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体にいいけど腹痛を引き起こす食べ物


こんにちは、ちょらです。

食事した後、変なものを食べた訳でもないのにお腹痛くなることってないですか?

むしろ野菜とか健康にいいもの食べたのに。。
って時でも空気を読まずにお腹はギャーギャーうるさくなりますよね。

お腹痛くなるのってもちろん体質もありますが、実は健康にいいものでも、人によっては害を被るものが結構あるんです。

今回はそんな体にいいのに悪い食べ物達をご紹介していきます。

にんにく・にら・玉ねぎなどのネギ属の野菜

にんにくの健康効果は言わずもがなですよね。
アメリカでは最強の食べ物と言われるくらい健康効果が高いです。
また、玉ねぎも血液をサラサラにすることで有名です。

しかし、これらの食材には「アリシン」という成分が含まれており、食べると吐き気や腹痛を引き起こします。

アリシンは刻んだり、細かく切るとと量が増えますから、すり下ろして食べるニンニクはアリシンがたっぷりと含まれます。

ただアリシンは加熱することで効果を抑えられるため、加熱すると腹痛を起こす可能性は低くなります。(もちろんアリシンの効果も得られませんが)

またアリシンは油と一緒に摂ると壊れにくく、より高い効果を得られます。
そのためアリシンに弱い体質の人は二郎系ラーメンやガーリックバターライスなどは注意が必要です。←僕のこと

僕も生のにんにくはお腹が痛くなりますが、玉ねぎであれば毎日食べていますし、ニラも問題なく食べられます。

ですから、ニンニクが特にアリシンの量が多いのかもしれません。


乳製品

牛乳などの乳製品でお腹を壊す体質の人もいます。
日本人は乳糖不耐症の人が多く、小腸で乳糖を分解する酵素が少ないため下痢を引き起こすとされています。
ただ、小腸で吸収されなかった乳糖は大腸でビフィズス菌の餌となるため、日本人はビフィズス菌が多いのが特徴です。

対策としてはヨーグルトやキムチ、納豆、味噌、醤油といった発酵食品を摂ることでビフィズス菌が増え、消化されなかった乳糖を餌として吸収してくれるため、お腹を壊しにくくなります。


レクチン・グルテンを含む食材

レクチンは簡単に言うと、植物が持つ一種の毒です。
グルテンと言うと小麦に含まれるタンパク質で炎症を起こし、腸に穴をあけるなど有害な物質として知られていますが、そんなグルテンもレクチンの一つです。

レクチンは毒ですから、人によっては食べるとお腹を壊します。

レクチンを含む食材は多く、玄米、豆、とうもろこし、トマトや茄子などのナス科の野菜、カボチャやきゅうりなどがあります。
またグルテンはパン、うどん、パスタなど小麦製品に多く含まれます。

トマトなどの野菜に多く含まれるレクチンは加熱することで無毒化できますから、加熱調理して召し上がるとお腹を壊しにくくなります。


オリゴ糖などを含む高FODMAP食

FODMAP(フォドマップ)とは小腸で消化されにくい糖質の総称です。

  • F:fermentable 発酵性の糖質

  • O:oligosaccharides オリゴ糖

  • D:disaccharides 二糖類

  • M:monosaccharides 単糖類

  • And

  • P:polyols ポリオール(糖アルコール)

これらの糖質を多く含む食材は消化されにくいため、大腸まで運ばれて大腸菌の餌となり、過剰に発酵することで腹痛を引き起こす可能性があります。

体にいいけど高フォドマップな食材は
玉ねぎ、にんにく、ごぼう、さつまいも、キムチ、納豆、りんご、アボカド、グレープフルーツ、はちみつ、オリゴ糖、きなこ、カシューナッツ、ハーブティーなどがあります。

これら高FODMAP食を食べてお腹が痛くなる人は、低FODMAP食に切り替えることで対策できます。

低フォドマップな食材は
そば、玄米、ニンジン、キャベツ、ピーマン、カボチャ、白菜、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、たけのこ、ブルーベリー、みかん、オリーブオイル、アーモンド、くるみコーヒー、緑茶
などがあります。


まとめ

一見体にいいものでも、人によっては毒となる食べ物を紹介しました。

食後にお腹が痛くなる原因がわからない人は今回紹介して食材を気にかけてみてください。
もちろん今回紹介した以外のものが原因の可能性もあります。

それは体質によって異なるので、参考程度に受け取ってください。


それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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