木村優斗

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木村優斗

ハウスケープ COO ← CDI マネージャー [HouScape]https://h-scape.com/ [いえサプリ]https://h-scape.com/iesapuri/

マガジン

  • 屋根屋さんウェビナーの要約・録画

    • 4本

    先進的な屋根屋さんに根掘り葉掘りお話を伺うウェビナーの要約と録画をまとめています。

  • 私たちハウスケープについて

    • 3本

    HouScapeをどんな想いで創業したいか、何を成し遂げたいか、どんなメンバーが集まっているかをまとめています。

  • 屋根屋2.0アンケートレポート

    • 1本

    私たちのFacebookコミュニティにご参加いただいている屋根屋さんに実施したアンケートを集計し、分析しています。

  • 屋根屋さんインタビュー

    • 3本

    ステキな屋根屋さんのインタビュー記事をまとめています。

  • アジア事業再考 powerd by oriri.

    • 15本

    経営コンサルタントが「アジア」という視点で感じ、考えたことを発信します。 このマガジンは主に、oririのメンバーが執筆しています。 oririは株式会社コーポレイトディレクション(CDI)内カンパニー。企業の経営が「らしく、あたらしく」変わっていくことを支援しています。

最近の記事

屋根屋さんが、お客さまから本当に信頼される秘訣とは?ー石川商店代表・石川弘樹さん

こんにちは。 HouScapeの木村です。 先進的な取り組みをされている屋根屋さんにお話をお伺いする企画、第3弾は石川商店代表の石川弘樹さんです! 石川商店さんは、品川にある設立73年の老舗屋根屋さんです。 石川さんといえば、特にYouTubeが特徴的です。 10年近く前、まだYouTubeが盛り上がる前から動画を投稿し始め、消費者の方に屋根に関する情報を発信され続けています。 それだけでなく、瓦割りの動画を上げられていることでも有名です。 YouTubeを含めた情報発

    • ハウスケープの取締役になりました。

      こんにちは。木村優斗です。 2023年の年末に、新卒からお世話になったCDI(経営コンサルティング会社)を離れ、ハウスケープ(住宅領域のスタートアップ)の取締役COOに着任しました。 いつもお世話になっている方にご報告するために、また、これからお会いする方に自己紹介をするために、noteを書こうと思います。 アルバイトに明け暮れていた学生時代「作って残せる」人がカッコよかった 私は小さいころ、建築家になりたいと思っていました。 父が建築学科を卒業していたことがきっ

      • ”客観的に見直すからこそ、新しい挑戦ができる”-山本瓦工業グループ代表・山本武司さん

        こんにちは。 HouScapeの木村です。 先進的な取り組みをされている屋根屋さんにお話をお伺いする企画、第2弾は山本瓦工業グループ代表の山本武司さんです! 山本瓦工業グループは、愛知県の豊橋市や豊川市を中心に事業を展開され、toC工事にもいち早く取り組まれていらっしゃるほか、SNSでの発信やドローンでの屋根点検などさまざまなことに挑戦されています。 また、事実や数字に基づいた細かな経営管理をされていらっしゃることも山本さんの特徴です。 (私が知る範囲では、屋根屋さんの中

        • AIじゃなくて僕が絵を描く意味って何だろう?

          最近、結婚したばかりの友人のイラストを 描かせてもらう機会がありました。 もともとたまーに家族のイラストを描いたりしてたんですが、 その絵を気に入ってくれて、 描いてほしいとお願いしてもらえたんです。 お願いされて描くのは始めてだったので少し不安もありましたが、 描きだしてみると楽しくて最終的には自分でも満足のいく絵が描けました。 こういうイラストは、 もしかしたら機械(AI)でも描けるのかもしれません。 でも、僕が描く意味は、 (少なくとも今の時点では)あるんだろう

        屋根屋さんが、お客さまから本当に信頼される秘訣とは?ー石川商店代表・石川弘樹さん

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        記事

          ”建築の未来・板金の未来は絶対に明るい”-ウチノ板金・内野友和さん

          こんにちは。HouScapeの木村です。 先進的な取組みをしている屋根屋さんにお話をお伺いする企画、 第一弾はウチノ板金の内野友和さんです! 内野さんは地域の工事業もやられながら、 建築家の隈研吾さんとリノベーションプロジェクトをされていたり、フランスで板金の折り鶴のワークショップをされていたりします。 他にも、屋根の点検と偽って詐欺をはたらく悪徳業者から、地域の人たちを守るプロジェクト「三方よしの屋根点検」も主宰されています。 点検費用はすべて赤十字社を通じて国内義援

          ”建築の未来・板金の未来は絶対に明るい”-ウチノ板金・内野友和さん

          #12_現地調査での、頭の使い方

          現地調査の目的海外市場の「覗き込み方」の一つに、現地調査がある。なぜ企業は安くない経費を払って、現地調査を行うのだろうか? 一つはやはり、「分かるため」だろう。 日本人が感覚的に「分かる」と思えるのは、日本国内とせいぜい韓国、中国くらいだろうか。その外側のことは、体感として「分からない」日本人が多いはずだ。 日本からデスクトップリサーチをしても、頭では分かっても身体では分からない。身体で分からないと、事業のアイデアは生まれにくい。 だから、少しでも身体で「分かる」ため

          #12_現地調査での、頭の使い方

          #8_『xx市場』、ほんとうに見えてますか?

