いつだってカビは大敵。掃除して学んだ”身の回りの細部への気配り。”
1月4日。今週から仕事も始まる中、年末に残していた部屋掃除を着々と済ます。いつも弾いているベースとギターのホコリを取っ払い、続いて、奥の押入れをおそるおそると覗いていく。2年前の押し入れには嫌な思い出があり、使い古したギターケースの”カビ”まみれが悲惨だった。
前回はしっかりお掃除して、除湿シートも完備させた。トビラは閉めず換気もバッチリだ。だがあのときのトラウマが少し蘇っていた私は、年末にこの押し入れを見る気が失せていた。年明けた今なら何でもできる気がする。スタートダッシュな気分で一気に押入れをスライドさせた。
その先には、私がおととしに観た光景が目の前に広がっていた。なぜ、押し入れはケースを”カビ”だらけにするのだ。お正月最後の休みはケースの大掃除を行うことに。とほほ。さて、対策はあるものだろうか。
前回掃除した時は、全体をウエットティッシュで拭いて、空拭きを行ったくらいだ。カビが生える原因を根本的に打破しなければ、同じことが続くと考えた。
カビが発生する要因をネットで調べると「水分」「温度」「酸素」「栄養」が上げられるとのこと。すべての要因が揃うことでカビが発生するのだ。私が発生を抑制する方法としてどれが一番手っ取り早く効果的なのか考えた。
水分(湿度75℃以下に保つ)、夏場の湿気の多い県なので難しい✗
温度(20℃〜30℃にさせない。)、クーラーが無いため温度管理が難しい✗
酸素(換気をこまめに行う。)、こまめな窓開けはするが、頻度が読めない△
栄養(髪の毛、フケを取り除く)、掃除機をかけるならいけそう○
ケースに2度もカビを生えさせたこの環境は、人体にも影響が出そうだ。いや、出ていたに違いない。今年は健康にも気を使っていくために、こまめな換気と掃除に努めていく。
ケースへの掃除には、以下のブログを参考にした。カビキラーのキッチン用があるとは知らなかった。アルコール除菌できてカビもしっかり取れたようだ。
Beforeを撮り忘れたので、カビの状態がわからないものの、上ページのケースと同じ白カビだったのが、今は元通りだ。だが、日頃の予防が何よりも大切だし、今年1年は環境を整えて丁寧な暮らしを心がけていく。ギターケース・ベースケースのお手入れから自分の身の回りの細部を気遣う。そして、自分の感じる湿度、気温、環境に気を配ることに気づいた。何気ない当たり前のことだが、年明けそうそうで気づけた私には何よりの良い日に違いない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?