こんぺい

こんぺい

マガジン

  • 妄想紙

    • 361本

    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

最近の記事

問いかけ続ける

5月23日(木)に開催される「カフェゼミ#60」に向けて。今回私は、空間デザインを担当するデザイングループのメンバーとして動いている。 4/18(木)ゼミが始まる前の13時頃、デザイングループのメンバー5人で集合し、カフェゼミの会場となるDNPプラザを訪れた。 まず、2階のイベントスペースを見学した。デザイングループのメンバーは、何度か参加したことがある人から初めて参加する人まで様々である。実際に会場を目にして、いろいろなアイデアがでた。 「会場を少し暗くして、オシャレ

    • ボランティアのあり方

       二か月前のこと。東京から離れた地でちょっとした気づきを得た出会いがあった。  今回私は群馬県を訪れた。群馬県へ赴いたきっかけは、福島県南相馬市を訪れたゼミ合宿である。合宿で他県の街並みを観察したのが印象的だった。そこで私は、もう一度都会と異なる生活に触れてみたいと思ったのだ。  12月3日(日)、学校で募集していた援農ボランティアに参加した。学生20名ほどで農家を訪れ、旬の里芋の収穫や玉ねぎの苗の植え付けなどを行った。  イベントの協力団体は、「NPO法人よいおやさい」とい

      • 対話できる場

         11/30(木)、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTにて、「カフェゼミ#59」が開催された。NPO法人ピープルデザイン研究所の田中真宏さんをゲストにお招きし、田中さんのキャリアについてお話を聞いた。  田中さんは自身が行っている福祉の事業についてのお話で、福祉関連の商品で、デザインがダサいと思うものがあると述べていた。私はその話を聞いて、堂々とダサいと言えるということは、ある意味障害を持っている方を対等に見ているなと感じた。  田中さんの話を聞いた後、各テーブルごとで議論

        • 語れるキャリアを

          横石崇『これからの僕らの働き方 次世代のスタンダードを創る10人に聞く』(早川書房) この本は、自分なりのキャリアを築く10人の話がインタビュー形式で紹介されている。10人の発言には、アイデアを生み出すためのヒントがあった。 •制約がある ー条件がちょっと厳しかったり、困難なことがあったりすると、みんなで知恵を出して、新しいものが生まれることが多い。(File1 真鍋大度) 時間であれ、行動であれ、制約があるときにアイデアが生まれると述べている。言われてみればそうかも、

        問いかけ続ける

        マガジン

        • 妄想紙
          361本

        記事

          思考の経由地

          春学期のゼミでは、妄想紙を3回書いた。毎月、特に印象に残った体験を文字に起こして振り返ってきた。妄想紙を書いて思ったのは、ゼミに入ってから一番影響を受けたのは、”考え方”かもしれないということだ。 思考回路に経由地が増えた。自分の考えに結論を出す前に一度立ち止まって考えてみる。  ・その意見は飛躍してないか?  ・経験から得たメッセージか?  ・初めて読んだ人にも伝わるのか?  ・認知の歪みが生じていないか?・・・ ゼミで新しいことを学ぶ度、思考するうえで気を付けるべきチェ

          思考の経由地

          決まった場所なんてない

           6/29(木)、"環境問題の素人が集い、ゴミを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう"というテーマで「カフェゼミ#57」が開催された。今回の開催場所は、初の渋谷ヒカリエ8階である。  会場の渋谷ヒカリエは、まさに渋谷のど真ん中だった。"渋谷"に対して、授業のイメージはあまり結びつかない。異質な空間である。参加者のツイートを見ていると、「ヒカリエでゼミをやるとは。」「(ヒカリエのオープンスペースで)通行人からの視線を感じて何か嬉しい。」といった意見が見受けられた。こうした

          決まった場所なんてない

          全否定ではなくアップデート

           5/25(木)、DNPプラザにて、「カフェゼミ#56」が開催された。父親の子育てに関して講義をしてくれたゲストの平野翔大さんの発言により気づかされたことがある。  「父親2.0があるからこその本質的な楽しさを求めていく父親3.0」  父親2.0とは俗に言う“イクメン”。“楽しく育児をする父親”が父親3.0のことである。私は、場の雰囲気に流されて父親2.0を頭ごなしに否定していた。しかし、過去を踏まえたうえでの父親3.0であるという平野さんのこの発言で、自分の認知の歪

          全否定ではなくアップデート

          コピペではなく自分発信の意見

           ゼミの翌日の金曜日。登校時の電車内にて、あるフレーズが目に入った。  “最近、発言内容まで誰かのコピペになっている気がする。”  これは、日経電子版の車内広告である。このワンフレーズが自分に深く刺さった。まさに前日のゼミにて、何かの本で読んだ一節を引用したようなツイートをしていたからである。賢い人が言っていたからという理由で発言を鵜吞みにしてしまうことが多々あるなと気づいた。  誰かの意見をインプットすることは自分が考えることの手段にすぎない。理想は、自分の経験と本

          コピペではなく自分発信の意見