          2020年、市場調査等のためにインドを訪れた。複数の都市を訪れて、私の「インド市場」に対する解像度の低さを実感した。事前に日本でインドを調査していて、(無意識にではあるが)ある程度インドのことを「見えている」つもりになっていたのだ。 分かりやすいところでいえば、宗教について。 信仰する宗教の割合をみると、ヒンドゥー教徒はインド全体の8割だ。 しかし実際にインドに行くと、地域によってこの構造は全く異なっている。ほとんどがイスラム教徒という地域も多くある。 また企業の競争環

          #8_『xx市場』、ほんとうに見えてますか?

          草鞋の履き方

          僕は、コンサルティングファームで働きながら武蔵野美術大学でデザインの勉強をしています。 デザインを勉強する上で、気を付けていることがあります。それは、デザインをコンサルティングに無理につなげようとしないことです。 僕の中では当たり前に持っていた考え方ですが、この考え方に同僚が興味を持ってくれたので、なぜそう考えるのかを簡単に書こうと思います。 ひとつは、もったいないからです。 デザインがどうコンサルティングにつながるのか、説明しようと思ったらこんな感じでしょうか。 「

          草鞋の履き方

          しかと

          文様は「鹿の子(kanoko)」で、鹿の背中に現れる柄を模しています。色は「深支子(kokikuchinashi)」で、クチナシの実の色を模しています。 「しかと」という言葉は、花札の10月の絵柄に描かれている鹿がそっぽを向いていることに由来しています。 また、「クチナシ」という植物の名前は、クチナシの実は熟しても口が開かないことに由来しているという説があります。和歌でも、掛詞に使われています。 秋っぽい柄と色の組み合わせに、ちょっと無理やり名前を付けてみました。笑 文

          伝導

          エンタメ/ポップカルチャーの流行により一般に広く定着した柄を、同じく流行によって大衆に認知された色で塗りました。 文様:麻の葉(asanoha)正六角形を重ねて配置した文様。 その名の通り、形が麻の葉っぱに似ていることに由来しています。 麻は人類が栽培してきた植物としては最も古い部類に入り、日本でも縄文時代から栽培されてきたそう。 麻は、 ・虫がつかない=神聖、魔除けの力を持つ ・まっすぐ伸び、生命力が強い と認識されていたため、 麻の葉模様は産着の定番の柄として、平安

          邂逅(かいこう)

          会社の同僚に、作品に名前を付けたらどうかというアドバイスをもらった。文様と伝統色の組み合わせに奥行きがでたら面白そうなので、これからは名前をつけてみます。 「人のつながり」を表す文様を、「デジタルだからよみがえった」伝統色で塗ったので、「邂逅」という名前にしました。 文様:七宝(シッポウ)正円1つと四分円4つを配置した正方形を、上下左右に並べたもの。 輪(和)が上下左右に重なって広がっていくことから、「縁」や「円満」、「子孫繁栄」を表す縁起の良い柄。 文様の名前に使わ

          邂逅(かいこう)

          矢羽根

          パワポで矢羽根を書いていたら、日本の伝統色で塗りたくなってきた。 幾何学模様を繰り返していく日本の文様は、作っていると気分転換になるしイラレのいい練習にもなるので、これからもたまに描いていきます。 文様:矢羽根(矢がすり)名前の通り矢につける羽を意匠化したもの。 ・「的を射る」 ・「矢はまっすぐ進む」 ・「射たら戻らないので、嫁入りにもたせると良い」 などなどから、縁起を担ぐときに使われてきた。 大学の卒業式で矢羽根柄の袴が良く着られるのは「はいからさんが通る」の影響ら

          「美大いくの?デザイナーになるの?」 (2/2)

          以前書いた内容ですが、私にとってデザインを学ぶことの意義は、 「アプリのインストール」ではなく 「OSのアップデート」である ということだと認識しています。 では、デザインを学ぶことがどうOSのアップデートにつながるのでしょうか? 前提として、「デザイン」という極めて曖昧な言葉を定義する必要があります。 私は「デザイン」を、「アート」の対比として理解しています。 「デザイン」と「アート」では、意識のベクトルが反対です。 そしてその語源が意味するように、 「デザイン

          「美大いくの?デザイナーになるの?」 (2/2)

          「美大いくの?デザイナーになるの?」 (1/2)

          僕は経営コンサルティングファームに勤めています。 そして、最近武蔵野美術大学に入学してプロダクトデザインを勉強しています。 大学は通信教育課程ではあるのですが、130単位程度履修をして学位を取得するコースなので、仕事との両立は結構大変です。 本を読んでレポートを書いたり、自宅で絵を描いたり、月に1〜2回は土日に大学に通っています。 そんなことを知人友人に話すと、不可解そうな顔をしてよく聞かれることがあります。 「美大いくの?デザイナーになるの? コンサルタントはどうする

          「美大いくの?デザイナーになるの?」 (1/2)