらをメモに書いてみただけでも、気持ちが緩んだように思います。

まとめ:生き抜く意思を持つこと

京都ライター塾1回目の内容は、
・ライターになる前に「自分がどうしたいか」を明確にする
・踏み出せない理由にも、ヒントがある
ということでした。

サバイバルでいうと、「生き抜く意思を持つこと」。
能力を身につける以前に、意思を持たなくてはいけないと強く感じました。

もう一つ感じたのは、江角さんご自身の経験をもとに感じたことをシェアしてもらうことで、説得力がかなりあるということです。

ただ、けして押し付けるような言葉ではありません。
江角さんの話し方は、例えるならぽつぽつ雨のよう。じっと耳を傾けていたくなる感じなのです。

ライターとしてスキルも経験も自信もない、と思っている人がいたら、ぜひお伝えしたいこと。
「自分はこう生きる」という意思があってこそ、スキルも経験も活かせるようになっていくんじゃないかと思います。
まずは「自分の幸せ」をしっかり持つこと。
一緒にがんばっていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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