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短歌 | 人生のピークはいつも今でありたい


コーヒーの苦さを好きになったなら 
晴れの日 傘さす少女に戻れぬ

2024.2.16

あの頃と同じ目を使っているのに
小学生が目線の下

2024.1.


少し早めの仕事の帰り、下校する小学生と遭遇することが多い。ある日信号待ちしていると、向いに小学生3人組が同じく信号待ちしていた。そのうちのひとりの子が晴天だというのに傘をさしていた。見るに日傘ではなさそうで、晴れの日に傘をさしていた。その傘は買ったばっかりで使いたかったのかな?とか、買ったばっかりでなくても、さしたくなってさしちゃったのかな、とか想像すると、自分の小学生の頃の感覚がふわふわの蘇ってきて、その子が傘さした気持ちが少しわかったような気がした。
自分も天真爛漫だった小学生のころ、こんなことしていた

社会人になってから、やたらと過去を懐かしんだり、羨ましがったり。今も今で楽しみはあるのに過去に勝てないのはどうしてでしょう。

数年前のメモに「人生のピークはいつも今でありたい。」と書いてあるのを見つけた。そうありたい。

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