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決まった場所なんてない

 6/29(木)、"環境問題の素人が集い、ゴミを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう"というテーマで「カフェゼミ#57」が開催された。今回の開催場所は、初の渋谷ヒカリエ8階である。

 会場の渋谷ヒカリエは、まさに渋谷のど真ん中だった。"渋谷"に対して、授業のイメージはあまり結びつかない。異質な空間である。参加者のツイートを見ていると、「ヒカリエでゼミをやるとは。」「(ヒカリエのオープンスペースで)通行人からの視線を感じて何か嬉しい。」といった意見が見受けられた。こうした言葉の端々からは、どことなく高揚感が感じられた。

 この高揚感はどこから来るのか。ゼミは教室で行うものだという常識からの逸脱。そこに携わっているという当事者意識。参加者の気分を上げる場作りをするうえで、周りの環境が果たす役割の大きさを実感した。1人の時でも複数人の時でも、環境が異質だからこそ生まれる特別感というのを意識してみたいと思った。

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