一瞬でも好かれたい!
人に一瞬でも好かれること。
これの積み重ねができる人が一番強いと思ってる。一瞬でいい。長くなくていい。でも、その一瞬だけでも、誰かを魅了できるか否か。これがポイントだと思う。
そして、ウチの周りにいる一流と呼ばれる人たちは、みんな共有して好かれている。
好かれることを考えると、どうしても「媚びを売る」ようなイメージを持ってしまうが、それとは少し違う。一瞬でも好かれることの要は、「サービス精神」だ。
それは、結局のところ、優しさ、ということになる。困っていたら、助ける。そんなシンプルなこと。シモベのように振る舞うことが「サービス精神」ではない。
食事の席で喫煙者たちが一斉に席を立ち、テーブルが突然の少人数になることがある。先ほどまでとは打って変わった気まずい空気が流れ、静かな時間が流れる。
それこそが困ったときであり、そっと話題を振ることが「サービス精神」なのではないだろうか。
そんな些細なことでいい。
打ち合わせが重なり、時間に追われている時に「お手洗いとか、大丈夫ですか?」と声をかけることができるか。そんな「サービス精神」だ。
実は、その場に言い出せなかった人がいるかもしれない。少しでいいから、休憩したいと思っている人がいたかもしれない。
そんな「サービス精神」が、一瞬でも好かれることに繋がるのだと思う。
実際、ウチの尊敬する先輩方は、息を吸うかのように相手を気遣い、サービス精神たっぷりに人と接している。だから、みんなに好かれている。
そして、そんな一瞬でも好かれることを積み重ねた結果、スター性とでもいうのか、いつも周りに人がいて、重宝される存在になっているのだ。
実際のところ、当たり前のことを当たり前にできるか、って部分も大きい気がしている。電車の中でヘルプマークやマタニティマークを付けてる人を見かけたら、席を自然と譲れるか。それくらい当たり前の行動なんだと思う。
もちろん、気付けないことも多い。
でも、気付けることもある。
じゃあ、気付けたときに、どうするかだ。
ウチは、いつもここで羞恥心のようなモノがブレーキをかけてしまって、自己嫌悪に陥ってしまうことが多い。
でも、年齢を重ねるごとに、「一瞬でも好かれるかどうか」って大事だよなぁ、と本気で思っている。
具体的になにをしていいか分からなくても、頭に先輩の姿や、相手の表情をよく見てみるだけでも意識は断然変わってくる。
うん、本当に大事だよ。
一瞬だけでもいいから、好かれたい!
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