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趣味は楽しむためにある!「ちゃんとしなきゃ」からの解放

皆さんも「ちゃんとしなきゃ意識」というものを感じたことはありませんか?

特に、楽しむはず事が目的の趣味においても「ちゃんとやらなきゃ」と考えてしまう人は多いのではないでしょうか。

僕も昔は「やるからにはちゃんとやる」と、何事にも意気込んでいました。でも今では「ちゃんと」よりも「楽しむこと」を大切にしています。

もちろん、物事や状況によってはちゃんとすることも大切です。マナーだったり、社交性・社会性の点で必要な事もある。

一般的に、上司へタメ口で接していたらアウトですよね。また、アパートでゴミ出しを好き勝手にやれば共同生活が荒れてしまうでしょう。

この様に、お互いがより良く生活をする為に必要な事はちゃんとした方が良いです。

ですが、少なくとも趣味は自由に楽しんだ方がいいと思いませんか。

世阿弥(ぜあみ)の教えから考える

ここで、室町時代の能楽師、世阿弥の教えを紹介します。

彼が残した名著『風姿花伝』では、幼少時代から老年時代までの芸事の学び方を年代別に説かれています。

最初の幼少時代には、楽しみながら学ぶことが重要だと説かれており、これは何事にも言えるのではないでしょうか。

何事も「まずは楽しみなさい」という事。

どんな趣味もまずは楽しむ。細かい事や理屈は一旦置いておいて、存分に楽しむ。楽しみ、リフレッシュし、ストレスを解消しながら元気に生きる。

次第に慣れてきて物足りなくなったり、もっと知りたい欲求が生まれた時が、より深く学ぶタイミングです。

遊戯王(TCG)もきっとそう

遊戯王でも、「ちゃんとやる」ことよりも、まずは間違えても良いから楽しむ事が大切です。

何事も楽しめないと(楽しくないと)人はハマりません。

最初から大会トッププレイヤーのようなプレイングを目指す必要はありませんし、アイディア豊富なデッキ構築を考えられなくて当然です。

まずはゲームを楽しむ。やりながら必要なルールやカードの種類を覚え、奥深さを知る。その先で、より高度なプレイングや独創的な構築などに興味が広がっていくのが王道ではないでしょうか。

「楽しさ」を伝えられる人に僕たちがなろう

ですから、初心者に教える人も、できるだけ理屈や高度な事よりも「楽しさ」を伝えたほうがいいはずです。最初から難しい事を教えてハードルを高めると、初心者参入の敷居が高くなってしまうでしょう。


僕もそのうち初心者ではなくなるので、その時は遊戯王の楽しさを伝えられる人になりたい。 趣味に年齢は関係なく、互いの趣味を尊重し合いながら、純粋に楽しめる輪を広げたい。


「ちゃんとしなきゃ」から僕達自身を解放して、もっともっと趣味を楽しみましょう!

これから遊戯王に触れる人達や、様々な趣味に触れていく人達が、心から楽しめることを願っています。

読んで頂き、ありがとうございました!

かずと


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