玄米、発芽玄米、もち麦、押し麦、オーツ麦の違い
こんにちは、ちょらです。
小麦や白米が体に悪いため、玄米などに置き換えようと思ってるけど、スーパーに行ったら玄米の他にも「麦」と名乗るやからがいますよね。
基本となる栄養価は大きく違いませんが、それぞれ特定の栄養が高くなっていたり、食感(食べやすさ)に違いがあるため、自分に合った物を選ぶと良いでしょう。
今回はこれらの違いや結局どれがいいのかを簡単にまとめました。
玄米、発芽玄米、もち麦、押し麦、オーツ麦の違い
原料など種類による違い、栄養価の違い、調理方法や食感など食べやすさの違いがあります。
種類による違い
「玄米」は白米を精製する前の状態です。
そこに水を浸して発芽させたのが「発芽玄米」です。
「押し麦」と「もち麦」は原料が稲ではなく、大麦です。
大麦ですが、炊飯して白米のような感覚で食べられます。
「オーツ麦」はオートミールとも呼ばれ、燕麦が原料で粒が大きいためコーンフレークのように粥状にして食べるため、稲や大麦のように炊飯して食べるものとは違います。
栄養価の違い
玄米や発芽玄米は大麦と比べると、糖質が少なく、ビタミンやミネラルが若干多いです。
玄米とは発芽玄米の違いはGABAという成分量の違いと食べやすさです。
発芽玄米は玄米よりGABAが5倍多く、白米に近い食感のため食べやすいです。
GABAは神経伝達物質として働き、ストレス軽減や血圧を下げる効果があります。
発芽玄米は玄米よりGABA含有量が多く食べやすいですが、その分値段が高くなっています。
一方、押し麦やもち麦は食物繊維が玄米の3倍ほど含まれています。
押し麦ともち麦では若干もち麦の方が食物繊維が多いですが、大きくは変わりません。
食感が違うため好みで選ぶと良いです。
オーツ麦は食物繊維とタンパク質が豊富に含まれています。
食物繊維は玄米より多く、もち麦より少ないです。
タンパク質は玄米やもち麦より多いため、筋トレ民が好んで食べています。
食感の違い
一般的に玄米は硬く、パサつきなどがあり食べにくいとされています。
そのため玄米を水に浸して発芽させた発芽玄米は柔らかく食べやすさがアップしています。
また、押し麦も白米に似た食感のため違和感なく食べられます。
そのため、白米に似た食感を求める場合は、発芽玄米か押し麦が良いです。
もち麦は名前の通り、もちもちぷちぷちした独特の食感がありますから、好き嫌いが分かれると思います。
オーツ麦は硬いため粥状など水分を多くして食べるのが一般的です。
結局どれを選ぶべきか?
上記をまとめると
食物繊維を多く摂りたい人はもち麦
糖質を減らしたい人は発芽玄米
タンパク質を摂りたい人はオーツ麦
白米に似た食べやすさを求める人は発芽玄米か押し麦
がおすすめです。
どれも白米に比べて栄養価が高く、それほど大きな差はありません。
また食べにくい玄米を白米と混ぜて炊く方法や玄米を自宅で発芽させて食べやすくすることも可能です。
その他の穀物類
今回紹介した穀物以外にも雑穀米や五穀米、発芽米などが有名で、聞いたことある人も多いかと思います。
発芽米は発芽玄米とは別物で、玄米と白米の中間の栄養価があります。
白米→発芽米→玄米→発芽玄米の順番で栄養価が高くなります。
雑穀米は白米に玄米やあわ、きび、豆などを混ぜたものです。
五穀米は米、麦、豆、あわ、きびの5つを混ぜたもので、混ぜる種類の数によって十穀米や十六穀米などと呼ばれます。
一般的に多くの穀物を混ぜたものはそれだけ栄養バランスが良いです。
また、混ぜる穀物の種類や量によって栄養価は変わってきますから商品説明欄を参考にしましょう。
それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!
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