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みんなのヨガ体操 ~色んなポーズをとってきて思うこと~

こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです。

今回は
僕がヨガトレーナーとして、
「ポーズに求めること」を書いていこうと思います。

結論からいえば、
“ポーズの再現性が高いこと”
をとても重要にしています。
平たくいえば、
“誰でも簡単に真似しやすいポーズ”
ということです。

これには理由がありまして、
ヨガ体操やポーズは、
なるべく多くの人が、身体を整え、鍛えることができる
“健康になるための手段”
であると考えているからです。

このような考えになったのは、
自分自身の過去の経験からです。

以前、
僕も難しいポーズにチャレンジした時期がありました。
ずいぶん前の話だけど、
2時間~3時間くらいかけて、
84種類のポーズを行うクラスで定期的に練習していました。
もう聞くだけで大変 笑。

もちろん、84種類もあるから、
アクロバットなポーズも沢山あって、
とにかく、僕は全然できなかった・・・笑。
(少しだけできるようになったポーズもありました。念のため、笑)
ただ、難しい事にチャレンジしていることが、とても楽しかったのを覚えています。

そして、
定期的にクラスで練習していくうちに、
難しいポーズが多すぎるし、時間も長いため飽きてきました・・・笑。

また、練習していく中で
「難しいポーズは、個々の身体的な特徴によって、得手不得手がものすごく出る」
ということに気づいてきました。
そして、少しずつ自分の中でポーズに対する認識が変わってきました。

もちろん、
練習を重ね難しいポーズができるようになることは、
とても素晴らしいことだと思います。

しかし
自分がヨガトレーナーとしての立場を考えた時に
個々の身体的特徴により制限されるようなポーズが
ほとんどの人には、とてもtoo much (過剰)に思えてきたのです。

難しすぎるポーズが、
「スタジオに通って来てくれている、多くの方に意味があるのか?」
「自分がすごいと伝えるだけの自己表現になっているんじゃないか?」
こんな事を考えるようになりました。

そのなかで出た、自分なりの結論が、
“誰でも真似しやすい簡単なポーズを、ヨガを実践する本人が、できるだけ正確に使いこなしてほしい”ということ。
そして、その手助けをすることに、ヨガトレーナーとしての価値を置くようになりました。

だから僕は、
“再現性の高いポーズ”
を皆さんに強くオススメします。


ヨガトレーナーとして、先生や生徒さんが”ポーズをとること”を目的にし、怪我をしてしまうことにショックを受けてきました。健康、人生の助けになるべきヨガにあってはならないことです。ヨガを実践する皆さまの力になるよう、僕が伝えられることを真摯に発信していきます。ありがとうございます。