アルコール依存について ➊ #12【摂食障害のお話】
14歳で拒食症になりました。
この先20年も苦しむことになるなんて
思いもしませんでした。
※あくまで私の経験に基づいたエッセイです。
なるべく多くの人に読んでもらえるような文章を心がけていますが、もし読んでいて辛くなったりするようでしたらその時は無理なさらずにお願いします。
お酒が好きになる
お酒を飲むことができるようになると
食べ物よりお酒をよく摂取しました。
空腹感を満たすようにアルコールを飲みました。
食べ物でお腹を満たすより気分がいい。
気が大きくなるのか、食べてもいつものような罪悪感がなかった。
飲み会の日は特別。
お酒の力を借りて、気が大きくなるのか
いつもは制限して食べない物を食べても気にならない。
既に嘔吐を覚えていたが
出先では吐かない(吐けない)ので
ちゃんと胃に留めておくことができた。
飲み会が大好きだった。
みんなと食べたり飲んだりするのは楽しい。
よく言われていることだが、後に飲酒量は増えていく。
結果、長期間に渡って私を苦しめることとなる。
お酒の依存の怖さなど、この頃はまるで知らなかった。
ただ食べ吐きをしてる時の方が良かった。
お酒を飲んでは食欲が止まらなくなり、お腹満杯で苦しくなるまで詰め込んでは吐いていた。
時には記憶が朧げなのに、近所のコンビニまで買い物にまで出かけていた。
過食に使われる無駄なお金‥
食道も胃も心もボロボロになっていく。
恐ろしい毎日であるのに
やめられなかった。
アルコール依存性とは、薬物依存症の一種です。
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