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#104 鉄棒 逆上がりが苦手な子が克服?夢の逆上がり補助器でイノベーション

みなさんこんにちは!
ともぞうです。
逆上がりを指導すると、鉄棒嫌いが生まれます。
それはどうしてなのかについて説明していきます。

また、おススメはしませんが、
それでも逆上がりの指導を考えてるあなたへ!
逆上がりの教科書として、逆上がりの指導について解説していきます。

多分説明が長くなり、読むのも大変なので、数回にわけてお話していきたいと思います。
また、1つの記事にすべての情報を盛り込むのはとても労力がいる作業で時間もかかるため、数回に分けさせてもらっています。
重複する内容もあります。
1度で読み切りたいという方もいるかもしれないので、後日、すべて記事が完成したら、つなげて紹介いたします。
ご了承下さい。

「学習指導要領体育編」によると、逆上がりは、

5,6年生の「支持系、後方支持回転技群 後転グループ発展技の例示」内に、
〇逆上がり足の振り上げとともに腕を曲げ、上体を後方に倒し手首を返して鉄棒に上がること。

学習指導要領体育編

とあります。

つまり、「逆上がりは5,6年生になってようやく指導すべき技」であり、低学年では指導すべき技ではないということです。
さらに、逆上がりとは、
上り技の1つにすぎない」ということを考えると、

逆上がりが仮にできなかったとしても、他の上り技ができれば、技を組み合わせることができるので全く問題はありません。

少なくとも4年生までに逆上がりの指導に力を入れると鉄棒嫌いが生まれるのだけは確かです。

実際にできる子ではなく、できない子に注目していけばわかります。
では、逆上がりができない子はどうしてできないのか?少なくとも4年生までに逆上がりの指導に力を入れると鉄棒嫌いが生まれるのだけは確かです。
仮に逆上がりができるようになったとしても、鉄棒嫌いになる可能性大です。
なぜか?
それは、楽しくないからです。

できない理由がわかれば、低学年で逆上がりの指導などしないようになるはずです。
逆上がりができるために身に付けなければいけない動きは大きく4つあります。
そのうちの2つがこれです↓

①脇をしめ、ひじを曲げて体を鉄棒に引き寄せる動き
②脚を勢いよく振り上げる動き

前回は、脇をしめ、ひじを曲げて体を鉄棒に引きよせる動きについて説明していきました。(下図①)
その続きです。

出典:新しい鉄棒運動の授業づくり「大修館書店」

図②をご覧ください。
体幹もできて、鉄棒に体を引き寄せられるようになったら次の段階です。
回転動作に入るための足の蹴り上げです。
これが一番難しいです。
だから、逆上がり補助器などがあるのです。
今回は、この蹴り上げ動作でよく使われる逆上がり補助器について考えていきます。

この補助器は高価です。
なんと7万4千4百円??
びっくり仰天!!
みなさんの学校にはこの補助器いくつありますか?
個人的な意見ですが、この補助器本当にお金のムダだと思ってます。
この補助器使っても逆上がりができるようになる子はほととんどいないからです。
もちろん正しく指導できれば、有効な補助具ではあるのですが…
まああと単純に遊具として考えるなら、ありかもしれません。

この補助器の板には色がついていて、赤、黄、青と3色あります。
苦手な子は当然、青の板で蹴ってから回転動作に入ります。
しかし、いきなり足を振り上げて青から蹴り上げるのは難しいのです。
だから、青の板に到達するまでに駆け上がってしまいます。
駆け上がっって一応逆上がりができる子もいますが、それでは、地面を1回だけ蹴り上げたことにはならないので、実際、黄になるととたんにできなくなります。ましてや、赤では到底無理です。
だからこの補助器は遊び道具と化します。

蹴り上げるという動作は、重力に逆らう動きのため、腕力がないこどもたちにとっては、蹴り上げ動作ですべてがきまるといっても過言ではありません。
体操選手なら、腕力ありあまるほどあるので、一歩も蹴り上げないで逆上がりができますが…

それなら、もっと青の板を鉄棒に近づけたらいいんじゃない?
って思いますよね?
もちろん、それも可能ですが、鉄棒に近づけるとどうなるか知ってますか?
赤の板がさらに手前にくるので立ち位置が真下でなくなります。
本末転倒です。
苦手な子がやりやすいようにデザインされていないのです。

もし補助器を使うのであれば、根本的にデザインを変えた商品が必要です。
何かよいものないのかといろいろ探ってみると、
下のような角度をつけられる台がありました。
もちろんこれは机の上で使用するものです。
これの原理に加えて、ロイター版の要素を付け加えることができたら、逆上がり補助器ができるのではないかと思いました。

まあ跳び箱の1段目とロイター版を組み合わせれば似たような効果が得られますが、共に室内で使用する用具ですので、現実的ではありません。
というより無理です。

出典:ヒノキワークスHP
https://www.hinoki-furniture.com/idea/ramp.html

角度調整できる、夢の逆上がり補助ロイター版です。

このような、逆上がり補助ロイター板ができたら、苦手な子でも逆上がりの蹴り上げ動作を実感することができるはずです。
仮にけり上げ動作が強くなくての、スプリングがあれば、大きく反発してくれるので回転動作までたどりつけます。

TOEI LIGHTさん作れませんか?
体育用品・スポーツ用品メーカーさん、幼児教材開発メーカーさんお願いします!!

どなたか!
夢の逆上がり補助ロイター板開発にあたり、
よいアイデアあったら教えてください。
連絡お待ちしてます

この夢の商品が完成したら、日本体操協会と連携して、体操の現役や元オリンピック選手を小学校へ派遣して、鉄棒キャラバン隊をつくり全国を巡業します。
そして、鉄棒の楽しさを全国に広めていってほしいです。
そうすれば、このキャラバンがきっかけで、将来オリンピック選手を目指そうとする子どももでてくるかもしれません。

この記事が全国に広まってくれるようみなさんご協力のほどよろしくおねがいします。

この夢、ぜひ実現させたいです。
だれか協力してください。




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