思考の経由地
春学期のゼミでは、妄想紙を3回書いた。毎月、特に印象に残った体験を文字に起こして振り返ってきた。妄想紙を書いて思ったのは、ゼミに入ってから一番影響を受けたのは、”考え方”かもしれないということだ。
思考回路に経由地が増えた。自分の考えに結論を出す前に一度立ち止まって考えてみる。
・その意見は飛躍してないか?
・経験から得たメッセージか?
・初めて読んだ人にも伝わるのか?
・認知の歪みが生じていないか?・・・
ゼミで新しいことを学ぶ度、思考するうえで気を付けるべきチェックポイントは少しずつ増えていった。
”考え方”を途中で誤らないようにするためには。これを解決してくれるのは経験学習だと知ることができた。実体験が最も説得力がある。自分に正直であること、これは時として難しいかもしれない。しかし、意見を発信するうえで大切なことだと思う。ゼミに入る前は、どうしてもメッセージばかり大きくなってしまっていたが、エピソードが大事であることに気が付けたのが大きな進歩であった。今後も、思考するうえで注意すべき点は日々増えていくであろう。秋学期は引き続き思考の経由地を増やしていくと共に、自分の体験ならではの視点も増やしていきたい。
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