見出し画像

メンタル強め美女の白川さんから学ぶメンタルケア


自己肯定感は簡単には上げられない

 「自己肯定感」という言葉は耳にタコが出来るくらい聞いたことがあるのではないでしょうか。
 「自己肯定感」とは、「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」というものと定義されています。

 これって、結構難しいことですよね。自分はああなりたい、こうなりたいという願望があっても、理想的な自分ではなければ自分を認めることが出来ない。

 私の母は完璧主義者です。当然ながら私にも完璧主義を求められ、学校で良い点数を取っても褒められることはなく、むしろ「その科目なら高得点を取って当たり前」、「なんで100点じゃないんだ」、「周りが出来ているのなら貴方も出来て当然」、「周りに絶対頼るな」ということが多々ありました。この環境下では当然ながら自己肯定感を育てることなんて出来ず、大人になっても自分を認められず完璧主義を追い続け、他人と比較して凄まじい劣等感を抱えています。今書いている記事ですら、誤字脱字は絶対にやりたくありませし、洗ったばかりの食器に汚れが残っているとイライラします。

 ふと、そういった思考って社会に出ると結構自分の首を絞めることになると常々感じるようになりました。今がまさにそんな感じです。しかも、それを利用する悪い大人も中にはいるんですよね。これではダメだと思い、色々とメンタル系な本を探していたらこの本を見つけました。「メンタル強め美女白川さん」シリーズ

 現在ではシリーズ3冊刊行されています。この本は精神科の先生も薦める本のようで、悩める女子に向けたバイブル本です。

 主人公の白川桃乃さんは26歳で営業事務をやっている方で、自他共に認める美女です。美女であるが故に周りからの嫉妬や嫌がらせ、いじめを経験するのですが、それを難なくハネ除けています。
 白川さんに関しては以下の作者である獅子さんがTwitterに投稿しているボイスコミック動画が一番わかりやすいかなと思います。白川さんの中の人は早見沙織さんでイメージがピッタリでした。

 白川さんの職場にいる女性陣に見覚えのある人たちばかりで、「こんな人いるよ…」だとか、「女の嫌なところ全面的に出てるなぁ」など共感出来ることも多いのではないでしょうか。特に、白川さんに対する嫉妬や僻みを影でやる人たちみたいなのは実際にいます(笑)



白川さんのメンタルケア

 タイトルにもある通り、白川はメンタルが強いとは書かれていますが、実際の所、メンタルが強くないからこそメンタルケアを身に付けてのし上がった人なんじゃないかなと思います。白川さんの学生時代はクラスメイトからいじめを受けていてドン底だった過去がありますし、仕事で嫌なことがあったらまずは受け止めて、軽度であれば流し、重度であればまずは落ち込みます。そもそもメンタルが強い人って最初からメンタルケアなんてしないと思うんですよね。例えば、以下が白川さん流のメンタルケアの一例

 白川さんは自分が何をすれば立ち立ち直れるのか、というのを熟知しています。ネイルケアをしたり、早く寝ようとしたり、甘い物を食べて発散しようとします。私はメンタルが落ち込んでいる時ほど何もしたくなくて、グルグル考え込んでしまうので、逆にストレス発散しようという思考が抜け落ちます。白川さんはそんなネガティブ思考に待ったをかけるので、メンタルが強いと言われる所以なのだと思います。

 自己肯定感が無い状態で自分を愛せというのは中々難しいと思います。自分が嫌いなのにどう愛せと。しかし、いつまでも自分を嫌っていれば、一生自分の首を絞め続けることになります。少しずつでいいから、落ち込んだ時に延々と考え込んでネガティプループにならないようにメンタルケアを模索してみれば、絞められ続けた首が少しは楽になるのかなと思います。

 白川さん考案の「安心カード」はメンタルが落ち込んだ時にかなり効果を発揮するので、かなりオススメです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?