見出し画像

認知と行動を変えて困り感の早期発見を!

多数派優位の学級経営をしている先生は、

きまりが守れない子→困った子→注意
授業中思ったことをつい口走る子→困った子→注意
チャイム着席できな子→困った子→注意
友達とトラブルが絶えない子→困った子→注意
宿題忘れる子→困った子→注意
字を丁寧に書くことができない子→困った子→注意

と解釈します。
この認知と行動を変えることができれば、子ども達の困り感にすぐ気づくことができます。

リエゾン学級経営を実践できている先生は

きまりが守れない子→どうしてだろう?→守れないきまりと守れるきまりを分類する

授業中思ったことをつい口走る→面白いこと言ってるな→その考えに反論してみる。

チャイム着席できない子→何かあったのかな?→様子をみるか、理由きいてみる

友達とトラブルが絶えない子→よっぽど嫌なことがあって困ってるだな→原因を遡ってきいてみよう

宿題忘れる子→不注意なのかな?勉強苦手?→本人に聞いてみよう

字を丁寧に書くことができない子→きっと本人も困ってるに違いない→一番丁寧と思う字を書かせてみよう

のように解釈して対応します。

多数派優位の先生は、自分の都合のよい解釈をして合理的に問題を片づけていることが一目瞭然です。

困り感に気づくには、まず、自分自身の認知と行動を見直す必要があります。
それが変われば、教育は劇的に変化することでしょう。

リエゾン学級経営を実践すれば、認知と行動を変えて、寄り添うことのできる教員になることができます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?