『要約』ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
今回は木村尚義さんのずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門を分かりやすく要約します
ラテラルシンキングとは、固定観念にとらわれない自由な発想を可能にする思考法です
なぜなら、従来の垂直思考(ロジカルシンキング)とは異なり、複数の答えを探ることができるからです
ラテラルシンキングを身につけために必要な3つの力
①疑う力
疑う力を身につけるためには、常に好奇心を持ち、物事を鵜呑みにせずに疑問を持つ習慣が大切です
例えば、ある日の夕食時、家族の一人が「にんじんは目にいい」と言ったとします
この時、「なぜにんじんが目にいいの?」と疑問を持つことから始めましょう
調べてみると、にんじんに含まれるベータカロテンが体内でビタミンAに変換され、目の健康に役立つことがわかります
このように、日常的な話題でも疑問を持ち、自ら調べる習慣をつけることで、固定観念にとらわれない柔軟な思考が身につきます
疑う力は、ラテラルシンキングの第一歩です
②抽象化する力
抽象化する力は、物事の本質を見抜く能力のことです
例えば、あるスポーツ用品メーカーが新しいランニングシューズを開発する際、「より速く走るためのシューズ」という抽象的な概念から始めます
この概念を具体化するために、設計者はシューズの素材、形状、重量などを検討します
その結果、軽量で通気性が良く、足の動きをサポートするシューズが生まれます
このように、抽象化する力を使って本質を見極めることで、革新的なアイデアが生まれるのです
日常生活でも、物事の本質を考えることを習慣づけると、問題解決のための新しい視点が得られます
③セレンディピティ
セレンディピティとは、偶然の発見を価値あるものに結びつける力のことです
日常生活の中で、ふとした瞬間に出会った偶然を見逃さず、それを何かに関連づけることで、新しいアイデアが生まれます
例えば、ある科学者が実験中に偶然、プラスチックの一種であるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を発見しました
この物質は、非粘着性、耐熱性、耐薬品性に優れていることがわかり、後にテフロン加工として様々な製品に応用されました
このように、セレンディピティを活かすには、偶然に遭遇した時に、それを単なる偶然で終わらせずに、何かに関連づける創造力が必要です
日々の生活の中で、ふと気づいたことを大切にし、それを別の事柄と結びつけることを意識すれば、セレンディピティを活かすことができるでしょう
ラテラルシンキングにおいて、セレンディピティは重要な要素なのです
まとめ
本記事では、ラテラルシンキングの概要と実践方法について解説しました
ラテラルシンキングを身につけることで、固定観念を打ち破り、自由で革新的な発想ができるようになります
疑う力、抽象化する力、セレンディピティを養い、ラテラルシンキングを日常生活や仕事に活かすことで、あなたの創造性を解き放ち、問題解決能力を高めることができるでしょう
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